44回全日本大学駅伝対校選手権大会 関東学生陸上競技連盟推薦校選考会
                                          2012年6月30日 国立競技場)

今年は観戦していませんので総合成績表からいろいろなことを想像してみたいと思います。

まずは結果から

順位

大学名

タイム合計

上位とのタイム差

山梨学大

35728.32

.以下切り捨て

日体大

35743.48

15秒(15秒)

帝京大

35838.53

55秒(70秒)

神奈川大

35910.21

32秒(103秒)

東海大

35935.81

25秒(128秒)

大東大

35948.10

13秒(141秒)

順大

35955.93

7秒(148秒)

中央学大

40001.93

6秒(153秒)

城西大

40016.05

15秒(168秒)

10

國學院大

4014.39

45秒(213秒)

20校は見渡す力がありませんので、上位10校のみですみません。

5位通過の東海大と9位の城西大まで41秒差ですから、まずは9位の城西大までは、通過の可能性は十分にあったと思います。

そして東海大については、あとで書きますが、通過の仕方が例外的ともいえるので、なおさらチャンスは大きかったと思います。

昨年、予選通過の条件として、あげたのは次の3つです。

・大きく遅れる選手がいないこと:31分かかる選手がでるときつい

・4組の選手がエースの走りをすること:29分前半で走る選手がいること

・無難に走ること:30位以下にならないこと

まず31分台の選手がいたにもかかわらず通過をしたのは東海大のみでした。(ただ3101秒なので、むしろ31分ギリギリだったからなんとか通過できたともいえます。)

大東大、順大は3つの条件はクリアしていますが、大東大、順大とも25位、29位という選手がいます。

中学大は28位、32位と、2人が30位前後になると、通過は難しくなるのだと思います。城西大は28位、37位の選手がいました。國學院は31位、33位の選手がいました。

4組の選手がエースの走りをすることということでいえば、各大学の上位2人のタイムは下記の通りです。

 

 

上位2人のタイム

2829分台の数

2930以内)

山梨学大

283913

290128

5人

(3人)

日体大

290577

290838

5人

(3人)

帝京大

290328

292340

4人

2人)

神奈川大

293651

293753

5人

(0人)

東海大

285766

292183

5人

(2人)

大東大

285399

291201

3人

(2人)

順大

292019(3組)

292033

3人

(2人)

中学大

290697

292029(3組)

3人

(2人)

城西大

285333

291978

4人

(2人)

10

國學院大

291641

293808

4人

(1人)

と、表を作りましたが、上位2人のタイムはあまり参考にならないことがわかりました。むしろ、29分台、とりわけ2930秒以内で走った選手が何人いるかのほうが、参考になると思います。

「たら、れば」を言えば、大東大、順大、中学大は、あと1人29分台で走っていたら、そして、あと1人、もう少しタイムの底上げができていれば、ということになったと思います。

城西大は、3124秒、3041秒をカバーしきれなかった、ということになると思います。

國學院大は、3055秒、3058秒をカバーしきれなかったということになると思います。

東海大は、村澤くん、早川くんをはずしての通過ですが、大東大、順大、中学大、城西大の「たら、れば」があれば、十分、通過の可能性があったので、薄氷のなかの通過だと思います。

主力をはずしての5位通過で、もし通過していなかったら、監督の責任問題になっていたと思います。どうも東海大は、今の監督に限らず、どこかなんか不思議なことをするような気がします。村澤くん、早川くんが走れる状態にあったのであればのハナシですけど。

昨年、トップ通過の青学が14位と。2組までは順調だったのですが、3組で3029秒の選手がいても、4組次第のはずが、28位、36位では厳しかったでしょう。エースの出岐くんが3113秒では、惨敗ということでしょうか。

こうしてあらためてみてみると通過の上位4校は、「チーム力があり、エースが力を出し、アクシデントがなかった」ということに尽きると思います。

タイムとか、慎重にひろったつもりですが、間違っていたらすみません。

花子のノート