Title Live

Vol.13
▼LIONFLOORLADY
KAN

'98.4/25 東京厚生年金会館
(観客3,000名)



▼Menu(Total 2h15min.)
Opening<テーマ曲>〜
1.STALK(新曲:タイトルは5/18付オリコン記事より)
2.今夜はかえさないよ
−MC−
3.言えずのI Love You
4.Songwriter
5.けやき通りが色づく頃
6.恋 人
7.プロポーズ
−MC−
8.牛乳のんでギュー
9.長ぐつ

▼アンプラグド・コーナー
−MC−
10.HAPPY BIRTHDAY

▼田舎(?)舞台セット
11.ドラ・ドラ・ドライブ大作戦
12.サンクト・ペテルブルグ
 −ダジャレ男の悲しきひとり旅−
13.Oxanne−愛しのオクサーヌ−
14.SAIGON
15.SONG OF LOVE
 −君こそ我が行くべき人生−

−Encore−
Opening<テーマ曲>〜
16.COME TOGETHER
17.適齢期LOVE STORY
〜18.ダイジェスト・メドレー<18曲+1曲>

−W・Encore−
19.永 遠
 年、友達から『KANのコンサートは演出がめちゃくちゃおもしろいから』と薦められて行く気になったのだが、 そのときのツアーはKAN初(笑)の”じっくり聴かせるコンサート”だったらしく、通常のモノとは全然異なる進行だったとか。 初めて観た自分の感想は、「それはそれでよかった(笑)」んだけど、前出の友達曰く『ホントは、あんなんじゃないから』と言われ、 2度目のKANに挑戦!予定の5分落ち、6:05pm、Start。

 Openingのテーマ曲(3分くらいはあったか?)が淡々と続き、雰囲気をだんだんと盛り上げたところで、ピタッと演奏終了。 1呼吸置いたところで、中央セットから”ポォ〜ン”と(ビックリ箱のように)KAN(らしき人物)が飛び出す。 ロボコップのような格好をしていて、最初動かなかったので、人形かと思ったんだけど、 1曲目のイントロが始まると、”KAN”の声で歌い出したので、おそらく本人だったのでしょう(笑)。 いきなり今回のオリジナル曲だったため、タイトルはわからず。ただし振り付けはマイケル・ジャクソンのパロディだった(後で、聞いたら”マイケル弱小”と呼ばれているとか)。 ”弱小”なためか、曲の終わりで倒れ、コーラスふたりに担ぎ出されていった(笑)。 そしてノーマルな(?)格好に着替えて1曲歌い、簡単なあいさつMC。
 次に飛び出したのは、「言えずのI Love You」。 コレを聴けたのは、うれしかった。そして派手な演出なく、5曲ほど続く(←オイオイ、それが普通なんだって)。 で、MC。「1曲目の格好はめっちゃくちゃキツかった。あれでもう半分くらい体力を使い切ってます。」と本音をポロリ。(^_^;)
 1曲挟んで、「長ぐつ」。何が出てくるのかと思ったら、 舞台中央に巨大な長靴が出てきて、その中に入って頭だけ出して歌う。このチープさがかえって、受けた(でも、まだまだほんの入り口だったことに後から気づく)。 次のアンプラグド・コーナーではキャンプファイヤーのセットで、バンドメンバーのMCでつなぎ(コレがおもしろいんだ)「HAPPY BIRTHDAY」を歌う・・・、フォークゲリラ風に 最後は歌詞まで適当に付けて観客をあおる。 そして今回の最大の仕掛け「ドラ・ドラ・ドライブ大作戦」に来る。 メンバーの扮装もステージも田舎風に変わり(コーラス2人なんかクワとか桶かついでいたもんね)、 歌詞まで”田舎Version”に変えてあるという超おふざけ(^_^;)なヤツ。 とどめは、歌の途中で本人を残してステージの幕が閉り、会場が明るくなり、場内アナウンスが入る。 「本日の公演はすべて終了〜お気をつけてお帰り下さい、なぁ〜んてのはウソ、ウソ、♪ドラ・ドラ・ドライブ〜」と、 徹底した仕掛けというホント爆笑ものだった(コンサートってそういうモノか(笑)?)。 結局カゴを背負ったまま次の「サンクト・ペテルブルグ」をピアノで歌う。 「Oxanne」では、コラースが何気に”♪オッパイ・パイ〜”となっていた。 「SAIGON」では、ベトナム民族衣装に着替え、 ステージセットも最後には戦車まで出てくるとい・・・さらに、ベトナム民族(ぽい?)立て看がステージ上にズラっと出てきて 全員で手を振る始末(ほとんど”♪テークマハー、ギービュハー”状態、ってわかる人にしかわからない表現でゴメン(笑))。 そして本編ラスト「SONG OF LOVE」、 途中から、先ほどの曲の終わりに引っ込んだベトナム民族(ぽい?)立て看が、今度はアジア系民族の顔になって、ステージ上にズラっと登場。 2番歌い終わったところで、民族の後ろにKANが隠れ、スティービー・ワンダーならぬ”スティーブ椀田”に変身する。 と同時に、立て看の顔が一斉に黒人系に変わり・・・そしてまた全員で手を振る(笑)。<ここで帰っちゃぁ、いけない。さらにもう一つのメインはアンコールにあったりする。>

 アンコールは、幕が開くとセットも演奏もOpeningと全く一緒で、 「今度はどうするつもりだろう?」と期待感が高まり、テーマ曲が終わる。 1呼吸置いて、真ン中のセリから”ポォ〜ン”とカンフー衣装でKANが登場。 なんと、Beatlesの「COME TOGETHER」。 バンドメンバー紹介を挟み、「適齢期LOVE STORY」。 そして、お待たせ!本日の公演曲全ダイジェスト・メドレー!!!!! つまり、今日演奏した全曲をメドレーにしてやってしまうというたぶんこんなコトやってるアーティストって 他にはいないんじゃないかな?これだけでも聴く(観る)価値あり! しかも途中にTMレボレの「WHITE BREATH」まで入り(”♪やってません、やってません”とオチあり)、 まさに爆笑モノ。そして、最後の曲のラストにつながり、幕。
 ・・・っと、まだ終わらない。Wアンコールでは、ピアノ弾き語り「永遠」、 それで、ホントの幕でしたとさ。
 イヤ、聞きしに勝る超おばか振り!百聞は一見にしかず。 これならKANの歌を知らない人でも楽しめるという、知っている人は「どこが変更されているか」で楽しめるというコンサートでした。 観客構成比は、やっぱ女性の方が多かったですね。
 最後に、もう一度。「ダイジェスト・メドレー、もう最っ高ぉ〜!(その前振りもまたおもしろいんだけど、書ききれないので今回は省略)」(^o^)/ っこりゃ、「また、見たいゾ!」
 

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