(旧)NTファイルサーバー

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 98年元旦にすっ飛んだマシン。急遽DOS/VにてNTマシンを組み上げました。
 せっかく書き上げたのに霧散するのはもったいないと言うことで、最終更新時のまま、リサイクルしておきます。何かの参考まで。


現在 NT Workstasion で、ファイルサーバーとして稼働しているマシンです。
使用マシン履歴にもありますが、結構いぢくってます。今では、ケース、M/B、電源ぐらいなのではないでしょうか、メーカー純正は・・・。あとFDもあった。

マシンの構成は、
下記に書いてあります。

また、こちらで、リアパネルと、内蔵(はらわた)が見られます。

あとは、ベンチマークデーターも見られます。

それでは手を加えたところを紹介します。

マザーボード

見ての通りです。
さすがにこれは手を付けられないです^_^;。

SCSIハードその一

システムドライブとして使っている IBM DCAS-32160 です。
これを選んだのは、IBM製であること、MRヘッドであること、他の5400rpmのドライブよりも高性能で知られていること、があげられます。
IO DATA のこのドライブを採用した製品も、他の製品よりも高めに設定してますし、ショップの評判も上々。
現在でも DCAS は高値で販売されてます。次モデル、DDRSは7200rpmなので、こっちもおすすめ。

SCSIハードその二

データードライブとして使っている Quantum Fireball SE8400S です。
これを選んだのは、とにかく8GBで6万円という安さです(購入当時)。データー用としか使わないので、性能よりも値段を取りました。
初期の物は、Adaptecのカードと相性が悪いとか、NTでは駄目だとか有ったようですが、今のところ特に大きな問題はありません。
しかし、今となってはIDEの大容量ディスクがものすごく安いし、メ○コのIDEをSCSIとして使用するカードもあるし、であまり利点はなくなったような・・・。
しかし、当時はなかった物だし、SCSIの方が負荷が少ないしと、マシンパワーが取られるのがいやだったので、しょうが無いところでしょう。
ましてメルコダウンはやだし^_^;。

アクセスランプ

SCSIハードだけで構成させたので、アクセスランプが点灯しなくなってしまいました。
そこで、パーツショップで売っているランプケーブルを買ってきて、ハードディスクのアクセスランプコネクターに直接つけて、元々付いていた内蔵用のランプのあったところにつけました。
ついでに高光度のダイオードに変えときました。でもあまり極端には明るくなかったです。

SCSIケーブル

内蔵に欠かせないハーネスは、自作しました。
なぜなら、U-SCSIでは5台以上の機器を使用するときのケーブル長が、1.5mとされているため、自作しないと内蔵を1m以内に出来なかったからです。
ただし、DCASからSCSI Cardまでのケーブル長も短縮したため、SCSI Cardからケーブルを引っこ抜かないと、ハードディスクが外せない状況になりました。
もっともそうそう外す物ではないので、まっいっか・・・、て所です。

Pentium166MMX(P55C)

SCSI化に続いて大仕事だったのが、MMX化です。
ファンクーラーに隠れて見えませんが、MMX版のPentium166が載ってます。
画像中のクーラーの下側に見えるコンデンサーとかの部分が、電圧降下の下駄です。これで3.3Vから2.8Vに降圧しやります。
Oh! PC紙で大々的にMMX化がやって無かったら、出来なかったかもしれません。
でも166MHzは、ちょとパワー不足です。
買った当時、166MHzが約2万、200MHzが約3万、233MHzが約4万したんですよね。噂の「SL27K」200MHzも売ってましたけど、その一万が出なかったのが今では悔やまれます。

RAM

メモリースロットは、全部埋めました。
まずセカンドキャッシュは、元々付いていた物を知人に売って、512kの物に差し替えました。以外と効果あり。
RAMはノンパリの物を64MBとしました。本来はこれ以上の物を搭載できるのですが、どうもセカンドキャッシュが65MB以降の領域に働かないようなので、やめました。
下手すると64MBまでの領域も効かなくなるかも、と言う危惧もありましたので。
なお右上にあるケーブル群は、MMX化に伴う下駄と、ファンのテーブルがうねっている物です^_^;。

スロット

背面の拡張スロットです。
Cバスは上から、PCカード用のボード、S−MPU/98、Wave Starです。
PCIバスは、左から、SCSIカード、LANカード(100M)です。
やはりPCIバスは三つは欲しい物である。
なお今ではWave Starは取っ払ってます。
画像が暗いのがちょい残念・・・。



●マシン構成
PC-9821Xa12/K12改
OSMicrosoft Windows NT Workstasion
Microsoft Windows 95 OSR1 (Boot by MO)
CPUPentium166MMX(P55C)
+MALTIMEDIA CPU UPGRADEKIT
CPU CoolerSANYO SAN ACE
CPU SocketSocket5
M/BG8VSU
BIOS RevisionRev 0.02
ChipSetVLSI Wildcat
2nd CacheIO DATA NE-XA512K
Graphic ChipTrident 9680
Memory64MB NP FPDRAM
SCSI CardIO-DATA SC-UPCI
HDDTotal 10 GB
IBM DCAS-32160
Quantum Fireball SE8400S
CD-ROMNakamichi MJ-5.16
CD-RCaravrlle CDR-4X(RICHO RO-1420C)
MO DriveLogitec LMO-640
MonitorSONY GDM-17SE2T
LANCardLaneed LD-10/100AN
MIDICardRoland S-MPU
MIDIRoland SC-88VL



Benchmark DATA

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   PC-9821Xa12/K12 (改)
Processor  Pentium(MMX) 165.9MHz [GenuineIntel family 5 model 4 step 3] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    NEC Trident Microsystems 
Memory     63,932Kbyte
OS         Windows NT 4.0 (Build: 1381) Service Pack 3 
Date       1998/ 7/26  19:19

I-O DATA SC-PCI/SC-UPCIシリーズ (Symbios Logic 53c8X5)
  IBM     DCAS-32160      S61A
  QUANTUM FIREBALL SE8.4S PJ09
  NAKAMICHMJ-5.16S        1.02
  NAKAMICHMJ-5.16S        1.02
  NAKAMICHMJ-5.16S        1.02
  NAKAMICHMJ-5.16S        1.02
  NAKAMICHMJ-5.16S        1.02
  RICOH   RO-1420C        1.60
  FUJITSU M2513A          1700

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
 5029  9130  9674  4731  1878  2689    13   2  6094  6023  7584  A:10MB



 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.420  ★ ★ ★ 
使用機種   PC-9821Xa12/K12 (改)
Processor  Pentium(MMX) 166 [GenuineIntel family 5 model 4 step 3] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    NEC Trident Microsystems 
Memory     63,932Kbyte
OS         Windows NT 4.0 (Build: 1381) 
Date       1998/ 7/26  19:23

  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write  Cache Drive
 8187  9291  9675  4705  1872  2682    13  12  6094  6023  33333 A:10MB