Title Live

Vol.24
▼10th Anniversary of THE BOOM
〜いつものボクたちが、いる〜

THE BOOM

'99.5/21 日本武道館
(約10,000名)





▼Menu(Total 約2h25min.)
1.虹が出たなら
2.星のラブレター
3.ありがとう
S.E.〜
4.月に降る雨
5.SHOOT ME DOWN
6.Electronic Parade
7.敬称略
−MC−
8.大阪でもまれた男
−MC−
9.夜 道
−MC−
10.過食症の君と拒食症の僕
−MC−
11.釣りに行こう
12.星を数えているうちに
13.墓 標
14.からたち野道
15.そばにいたい
16.不自由な運命の中で
17.真夏の奇蹟
18.berangkat−ブランカ−
19.島 唄

−Encore−
−MC−<メンバー紹介>
20.SKA・Medley
 逆立ちすれば答えがわかる
 〜都市バス
 〜みちづれ
 〜FISH DANCE
21.君はTVっ子
22.気球に乗って

−W・Encore−
23.故郷になってください
 前回の”TROPICALISM-0°・ツアー”から3年弱のインターバル、久々のBOOMは、デビュー満10周年のAnniversaryライヴ!! (最新アルバムが5/12に発売されたばかりということだったが、10周年記念という言葉を信じて 初期の頃の曲が聞けることを期待・期待・期待大で望んだ。)
会場センターには花道があり、センター(らしき)ステージも設置。 で、本編、予定約15分落ちのStart!!
 中央ステージに4人が現れて、いきなりOpening「虹が出たなら」。 まさか最初に1stアルバムの曲を持ってくるとは。(@@;) アコースティックな構成のまま2曲目、 これまた会場が湧く名曲「星のラブレター」。 そしてMIYAひとりになって、Newアルバムから1曲。
 ここからサポートメンバーの登場と共に、しばらく最新アルバムからの選曲が続く。 「Electronic Parade」では、ひたすら韻踏英単語の羅列だったして実験的なんだけど、 なんか、単純には楽しめない曲が多くなったなぁ〜。 ま、だから前半にまとめて演っているのかな?とも深読み。 で、問題作(?)「敬称略」で一安心。 これは、THE BOOM音楽10年史とでも呼べばいいのかな?音楽メジャーシーンに関して、 様々なアーティスト名が列挙される中、”槇原敬之は高校生の頃から極上のPOPSを〜”というマトモなくだりもあれば、 CDにはない”小室哲哉………プロデュースしてくれ(ニヤリ☆)(←会場大爆笑)という目一杯ブラックも、忘れないところはMIYAらしい。  で、最初のMC−第1声が「Yeah!会いたかった・でーすっ!!」 と軽くあいさつをして、「大阪でもまれた男」。 途中の関西弁セリフは、Dr.の栃ヤンが担当(CDでは浜村淳氏ね)。
 再びメンバー4人編成になり、フロントに出てくる。 MIYA曰く、「デビュー10周年にてTHE BOOM初の試み、栃ヤンをフロントに持ってきました(笑)」で、 栃ヤンの軽いあいさつの後、懐かしい曲ってことで「夜道」。 歌い終わり、MIYA一言「イイ歌だなぁ〜」(会場爆笑)。 で、これまた久しぶりの「過食症の君と拒食症の僕」。 再度MC−MIYA said,「”♪日本を襲ったイナゴの大群 あなたに怯えて逃げ出してった イナゴよ僕も連れてっておくれ 私は拒食症”………イイ歌だなぁ〜。書けないよ、こんな詞。」 そりゃそうだって(爆)。
 そしてこれまた涙ナミダの「釣りに行こう」。 ホノボノ路線をもう1曲挟んで、大所帯のバンド構成に戻る。 なんだかオキナワちっくな「墓標」(でもシュール)、 3rdアルバムからの「からたち野道」。 1曲はさんで、最新アルバムから「不自由な運命の中で」と新旧アルバムから入り乱れる。 でも、やっぱ歌い方も含めて、新旧アルバムの作品でそれぞれギャップを感じてしまう…(自分だけかも知れないが)。 で、シングル2曲を続け、トリは会場の期待通り・最大のシングルヒット曲「島唄」ま、この曲のおかげでBOOMはメジャーになったわけだし、 この曲のおかげでオキナワ民謡のバンドという偏見も色濃く印象づけてしまったわけだが。 そんなこんなを含めて、う〜む、感慨深いです。

 アンコールの拍手の中、MIYA曰く「10年と言っても…関心無いです。それより、これからの10年の方が大事です。」とちょっとマジなあいさつ。 で、「楽しんで下さい」と”SKA・Medley”だぁ〜。 「島唄」や「風になりたい」以降からのファンにはちとツライ構成だけど、自分はめちゃくちゃうれしい。(^o^)/  個人的には1stアルバムからの「都市バス」がよかった。 で、「THE BOOMのデビュー曲です」「君はTVっ子」。 そしてメンバー4人だけの構成になって「気球に乗って」←ほんと6年振りくらいに聴いた。(^_T)  この歌、”問題提議をしながら解決法を示さない”ってゆー初期の歌で、あるときからピタッっと演奏しなくなったヤツである。 (だいたい ♪名もなき同胞(とも)が抹殺されて 価値あるブルジョアが生き残るとするなら まっ先に死ぬのはこの僕なのさ 僕こそ不必要なものだから… ってスゴイ歌詞なんだけど) でも、自分がTHE BOOMにはまったキッカケの歌であり、スッゲー好きな歌でもあるから、 ずっとずっとずぅーーーーっとまた聞いてみたい歌であった。 で、しんみりとしたところで、アンコールの拍子は(当然)終わらなかった。

 アンコールでは、最新アルバムの〆の曲「故郷になってください」を持ってきた。 これがまた芯(シン)に来る歌で、会場全体が静寂の中、聞き入っていたのがなんだかうれしかった。 結局、終わりよければ全部が良くなってしまうって感じ、かなかな?
 久しぶりのLive&10周年記念ってことで、いつからか演らなくなった歌達を聞けるかも?って期待通り、 いっぱい聞けてホント楽しめた。 特に、また書いてしまうが、「気球に乗って」が再び聞けてうれしかった。
 最後に、観客構成だが、8割方女性ファンだった気がするが、男性の声援も混じっていたのが、うれしくもおかしかった。 これからも応援していこうね&するからね。(^^)
 

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