K6−2

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 このたび衝動的に、K6−2を導入してみました。購入したのは「K6-2 300」です。それにともなって思ったことのレポートです。

 装着に関しては、従来のK6 233MHzをただ単に差し替えるだけです。ベースクロックも100MHzに対応しているだけで、マザーボードで設定できるベースクロックに追従します。ベース×倍率で300MHzで動くと言うことです。ベースが100MHzに設定できなくとも、そこまでのクロックで有れば動作するはずです。実際自分もそれで行いました。


 で、実際に装着して、色々ベンチを取ってみて思ったのは、「あまり体感できない」です。


 当方のマザーボード、GIGABYTE GA-586SGM はベースクロックが60、66、75、83MHzと設定できるので、ベンチを取って比べたのだが、確かにHDBENCH上ではパワーが上がっているのが確認できました。




 しかしながら、ゲーム等をやってみると極端には改善された感じではない。
 しかもベースを75MHzの4.5倍で動かしているせいか、時々止まる。AGPバスクロックも上がっているので多分グラフィックチップで熱暴走でも起こしているのであろう。涼しくなった今ではほとんど起こらなくなったし。


 思うのは、このクラスのCPUともなればきちんとベースが100MHzに対応したマザーであった方が良いと言うことだ。ただグラフィック関係を極限までアップしたいので有れば、やはりAGP x2でグラフィックを導入することだろう。となるとSuper 7(Socket7)では荷が重い。440BXチップでないと使用できないからだ。そのかわりこのチップを使用したSlot1マザーで有れば、最新のRIVA TNTなどのAGP x2に対応したグラフィックカードでグラフィックを楽しむことができる。


 やはりSlot1で0.25ミクロンルールで製造されたPentium IIやCeleronでクロックアップをして楽しむのが良いと言えるだろう。


そのほか情報がございましたら こちら まで頂けると幸いです。