名古屋の西部、日進市に日本で唯一の宗教公園「五色園」がある。
交通は、地下鉄「星ヶ丘」駅から「五色園」行きの終点下車、とちゃんと路線バスが運行されている。
住宅街の中、それは突然現れる。園内は車乗り入れ可だったりします(敷地内に点在する駐車場の数は多い)。
入り口には親切な園内案内の看板があり、春は桜の花びらが、初夏は蓮の花があなたを迎えてくれます。
遠足気分で車を進めていくと、やがて、ペンキで塗られたリアルな僧侶のコンクリート像がごっそりと現れる…。
浄土真宗の開祖・親鸞聖人の様々な布教の軌跡を表現しているというもので、
アスファルトの道路からも結構いろいろ見ることができますが、それだけでは取材になりません(笑、私は何様?)。
そこで、脇道に足を踏み入れていくと、獣道のような通路(樹木の下をくぐったりする)の茂みから、右写真のような光景に、突如出会ったりします。
はっきり言って、恐怖です。夜、行く気はしません(笑)。眠れない夏の夜にどうしても試したい方は、止めません。ぜひ、どうぞ。
(←とか、以前書いてしまいましたが「開園時間は8時〜17時、夜間は入園禁止です」とのご指摘を受けました。謹んで訂正し、お詫びいたします。m(_ _)m)
左の写真が、1番???な光景(←バチ当たりな言い方やなぁ〜)だったんですが、”日野左衛門門前石枕”というタイトルに更に???でした。
↓これまた、正しく詳細な解説を頂きました。
これは、親鸞聖人が布教で足を伸ばしている冬に、
日も暮れ雪も降りしきるので一夜の宿をその土地の豪商に求められたのですが、
邪険な主人に「軒先なら勝手にしろ」と言われたため、
軒先の石を枕に念仏を唱えながら一晩過ごした…という場面をあらわしています。
もちらん邪険な豪商はその念仏にいたたまれなく改心して、
聖人のお弟子にさせていただいたのです。
実は、ここ、お寺の敷地内でありまして、当然墓地もあります(つまり”霊園”に”公園”が付属しているってことだな)。
な〜んも考えずに回っていると、様々な僧侶像(特に色が塗ってあるのが困りものなんだなぁ)の迫力に、
だんだん血の気が引いてくるのがわかります(特に園内を回っていても人気がなかったりすると、ね)。
だから、普通の名所に飽きた方に、オ・ス・ス・メ(#^o^#)、かな?
う〜ん、これまた”NAGOYAかな風景”??