20年目を迎えるにあたって
「花子のノート」は19年前に開設したサイトです。
インターネットがいわゆる「理系」の人から万人のものになろうとしていた時期だったと思います。
あの頃の「理系」の人たちの大所高所っぷりはなかなかなものでした。
そんなどうでもいいことを思い出してしまいました。
数字やカタカナは半角でとか、マイクロソフトのメールソフトを使用するのはけしからんだとか。
そういう人がワード使ってたりして、一貫しないなぁと思ったり。
わたしのサイトはホームページビルダーというソフトを使っているのですが、まもなくブログが始まり、ミクシーが始まり、ツィッターが始まり、フェイスブックが始まり。
今では動画も当たり前ですが、20年前というと、写真1枚送信するのにも時間がかかっていました。
何事も今は昔です。
20年前と変わったこと、変わっていないこと。
難しいですね。
当然、年齢を重ねていて、同じように家族も年齢を重ねて。
「スポーツを書く」仕事をしたいと本当に考えていたのですけど、好きなことを仕事にすることの辛さから逃げて、本気で挑戦はしませんでした。
福祉業界には10年いました。
またいつか戻るかもしれませんが、仕事は仕事と割り切って仕事をしていました。
今の相談業務は、法律の勉強をしていたことが今ごろになって役に立っています。
法律をちゃんと学んでいてよかったと30年後に実感しています。
その法律を学んだ大学の陸上を応援しているというのは、因縁めいたものを感じています。
法律を学ぼうと考えたのは、わたしの人生において必然だったのかもしれません。
好きなことをしてきた19年だったと思います。
いろんなことがあって、しんどいこともたくさんありました。
思い出したくないこともたくさんあります。
言ってしまえば、それも人生。
今は、1日終わって、晩御飯が美味しく食べられることがささやかな幸せのような気がしています。
振り返りはもう少し続きますがとりあえずここまでです。
第2章の行末はぼちぼち考えます。