Title Live

Vol.25
▼ユーミンスペクタル
「SHANGRILA(シャングリラ)」

松任谷由実

'99.6/15 国立代々木競技場 第一体育館
(約8,000名)





▼Menu(Total 2h40min.)
アトラクション〜
1.もう愛は始まらない
−MC−
2.真夏の夜の夢
3.人魚になりたい
4.無限の中の一度
アトラクション〜
5.新曲<インド>
6.スラバヤ通りの妹へ
7.BABYLON
−MC−
8.SHANGRILAをめざせ
9.破れた恋の繕し方教えます
10.新曲<ロストハイウェイ>
アトラクション〜
11.不思議な体験
12.ESPER
アトラクション<空中ブランコ>
13.ANNIVERSARY〜無限にCalling You〜
14.真珠のピアス
−MC−
15.DESTINY
16.水の影
〜<メンバー紹介>

−Encore−
21.VOYAGER〜日付のない墓標〜
22.オールマイティ
 『30億円ステージ!”空中”、”水中”、”地上”で繰り広げられるごーぢゃすなアトラクション!!』ってな前評判と、 チケットが\11,000という高値(だと思った、見るまでは)も相まって、 「各々のアトラクションが立派すぎて、Liveステージとの融合という観点からは、バラバラになってしまうのではないかなぁ〜?!」という不安を感じつつ、 Getした場所は、なんと!アリーナ前から3列目という凄まじい席でした。(^^)
 で、予定約5分落ちでStart!!

 4名のクラウン(サーカスで言うピエロ役かな?)が登場。ステージ上で掃除を始め、少しのやりとりの後、 ユーミンに見立てた人形を井戸の中に放り込み(落ちる音:ひゅぅぅぅ〜)、それがまた戻ってくる(上がってくる音:ひょぉぉぉ〜)と同時に 爆音&「もう愛は始まらない」のイントロと共に、積み上げられた段ボール箱の中からギター、ベース、そしてユーミン登場! 初っぱなから、♪ダディダ、ダディダ〜 の大合唱となる。
 で、最初のMCへ。第1声は「ようこそ、伝説のシャングリラへっ!!」 とあいさつの後、今回のステージのコンセプトやら、楽しむための前口上をする。 そして、ドラと共に炎の映像がスクリーンに映し出され、 「あれ...もしやあの曲か?」と予想通り(笑)、「真夏の夜の夢」。 そしてシンクロナイズド・スイミングとの共演第1弾!「人魚になりたい」。 これが曲と相まって、優雅な、とゆーか美しい(んですよ、ホントに)。しかも途中、ボードに乗せ、歌ってるユーミンを水上に連れ出すという演出。 そして次曲、「無限の中の一度」では、水面上では蛍光フープを使い、 ステージ中央のスクリーン上では歌い手と合成させ、幻想的なイメージをかもし出すといふ...。
 で、通称・インド行列と呼ばれる(笑)大名行列みたいな形態で、イスに西太后みたいな衣装で担がれながら アリーナ後方から登場、会場を歩きながらステージ上へ。 「新曲<インド>」(←というらしい?)の間奏では、新聞でも話題にされた ”空中浮遊”を披露。但しコレ、上からの吊しもなく、右手側に残したポールだけで何かしらやっているんだろうけれど、 ホントにど〜なってるのかがいまだにナゾです(数回見に行ったファンですら”わからない”と言っている)。 そして一緒に見に行ったT氏の泣きが入った(笑)「スラバヤ通りの妹へ」。 1曲はさんで、2度目のMCへ。旅行が好きだという話から「まだまだ旅は続きます。さぁ、次の扉を開けましょう」と、 「SHANGRILAをめざせ」。これは当然の選曲か(^^)。 続いてが、「破れた恋の繕し方教えます」。 シンクロチームが蛍光カラーの衣装で登場、 マイナーコードのギターとタイコの♪ドコドコドッ・タン ドコドコドッ・タン〜 に合わせ、 水面上で幾何学的な振りで怪しげな雰囲気をかもし出す。 おそらくイメージは、クモ(=Spider)なんだろうと思うのだが。 続いて今回のための新曲2発目「ロストハイウェイ」。 歌詞自体は、昔のイメージが強かった(最初、古い曲だと思ったくらいだから)。 で、そのエンディングで、映画”風の谷のナウシカ”に出てきたオームのような怪獣がステージに登場。ウネウネと動き回り、 それに合わせ、空中で吊り輪のアトラクション。これは何なんだろう?って不思議な演出だった。
 その後、これも今回のコンセプトでは、絶対にお約束であろう「不思議な体験」。 とは言え、これまたバッチリ合うんだな。エンディングでステージ奥まで登ったと思ったら、 次の「ESPER」で、UFO(のような飛行物体)に搭乗して、歌いながらステージ中央まで降りてくるという演出。 そしてアトラクション最大の見せ場、空中ブランコのコーナー!! しかぁ〜し、これは私の筆力では伝え切れないのでレポはカット(も、申し訳ないっす)。(^^;;;
 「ANNIVERSARY」をはさみ、「真珠のピアス」へ。 なんだかコンセプトからはずれてきたなぁ〜と思っていたら、最後のMC− 「夢には終わりがあります」と前振り、 「最後にもう一度、空中と水中と地上とフル出演で、フィナーレはこの曲から」「Destiny」。 出演者の大部分が出演してステージ中央にタワー(?あぁ、ボキャブラリぃがなひ....(ToT))を構成してのエンディング。 で、終わりかと思ったら、最後にもう1曲「水の影」。 そしてこの曲のエンディングで今回のステージの出演者を、スクリーンを利用して一人一人紹介。 そこで、今回のステージが60名超のメンバーによるものだと知って感動。 余談ですが、アトラクションはほぼロシア系の方でしたね。なるほどオリンピックとかで層が厚いわけだ、と変なところで納得。

 アンコールの拍手の中、「VOYGER」を歌い上げ、 ラストスパートで「オールマイティー」。 今度はアトラクションメンバー全員が、トランプの格好になりインラインスケートで登場。 ステージ上を、会場を、滑りまくる。そして、ユーミンを数名で抱え上げ、再び滑りまくるまくるまくる。 スゲー、スゲー。インラインスケートって、こんなことまでできるんだぁ〜、とまた感動。 と、ホント夢のような2時間40分はあっという間に、終わった。
 最初で最後の超豪華ステージって聞いていて、値段共々イロイロ思ってたんだけど、 見終わってみたら素晴らしくも全部が一体化したステージで、かつ「\11,000でも安かったなぁ〜」に変わってた。 ホント見てよかったと心の底から思えた。 でも、今回のステージは、1度見ただけでは全部を知ることも伝えることも出来ないし、 3回くらいでも結局全部は見切れないと思う。興味がある方は、チャンスがあれば実際に見てみて下さい。
 来年は逆にシンプルになるということだが、それもまたいいかも。(^^) またチケットが取れたら、レポしますね。
 

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