Title Live

Vol.2
▼'97 Comcert Tour "My Story"
松田聖子

'97.6/5 川口リリア メインホール
(約3,000名収容)



▼Menu(Total 2h12min.)
1.So much in love
2.波乱万丈
3.Friend
4.Sing
5.Let's Talk About It
6.私だけの天使〜Angel〜
 (プロモーションVideo)
7.私だけの天使〜Angel〜
−MC−
8.あなたのその胸に
9.切なすぎる心
10.あなたに逢いたくて〜Missing You〜
11.Good For You(プロモーションVideo)
12.素敵にOnce Again
−MC(メンバー紹介)−
13.<みんなで歌おうコーナー>
 Rock'n Rouge
14.<Hitメドレー>
 時間の国のアリス
 〜渚のバルコニー
 〜ピンクのモーツァルト
 〜Only My Love
 〜チェリーブラッサム
 〜夏の扉
−MC−
15.大切なあなた
−Encore−
16.さよならの瞬間
17.輝いた季節へ旅立とう
 松田聖子・恒例の夏のコンサート・ツアーが6/5川口リリアを皮切りに始まりまして、初日に行ってきました。 今回も、先行発売のアルバム”My Story”をメインに、後半のHitメドレーコーナーも忘れずの構成でした。 あと、今年はコーラス、ダンサー共に女性のみというのが例年と違ってましたね。

 オープニングは、アルバム1曲目の「So mmuch in love」、立て続けに2、3曲目とアルバムの収録順だったのが、不満(だけど体はノッてしまうのが悲しい)。 アルバムを、コンサートの構成を考慮に入れて制作しているのはわかるけど、それはないんじゃない? ”今年こそ、オープニングは…”とちょっと期待していましたが、いつも通りでした。思い切って、アルバムLastの「Sing」から入った方がおもしろかったと思うのですが。

 5曲目は、去年のアメリカ発売シングルのLive初披露ってとこで、◎でした。そして、衣装替えを挟んで、バラードコーナーへ。 プロモーション全編流すのは、賛否両論でしょう(まぁ、衣装替えの間に時間をつなぐための演出ですからねぇ。ムキになって文句言っても…)。 次の衣装替えを挟んで、MCにも行くんですが、MCの時間が意図的に短かったのは、初日の(時間調整)ためだったんでしょうか? そして、これまた恒例の<みんなで歌おうコーナ−>で、今年の課題曲は「Rock'n Rouge」。このコーナーでの女性ファンのノリ方は凄まじいモノがあります(Liveらしくてイイです)。 一部(友達に連れられてきたアンチ聖子ファンとか、ノリ切れない男性ファンとか)をのぞいてやはり好評なんだなぁと思わされます。

 後半のHitメドレータイム。実は、この途中当たりまで、筆者は予定調和(ウラギリのない)の進行にどうも気持ちがノリ切れていないフシが多分にありました。 が、メドレーの「Only My Love」(演るのは9年ぶりらしい)のイントロで、全てがブチ切れてしまいました。会場全体も1テンポくらい遅れてスゴイ歓声と合唱する声に包まれました。 もしかして、そういうヤキモキした想いで、見てたヤツらは結構いたのかも(明らかにその前後で会場のノリが違ってた)? そのあとは、「チェリーブラッサム」、「夏の扉」と全曲合唱の嵐でしたもんね。 余談ですが、去年の初日・川口のMCで、会場から「Only My Love」歌ってくれとのリクエストに即興でサビを歌ってくれ、 『来年はちゃんとできるようにしてくるから』と軽く流していたが、まさかホントに演るとは思わなかった(他の会場では、そうそう言ってないらしい)。

 あとは、勢いにまかせての本編Lastソング「大切なあなた」、Seikoコールのアンコールを挟んで、2曲。 「さよならの瞬間」は、TVでも1度しか歌っておらず、新鮮で◎でした。で、Lastは去年と同じ「輝いた季節へ旅立とう」で幕をとじました。

 で、最後にですが、相変わらず20代〜30代前半の女性ファンの数とパワーはスゴかったです。男性は、1割ちょいぐらいか?でも、男性のSeikoコールはその分目立ったりします。 コンサートの構成に関しては、そろそろ次のSTEPに行ってもいいんじゃないか?と。アルバムの曲順で演られちゃうと、いくらファンでもDokiDokiがなくなっちゃうもん、ね。 とりあえず、オープニングをアルバムの1曲目っていう構成を来年はクズして欲しいです。でも、「Only My Love」はよかったぁ(一昨年の「制服」、「蒼いフォトグラフ」聞けたとき以上)…。 あと、今年は「赤いスィートピー」、「天使のウィンク」、「青い珊瑚礁」を演りませんでしたねぇ。それもたまには、○だと思うなぁ。
結論、まぁ今回は、昔からのファンにとっては「Only My Love」(フルコーラスじゃないけど)を聞くだけでも…という価値はあります。涙できます、はい。
 

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