Title Live

Vol.40
▼2001ツアー”In My Heart”
沢田聖子
2001.8/4 赤坂BLITZ
(600名)




▼Menu(Total 2h20min.)
−MC−
1.Smile
2.一緒に暮らそー!
−MC−
 〜メンバー紹介
3.二人の明日
4.風を感じて
5.いつだってチャンスは、今
−MC−
6.恋するキッチン
7.タラレバ
8.強く、明るく、前向きに!
−MC−
9.風と少年
10.ミモザの下で
11.星空の恋人
12.こんな静かな夜は
−MC−
13.旧友再会
−MC−
14.親愛なる人へ
15.NATURAL〜素直に、今〜
16.友 達
−MC−
17.祈 り

−Encore−
18.シオン
−MC−
19.走って下さい

−W・Encore−
20.青春の光と影(ア・カペラ)
 実に、3年半振りのアルバム『祈り』を引っ提げての全国ツアー。 自分でもほぼ1年振りとなった沢田聖子のLiveは、初の赤坂BLITZ (ちなみに筆者自身、ココでLive見るの、日本コ○ムビア・PRECOCIのデビューLive以来2度目っす)。 それ程広いわけではないが、2F席まで埋まっていた(ちょいウレシヒ)。
ってわけで、約10分落ちにて、開演。
 最初、いきなりMC(笑)− あいさつの後、ツアー最終日であること、 「初めてなんですけど、この旬な会場で、沢田聖子の”マイペースな”Liveを”いつもと変わらず”お送りします(笑)。 最後までよろしくお願いします。」 と、1曲目「Smile」早速、観客は手拍子するのだが、この曲シャッフル(=3連のハネるリズム)なんだよねぇ。 手拍子も裏打ちリズムでやって欲しいと思うのだが、やっぱりソコは日本人(ホントに、ソレだけが理由なのか?)、 しかもファン層は決して若くはない(苦笑)ので、頭打ちの手拍子になるわけだ、コレが。 ふぇ〜ん。(^^;;;;;;  ところで、この曲の後半では、♪大好きな東京に帰って来たよ〜とシッカリ替えフレーズもサービス。 続いて、最新シングルの「一緒に暮らそー!」
 で、MC−3年半振りのアルバムの話「今まで24〜5枚くらいアルバムを作ってきたと思うんですが、 一番ポップなアルバムになりました。マイナーな曲調が1曲もなくて、前向きな歌ばかりという…」、 で、「忘れないうちに(笑)」とメンバー紹介を。 今回は、ギター、キーボード、パーカッション(女性!)、という構成。
 そのNewアルバムから、「二人の明日」「風を感じて」、 そして「いつだってチャンスは、今」と3曲。
 再び、MC−暑い夏の”夏バテ”の話をメンバーに振り、突然振られるメンバーの表情を楽しんだ(笑)後、 「実生活ではありえない歌ですが、ステージ上ではお送りしたいと思います」「恋するキッチン」この手の曲、スゴイ好き(笑)。ちょっと違うけど、井上昌己の「人生は野菜スープ」とか 内田由紀「ハートブレイク・カレー」とかを思い出した。(^^)
 続いて、「沢田聖子初めてのコミックソング(笑)」「タラレバ」。 日常の♪”タラレバ”を歌に込めたカワイイ歌(言うまでもなく、ホントは凄いアイロニー・ソングなんだけど)である。  ところで、歌ってる途中、メンバーの仕掛けるカワイイ悪戯に吹き出しかけるハプニングも(笑)。 でもちょっと待てよ。、以前『Folk Songs』収録の「ガンバッテミヨウ!」はコミックぢゃなかったのか?と思ったりもして。(^^;;; そして「強く、明るく、前向きに!」
 ココのMCでは、事務所のHPの話、ラジオ収録の話題から、 東京のFM局での打ち合わせロビーで”宇多田ヒカル”と”藤圭子”(沢田聖子・談「一瞬、岡村孝子ちゃんかと思った」)を見かけたこと、 それから「(自分が)同じ年の頃、どんな曲を歌っていたかというと…」と、 始まったイントロは「風と少年」(from 2ndアルバム)フル・コーラス歌ってくれたのが、うれしい。(^^)  続いてさらに遡ること、「ミモザの下で」(from 1stアルバム)、 波のSEから流れてきたイントロは、初めてLiveで聞く(@@;/ 「星空の恋人」(from 3rdアルバム)この曲はスーーーッカリ忘れてた。(^^;;; 確かに聞き覚えはあるんだけど、 次のMCで本人の口から紹介されるまで、タイトルが思い出せなかったのが、 我ながら今回かなりショックですな。ふぇ〜ん。 そして「こんな静かな夜は」で、このコーナーは〆。
 ある意味最新の企画シングル−イルカ、山田パンダ+宇都美みどり(←字、自信なし?)の 「旧友再会」をソロで。 「今回、ゲストでお呼びしようかと思ったのですが、スケジュールもギャラも合わなくて(苦笑)、沢田聖子ソロVersionで」、 「”旧友再会”って言葉、今までにタイトルに使われそうで案外ないモノでしたね」と曲紹介。 ちょっと待てよ。確か80年代後半に吉田拓郎に「旧友再会フォーエバー・ヤング」って曲があったゾ、 と心の中でまたツッ込んでみた。(^^;;;
 「昨年亡くなった村下孝蔵さん(ジョイント企画Liveで年数回一緒に演っていた)に捧げる歌です」と 今回のアルバムのオープニング曲「親愛なる人へ」。 そのまま間髪入れず、後半お約束の「NATURAL〜素直に、今〜。 続く「友達」では、会場♪ラララ〜 の大合唱となる。(^O^)
 そして、ステージからバック・メンバーが去り、今後のスケジュールを連絡の後、最後の曲紹介時に、 日常で引き起こる、信じられないような、でも心が荒むようなヤな出来事とかを引き合いに、 自分たちに出来ることとして、他人に対する優しさや思いやりを忘れないようにとの”想い”を込めて作った 今回のアルバムのタイトル曲「祈り」。 ピアノ1本で”聴かせる”。こちらも”聴き入る”。 なんか♪涼風 でも吹くような感じで、本編終了。

