日本はベトナム戦争で使われた10分の1のダイオキ
シンを一年間で排出しています。(ヤバイって・・・。)



各国の大気中のダイオキシン濃度
1立方メートルあたり(単位:ピコグラム)                                        
国名
地域
濃度
アメリカ
都市域
1989
0.08-0.16
アメリカ
農村域
1989
0.05
ドイツ
工業地帯
1994
0.15
ドイツ
都市域
1994
0.07-0.35
ドイツ
農村域
1994
0.03-0.07
イギリス
都市域
1993
0.04-0.10
スウェーデン
都市域
1991
0.024
日本
都市域
1990〜94
0.18-1.61
日本
工業地帯
1990〜94
0.38-1.67
*1ピコグラムは1兆分の1グラム。


我が国のダイオキシン排出抑制基準
(1立方メートルあたり)                                  
指定物質排出施設
新設
既設
廃棄物焼却炉
火格子面積が2u以上、または焼却能力が200s/h以上、2000s/hのもの 5ナノグラム10ナノグラム
焼却能力が2000s/h以上、4000s/h未満のもの 1ナノグラム5ナノグラム
焼却能力が4000s/h以上のもの 0.1ナノグラム1ナノグラム
*1ナノグラムは1億分の1グラム。


各国の産業界におけるダイオキシンの排出ガイドライン

 
    オランダドイツルクセンブルク
対象産業
治金産業
金属処理、発電所、産業用燃焼プロセス、熱プロセス(セメント)
全産業
ダイオキシン排出基準値1立方メートルあたり(単位:ナノグラム)
新設
0.1
0.1
0.1
既設
0.1
0.1
0.1
*1ナノグラムは1億分の1グラム。




 他国に比べて、日本のダイオキシン対策がいかに遅れているかがおわかり頂けると思います。ドイツは 数年前まで世界有数のダイオキシンの汚染国でしたが、徹底した政府の対策で世界トップクラスの 美しい国になりました。日本が今現在空気中に排出しているダイオキシンは年間約15キログラムといわれ ています。ちなみにアメリカがベトナム戦争で使用した枯葉剤に含まれるダイオキシンの量は170kg だったそうです。対してドイツは今では年間たったの4グラムまで削減したそうです。その対策とは 徹底した法律による規制で、大変厳しい焼却炉の抜き打ち検査から始まり、焼却後の灰も地下210メートルまで運び、さらに ポリエチレン製の袋に入れ、周りを煉瓦で固めた部屋に保存します。地下210メートルまで運ぶと、地下水 にも影響がないそうです。(深すぎるため。)
 日本の政府も、徹底した対策をすべきですね。
ちなみに、ダイオキシンの発生はゴミが多いことも一端を担っています。しかし、日本は焼却場が 世界と比べてダントツに多いのです。これでもまだ焼却施設を作ろうとしているから、たまったも のではありません。(渋谷区とか)


各国のゴミ焼却の現状

国名
ドイツ
オランダ
スウェーデン
アメリカ
カナダ
日本
ゴミの発生量
(1000トン/年)
43,500
12,000
3,200
207,000
23,200
50,300
ゴミの焼却量
(1000トン/年)
11,000
2,800
1,700
32,900
1,200
38,000
ゴミの焼却率(%)
25
23
55
16
5
74
直接埋立率(%)
45
50
27
62
84
15
ゴミ焼却場の数(%)
53
11
21
148
17
1,854
一施設あたりの焼却量
(1000トン/年)
208
255
81
223
71
20


カナダやスウェーデンを見ると分かるように、空気の綺麗な国は当然のようにゴミの量、焼却量共に 少ないのです。少しでもゴミを減らすように努力してください。お子さんのために・・・。