1999/09/04 のメモ

(一日くらいの遅れは大目に見てねバージョン)

[大森サイファイ伝言板へ]
[表紙に戻る]

さて、三枝さんの発言を振り返ってみよう。

(引用開始)
ウェルズの「宇宙戦争」なんかは、社会現象になったそうです。バロウズの「ジャングル・ブック」は当時の社交界で大流行したそうですし(「デビュー」という言葉は社交界用語でして、そこからわかりますように、社交界は大人にならなくては参加できなかった)。
(引用終了)

された質問に対し論証方法がおかしい、というツッコミもあるのだけれど、そういう部分をのぞいてもツッコミどころは多い。

また、「類猿人ターザン」の発表が1912年、「ジャングル・ブック」の発表が1894年と18年は違うので、どちらが流行ったのかということはホントにはっきりさせて欲しいですね。

ちなみに私自身は「宇宙戦争」や「類猿人ターザン」が出版された当時は大人向けであった、という点には全く異論ありません。大人向けというよりは、今で言うなら15歳以上推奨とかそんな感じに近いんじゃないか、と思いますが。