98DOS専用

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 現在DOS専用マシンとして、稼働しているマシンです。ただしネットワーク接続のため、Windows95も起動しますが。
 PC-98でのDOSゲーム専用として、またDOSでのデーター整理にと、A-MATEにこだわり、合計5台目の正直と言うことで、やっと完成を見ました。

 以前A−MATEを使用していて、X−MATEに移行したときは、確実なパワーとともに、若干の互換性を手放したことに少々悔しい思いをしておりましたが、新たにA−MATEを手に入れる算段ができたため、めでたくX−MATEはWin NTと化し、A−MATEはDOS専用マシンとして復活しました。

 実際にはここまでくるのにAs/U2、Ap2/U2を経てます(もっとも以前のを入れればさらにAs/U7、As/U2も含む)。NIFTYにてAn/U2を購入したときは、「これで最強のDOSマシンができる」とほくそ笑んだ物です。


 現在でのマシンの構成は、
下記に書いてあります。

また、こちらで、内蔵(はらわた)が見られます。

あとは、ベンチマークデーターも見られます。

それでは実際に画像込みで紹介します。

マザーボード


CPU

INTEL社製 P54C 90MHz
INTEL社製 P54C 90MHz
 本来使用されているCPU、「Pentium 90MHz」です。見たとおり、金色に光ってます。これ以降のP5はセラミックパッケージになってます。
 確かに通常DOSを使用したり、ちょっとWindows95を使用する分にはメモリーを64MBまで拡張しているため、極端な不満はありませんが、しかしパワーアップの道があるということなので、チャレンジしなければヘビーユーザーとしての名折れです。

 というわけで換装してみましょう。

IOデータ社製 PK-686P125 PK-686P125の下駄の部分
IOデータ社製 PK-686P125 PK-686P125の下駄の部分
Cyrix社製 MII-300GP 233MHz
Cyrix社製 MII-300GP
 しかしながら、Anは個体差が激しく、またこの後出てきたX−MATEに比べてCPUの換装の手段が極端に限られています。
 一つはメルコから出ていた「MTSA-M1T」を使用するか、IOデータ社から出ていた「PK-686P125 (の下駄部分)」を使用するしかありません。しかし両方とも今では販売しておらず、また個人売買なり、中古店なりに出回ったとしても、手に入れるのが困難です。自分はたまたまネットにて後述の下駄とCPUとセットにて購入しました。

 とりあえず下駄等を使用する前に、キャッシュコントローラーを組み込まなければならないので、P5を外して、PK-686P125をそのまま装着します。ただし、Anでは下駄の部分にあるジャンパースイッチを「9-10」から「7-8」に変えないと、「A20 LINE なんたらかんたら」というエラーが出て起動しませんので注意。
 起動を確認したら、キャッシュコントローラーをインストールします。DOS(Win3.1を含む)の場合はこのインストールだけでよいのですが、Win95では実際にこの後装着しようとする「MII」ではコントロールが完全でないため、コントローラーにパッチを当て目必要があります。毎黒仮節渡万氏作成の「M-II対策パッチ」を探してきて、PK686.VXDにパッチを当てて、インストールする必要があります。


Power Leep社製 PL-Pro MMX/NB 下駄+下駄+CPU
Power Leep社製 PL-Pro MMX/NB 下駄+下駄+CPU
 後は上記の物がきちんと動くことを確認しておいて、下駄等を装着します。
 順番は、下からP125の下駄、電圧降下下駄、CPUです。

CPUをセットしたところ CPU FAN
CPUをセットしたところ CPU FAN
 実際装着すると右の写真のようになります。

 ただし、元からついていたCPUクーラーでは発熱がすごくて熱暴走します。
 そこでクーラーもP5用の物に換えておきましょう。
 クーラーの写真右側が元からついていた物、左側がP5用の新規のクーラーです。同じSANYOのSAN ACEにしておけば、クーラーの電源ケーブルが使い回せるので、これがベストです。

SCSIハード

IBM社製 DCAS34330U
IBM社製 DCAS34330U
 せっかくCPUを換えたので、ハードディスクも性能のいい物を導入しました。しかし、どのマシンにもIBM社製のドライブが入っていて、まるでIBM信者だなぁ^_^;。

 本当は余ったQuantum Fireball ST3.2S(現在DOS/Vにて使用中)を使用したかったのだが、DOSでCD−Rのデーター整理をする都合上、またゲームも入れておく場所、データーを保管する場所、Win3.1を含むシステム領域、さらにはLANのためのWin95の領域と、多様にわたるため、3GBの要領では足りない計算に。
 そこで新規にDCAS34330Uを購入することに。別にDDRS34560Uでも良かったのだが、所詮Cバスでの転送では、7200rpmのどライブを入れてもあまり意味がないとのことで、5400rpnの物で落ち着いたわけです。


 しかし、CPUパワーを喰うSMIT転送方法だが、CPUを換えたのにベンチマークではあまり極端な効果が現れていない。所詮はCバスか・・・。しかしReadよりもWriteの方が値が高いのは、ドライブの性能を表しているみたいだ。

 




●マシン構成
PC-9821An2/U2 改
CPUCyrix M2 300GP
+PK-686P125+PL-Pro MMX NB
CPU Clock60MHz *3.5 (210MHz)
M/BG8RGJA C10E
BIOS RevisionRev 0.22
2nd Cache256K
Graphic Chip9821 NORMAL
Graphic CardCanopus PW964LB
Memory64MB
SCSI CardMELCO IFN-NS
HDDIBM DCAS34330
Quantum Fireball ST3200S
CD-ROMTOSHIBA XM-5701B
MonitorSONY GDM-17SE2T (JS-154)
SoundCard86SOUND on Bord
LANCardLaneed LD-98P
MIDICardHW-98MIDI-U



Benchmark DATA

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   PC-9821An2/U2 改
Processor  Cyrix/IBM 486 210.0MHz [CyrixInstead ID 0 step 0 Rev 0] 
解像度     800x600 256色(8Bit)  
Display    Power Window 964
Display    [X]スタンダード ディスプレイ アダプタ (9821 シリーズ)
Memory     64,972Kbyte
OS         Windows 95 4.0 (Build: 1111)  b
Date       1998/11/29  19:10

SCSI = MELCO IFN-NS PnPモード SCSI Interface Board

ABCDG = IBM DCAS-34330       Rev S65A
E = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
F = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
Q = TOSHIBA CD-ROM XM-5701TA Rev 0167

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
 7529 11027 17833 15329  4694  3685   215  14  3187  4267  9617  A:10MB