 アンコールの拍手の中、再登場− 「アンコールいただけると、ホントにありがたいな、と思います。 いつまでもアンコールいただけるような歌手でありたいな、と思います。」と、 「シオン」
 「みなさんも一緒に、歌って、踊る人は踊って、…周り迷惑を賭けない程度に…、 走り回ってもよろしいです。」と、「走って下さい」。 終わりのサビのリフでは、会場中で大合唱が起きる。
 最後に再びメンバーの名前の紹介、照明、PAチーム、他関係するスタッフ全員にも拍手を〜 と、 「どうもありがとう〜、気を付けて帰って下さい。バイバイ〜また見てね!!」と残して、ついに終了…のはずだった。

 場内の「本日の公演は全て終了しました〜」アナウンスが流れる中、それでも鳴り止まないアンコールの拍手の中、出てきてくれました。(^^)
「まさかWアンコールがかかると思っていなかったので、何も曲の準備をしていませんでした。 というわけで、今、一番歌いたい歌を歌います。」
とハンド・マイクで「青春の光と影」。 もちろんア・カペラ。聴き手側も極力物音を立てずにスタンディングで聞き込む。 そして、歌い終わると、ペコリとお辞儀をして、m(_ _)m
「気を付けて帰って下さい。また、会いましょう。」
とで、久々のLiveは終了。


 実は、前日も一字違い(笑)の○田聖子のツアー・ファイナルだったが、全然別物のLiveであった。 唯一の共通点は、まったく予想すらしていない、できない曲を演られたということだろうか。 これだからLiveはやめられないのだ。(^^) 
 もっともうれしい反面、(企画のLive以外で)過去を振り返るだけの選曲だったら、 自分としては願い下げである。 ”現在”を感じられてこそ、過去が成り立つのだから。 あくまでLiveは、”現在進行形”でこそ意味があると思う。 だから、しばらくは当分、また見続けていくんだろうなぁ〜、と。(^^)
 

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