第222回 日本体育大学長距離競技会 2012年4月14日(土) 


(久しぶりの観戦)
4月14日、仕事が入っていて日体大へ行くなんて想定していませんでしたが、3月末の突然の契約満了で、急遽、観戦がかないました。
中大の選手の出場組の時間に合わせてといいつつ、遠距離の移動ゆえ何があるかわからないということで、早めに出るつもりが、結局、新幹線に乗ったのは13時前でした。
というのもまず家を出る前に元職場の同僚が、その後のことを心配して電話をくれたので、しばらく話しをしていました。
いまでこそ、結構、冷静にいれるんですけど、退職直後は混乱して、同僚に話を聞いてもらわなければやってられませんでした。
ということで、せっかくかけてきてくれたので、20分ほど話をしていました。
その後、家を出て京都駅に着いて、荷物を預けようとコインロッカーを探すのですが、どこもここもいっぱい!
観光シーズンの京都を甘くみてはいけないのですが、コインロッカーもそうでした。
とってもへんぴなところまで行って、ようやく1つ、空きロッカーを見つけて、日曜日の練習会のウェア他を預けることができました。
新幹線は、まぁまぁ混んでいましたが、そこそこ快適でしたが、約1名「いびき」の方がいらっしゃって、仕方ないのでお茶の勉強はやめて、キマグレンを聴いていました。
これも想定の範囲です。

(現地まで)
新横浜までは2時間、長津田へ出て、東急で青葉台へ。
そこからバスで日体大です。
青葉台の駅に降りた途端に冷たい雨と風に思わず「さぶ〜」と。
京都を出るときは場違いなくらい厚着をしてきたつもりなのに、こちらに着くと少々場違いなくらい薄着でした。

日体大でバスを降りたとたんに、今度は強い風にびっくりでした。
わたしがもっていた折りたたみの小さな傘はふっとびそうでした。
これでは傘をさしての観戦は困難と思い、持参していたレインコートを着用しました。
レースは10000メートルの2組、3組で、お目当ての4組まではしばらく時間があったので、屋根のあるベンチのところで待機していました。
ただ、屋根があっても吹き込む雨で、少々、しのげる程度でした。
4組のレースが始まって、通過タイムが見えるようにスタートラインの少し前にスタンバイしました。

(4組 レース経過)
4組には、中大からは多田くんと大須田くん。
スタートリストにはOBの加田くん、OBではありませんが保科くん(日体、日清食品)の名前もありましたが出場していなかったようです。
この組は、帝京大学、山梨学院大学、神奈川大学等の選手が複数エントリーしていました。

1周目は70秒(目視によるものなので、正確ではありません)とゆっくりとした入りでした。
大須田くんが前から3番目くらい、多田くんが真ん中あたりにいます。
集団でしばらく同じようなペースであまり動きのない状況が続きます。
ラップは70秒、71秒、1キロは3分と少し、73秒、71秒、70秒、2キロは5分55秒。(足し算すると違ってきますが、目視によるものなので誤差があります)。
さらに71秒、72秒、73秒と70秒を超えています。先頭は神奈川大学の鈴木くんやヤクルトの選手です。
大須田くんは3番あたり、多田くんは真ん中あたりを走っていました。
25周をイーブンでということはあり得ないとしても、もし71秒だったらなんとか30分を切るくらいなので、集団で70秒を超える展開に「どういうところに合わせて走ってるの?」という疑問すら感じていました。
5000メートルは14分56秒。
このままだとやはり30分かかってしまうけど、、、と思ってしまいます。
12周から13周、5000の少し前から少しペースがあげたようで、ようやく70秒になったようでした。
ここで先頭に出たのが多田くんで、13周、14周と70秒でした。
6000メートルは17分53で2分57秒。このペースでいくと29分30秒が見えてきます。
先頭は、中学大の室田くん、大東大の田口くん、創価大の小島くん、そして多田くんです。
それでも70秒を切ることはなく、7000メートルは20分50秒で2分57秒となんとか3分は切っています。
7000メートル以降は、70秒ペースで多田くんが先頭です。
7800メートルで多田くんがトップ、次いで大東大の田口くんです。
大須田くんは、トップからは14秒くらいはなれています。
8000メートルは、23分46秒で2分56秒。20周からは69秒、70秒とゆるやかにペースアップしています。
9000メートルは26分42秒で、2分56秒。23周、24周は69秒です。
多田くんの最後の1周は67秒とペースをあげましたが、29分31秒12と30秒切りならずの惜しい結果でした。
大須田くんは、後半で少しずつペースダウンしてしまい30分29秒76でした。
極端なペースの変化のないレース展開でした。

