Title Live

Vol.20
▼X’mas コンサート 〜PLAY for PRAY〜
槇原敬之

'98.12/25 東京国際フォーラム・Aホール
(5,000名)





▼Menu(Total 約2h30min.)
Opening〜
1.I Saw Three Ships
2.冬がはじまるよ
3.12月の魔法
−MC−
4.キミノテノヒラ
5.MILK
−MC−<メンバー紹介>
6.Merry−go−round
7.BLIND
−MC−
8.足 音
9.僕は大丈夫
10.蒼い月の夜〜Lady in Blue〜
11.月の舟
12.HAPPY DANCE
−MC−
13.北風〜君に届きますように〜
14.雪に願いを
15.STRIPE!
16.まだ生きてるよ
−MC−
17.今年の冬

−Encore−
18.Red Nose Reindeer
−W・Encore−
19.GROWN-UP CHRISTMAS LIST
20.君は僕の宝物
 槇原初めてのクリスマス・コンサートってことで、 選曲、構成、全部わくわくで望んだコンサートでした。 ちなみに、今年3回目(この1週間で3本観た)のX'mas Live。(^o^)/ で、本編、予定7分落ちの7:07pm、Start!!
 クリーンに1粒の雪の結晶が踊り出すと、 ローマのアンフィシアター(円形劇場)をイメージした(?)ステージに、これまた民族衣装のような出で立ちでメンバーが順に登場。 そして1曲目、アメリカ民謡のX'masソングからこの日のメニューは始まった。 アペリティフには、「冬がはじまるよ」、 レゲェ・アレンジの続けて「12月の魔法」(ちょっとここで、今回のLiveで唯一気になった点:リズムが(グルーヴっていうレベルでなく)あまりに安定してないかったんだな。 『オイオイ、大丈夫か?今日のBandっ!!』ってマジで思っちゃったよ。たぶん練習時間が少しタイトだったんだね−、今後、気を付けおくれ、と。)
 さ、気を取り直してっと。続いてはオードブル−この曲を持ってくるとは思わなかった「キミノテノヒラ」。 めちゃくちゃポイント高しっ!!たたみかけるように(曲は静かなんだけどね(^^))、 「MILK」。 ”テノヒラ”ねた2連発は、曲調が弾けない分、歌詞とかが余計にシミ込んでくるんだよね。 まずココが、今回のLiveの第1ポイント!
 そして、アコースティック・コーナー(?)。ステージ中央にメンバーが集合して、 「Merry-go-round」。最後のリフでは、♪I wish you "Merry X'mas〜"と(お約束?)やってくれました(笑)。 シングルのカップリングが続いて、「BLIND」。某Kくんが大好きな曲(泣いていたかな(笑)?)。 MCではクリスマスの思い出ってことで、実家の電気屋さんを手伝ってたときのエピソードを披露。 そして小倉博和氏のGのみで歌う「足音」。 やっぱ、マッキーは歌がうまいと実感(”ストーブ・リーグ・ツアー”のときのピアノのみの「ひまわり」のときも身震いしたσ(^^))。 コースで言えば、体のシンからほんわか暖めるスープってところか?(^^;;;
 で、「僕は大丈夫」でバックのスクリーンが再び開くと、 生ストリングス(弦楽オーケストラ)が入ってきて、まさに荘厳な感じ。 そしてカバー・アルバム『Listen To The Music』から”月”にまつわる歌2曲。バックには三日月。 一変して、なぜか(笑)炎のライティングで、中盤ラストは、「HAPPY DANCE」
 メインディッシュの後半戦−これまた16ビートにリアレンジされた 「北風〜君に届きますように〜」「雪に願いを」「STRIPE!」と怒濤のシングル攻撃。 まさか今日演るとは思わなかった「まだ生きてるよ」でブレイク。
 本編ラストは、 「恋人と過ごすクリスマスもあるけれど、例えひとりで過ごしていても生まれてきている以上産んでくれた両親がいるわけで、 誰もが誰かに必ず思われながら生きているんだから」(のような内容?)とのセリフと共に、 「今年の冬」。X'masコンサートらしく、静かに幕(ま、もうひとつヤマはあるんだけど(^^))。

 アンコールは、弦楽四重奏による「Red Nose Reindeer」。 これはさすがにグッと来た。押さえ気味の歌い方が、余計に響く響く。そして、厳かに終了。 なかなか普段ない余韻に浸りながら、でも、ファン側はまだ終わってもらっても困る(笑)。

 で、アンコールで、またひとひねり。デビッド・フォスターの「GROWN-UP CHRISTMAS LIST」を持ってきた。 単純なLove Songでない、グローバルなLove&Peaceの歌を持ってくるところが、いかにもマッキーらしい。 そしてシ〜ンとなった会場に対してもう1曲、「君は僕の宝物」。 デザートまできっちり洗練されたフルコースでした。

 Newオリジナル・アルバムは来夏予定ってことで、またその後のコンサートも見てみたいなぁ〜。
なんかとても大事なモノをそっと置くように、何かを残してくれたコンサートでしたね。(^-^)
 

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