このたび9821Xa12/K12を、IDEを使用しない完全なSCSI化を行いました。当初からあったHDDとCD−ROMを取っ払い、U−SCSIHDD2台とSCSICD−ROMを内蔵しました。これによりWIN95で、CPUレスポンスの向上、また読み込みも速くなりました。
内容ですが、
IBM製 DCAS-32160 ID:0
Quantum製 Fireball ST3.2S ID:1
東芝製12倍速 CD-ROM XM-5701B ID:2
としました。
なお外部として、MOとCD−Rが接続されています。
このとき、市販のフラットSCSIケーブルではコネクター数&場所&長さが満足できないため、Xa12の内部にあった長さで、自作しました。これでケーブル長は約90cm。また、USCSI−HD同士の間の長さも、10cm程度に出来たので、両方とも転送速度を20MT/Sに設定でき、100%速度を体感できました。ちなみにアクティブターミネーターもお守り代わりで内部に接続しました。外部ケーブルと併せて約1.5m。何とかSCSI機器5台を使用できそうです。
IBM製のDCAS-32160を選んだ理由は、最初に買ったUSCSI−HDが、DORS-32160だったため、その後継機だ言うのと、当時では値段的にいいHDだったのが理由です。
Quantum製のFireball ST3.2Sは、ただ単に安かったからです。どうせDATA用ドライブにする予定だったので、それほどには性能にこだわらなかったです。それでも、Fireball TMより回転速度が速くなったのは良。
東芝製12倍速 CD-ROM XM-5701Bは、DOSで使用するドライバーを考えて、東芝製にしました。何故か。IOデーター製のSCSIドライブは東芝製を使っているためです。このため前に4倍速を使用していたときの名残ドライバーが流用できました。ただし、オダドン65号の教えてで、TakaNa氏が言っておられるように、
>12倍速のハードディスクは買ってはいけません。 (IDE、SCSIを問わず)
>12倍速のドライブは快傑ブンブン丸‥‥じゃなくてブンブン音を立ててうる
>さいので、8倍速か16倍速のドライブを買った方がいいです。
は本当です。DOSのドライバー問題さえなければ別のドライブにしたのにしたのにのにのに・・・。
これで当初の目的であるIDEBIOSを使用しない=UMBが広がるの野望は達成できたように見えました。が、IDEBIOSをUMBに設定するとハングってしまいました。VMM386.EXEのせいなのか、だめでした。VEM486に変えるべきなのか、XaはIDEBIOSが切ることが出来ないのか。SCSI化の前と変わらず76KのUMBしかとれなかったです。
これらに伴っての最終マシン形態を記してみたいと思います。
本体:Xa12/K12改(ジャンパーピンで133MHzにクロックアップ) メモリー:純正16M+???な32M=48M ハードディスク:ウルトラSCSI型ベアドライブ2台 IBM DCAS-32160 Quantum Fireball ST3.2S CD−ROM:SCSI型ベアドライブ TOSHIBA XM-5701B SCSI接続 キャラベル CDR−4X(ドライブユニット ハ リコー) MOドライブ:ロジテック製 LMO-640S2 SCSIボード:IOデータ SC−UPCI プリンター:アルプス MD−2000J モニター:SONY GDM−17SE2T 音源:FM/PCM Q-Vision Wave Star MIDI ローランド SC−88VL TA:NEC IT55DSU モデム:オムロン ME3314B その他:電波新聞社 UP SCAN CONVERTER XRGB−1 ↑を使用して、サターンを接続 ↑パソコンがデフラグ等で使用中にはよくSSの電源を入れてPLAYとなりました。