(5組 レース経過)
多田くんのいいレースをみて5組も続いてねという思いでの観戦です。
競技場は相変わらず寒くて、記録をとるのに手がかたまってしまいそうでした。
中大からは塩谷くんと須河くんがエントリーしています。
プログラムをみると、外国人選手のカタカタの名前が3名分ありましたが、出走は山梨学院大のオムワンバくんのみでした。
山梨学院大の外国人選手は、付属の高校から進学されるパターンが多かったように思うのですが、オムワンバくんは大学から入学の選手だと思います。

最近、わたしは不勉強でどの選手がいいタイムをもっているのか、あまりわかっていないのですが、早稲田の志方くん、明治の有村くん、大東大の市田くんは、認識しています。
志方くんは兵庫で中学生のときからみていますから。
帝京大、山学大、東農大、明治大から複数の選手のエントリーがあります。
ヤクルトの選手も5名、エントリーです。

最初は69秒〜68秒で入り、1000は2分52秒でした。
69秒イーブンでいくと28分45秒になります。
須河くん、塩谷くんはだいたい真ん中あたりにいました。
2000くらいで少しペースが落ちたようですが、69〜70秒のあいだのラップを刻んでいました。
2000くらいでは塩谷くんは前に、須河くんは少し後ろでした。
2000は5分44秒で最初の1キロと同じく2分52秒でした。
3000は8分41秒(2分57秒)と少し落ち着いたペースになります。
前のほうには駒大の中村くん、ヤクルトの池田くん、明大の有村くん、早稲田の志方くんがいます。
塩谷くんは、真ん中あたりです。
中村くん他5名が少し前にいき、集団が崩れます。
その後、前は3人、少しはなれて2人、その後ろの集団という流れです。
4000はタイムとれませんでした。
このあたりは70秒くらいでした。
70秒イーブンでいくと29分10秒になります。
前半が70秒をきってたとはいえ、ここでこう着するとあっという間に29分台になります。
5000メートルは14分30秒ですから、×2で29分です。
5000を過ぎてから前3人がさらに出て、そのあと2人、集団という構成は変わっていません。
先頭と集団との差は8〜10秒くらいだったと思います。
先頭は68秒くらい、8000で70秒くらいになりますが、そのあとはまた68秒と速くなっていきます。
たぶん、8000から9000くらいで山学大のオムワンバくんが前のほうに出たのだと思います。
順大の田中くんがどのあたりで前に出たのか、記録していませんが、28分45秒というタイムからするとこのあたりではすでに先頭にいたのだと思います。
須河くんは8000くらいで前のほうに出て、塩谷くんと入れ替わるような感じになりました。
2人はそれほど離れていなくて、先頭が68〜69秒くらいでいくなか、たぶん70か、70を少し超えたくらいだったと思います。
ラストの1周は、先頭が27分42秒くらい、須河くんと塩谷くんが28分16秒だったので、須河くん29分19秒、塩谷くん29分22秒という結果からすると、最後の1周までしっかり走りきられたということだと思います。
トップは田中くん28分45秒、オムワンバくん、中村くん、有村くんが28分台でした。

雨に濡れながらの観戦のため、ノートは濡れるし、タイムは見にくいし、寒いしで、あまりちゃんとした観戦記にはなりませんでした。
また、今度、頑張りますので、とりあえず観戦記の復帰戦はこれくらいで。

花子のノート