YAMAHA SEROW 225 [2003.06.15]
![]() 2003.05.27 撮影 地元の友人から中古のセローをいただけるということで、喜び勇んでオフ初体験♪ とりあえず前オーナーから書類を取り寄せての名義変更手続きから。神奈川の陸運局まで出向き、書類に必要事項を書いてナンバーをもらいます。ナンバーはその日のうちに渡してくれるので、会社を半日休んでゲットしてきたですよ。取り付けボルトも一緒にもらえるんですね。知らなかった。 そのナンバーと取り付けボルトを持って夏休みに帰省。車体を譲り受け、その場でナンバー取り付け。これで晴れてセローのオーナーです。ひやっほう。 アキオがFCの名義変更をしたような状況。 そのまま荷物を積んで横浜まで自走しました。普段乗りなれてるレプリカと違って高速道路が辛かったけれど無事に横浜へ到着。ところがこれがかなりギリギリの状態であったことが後になって判明します。横浜に着いて暫く置いておいたら、そのまま動かなくなってしまったんです(笑) 実際結構な距離を走っているようなので(約4万km、地球一周ですね♪)、くたびれた部分を整備してみることにしました。 ■オイル交換 各所の錆びをとった後、エンジンオイルとオイルフィルターを交換してみます。前回交換後から走行距離が伸びてなくても、長い間放置してあったのならオイルは変質したり水を吸ったりしているので交換するのがセオリー。予想通りオイルはひどく汚れて粘性がなくなっている状態。エンジンにオイルにじみが少し出ていましたが、これはセローの持病みたいなものだと聞いたので、あまりひどくないなら放置の方向でいこうと思います。いつかはエンジンを割って組み直したいところです。エアクリーナのフィルタも清掃。 ■バッテリー交換 バッテリーが弱くなっていて、よくアガるようになっていたので新品に交換。MFタイプのバッテリーは消耗し切ってしまうと何をやっても復帰しないんで、そういうときは思い切って新品にするのが一番なんだとか。バッテリーは値段が高い…四輪用よりはマシですが。バッテリーあがりが頻繁に起こるようだとジェネレータやディストリビュータを疑わなくてはいけないそうですが、このバイクは大丈夫なようです。 ■タンクの錆び取り 「ボッボッツ」と息つく感じがするのでキャブが詰まってるのかなと思い、ガスラインのチェックをしてみました。ガソリンタンクを開けると中が真っ赤なのでびっくり。タンクを外して中性洗剤で洗い、「花さかGタンク錆び取りクリーナー」で洗浄。コックやフィルタなどもついでに分解清掃。どうもコックの調子がおかしかったんですが、ゴムパッキンの組みつけがズレていることが判明。これまではOFFにしててもガソリンが垂れてきてたんですが、これでもう流れ出ることもなくなりました。 ■キャブレタ清掃 インテークマニホールドがオゾン焼けで割れているのを発見。どうやら空気を吸っているようなので、ここを塞いでおかないとキャブレーションに問題が出るとか。バイク屋さんで交換をお願いしたついでにキャブの洗浄もやってもらいました。 ここで、学生の頃の友人主催「第1回やまとの杯クイズラリー」という手作りイベントに参加。セローは元気良く走ってくれましたが、どうも以前から気になっていた部分が悪化してきたようです。ステアが重い。この症状はアプリリアに乗っていた時に経験済み。おそらくグリスが切れてベアリングが錆びているのでしょう… ■フロントベアリング交換 フロントのステアリングステムの動きが渋いので、ベアリング交換をしてもらいました。セローは上がボール、下がテーパーのベアリングなのですが、水が入っていたのかどちらも錆びてました。圧入されているベアリングの受けごと交換です。変な特殊工具が必要なんですね、これ。 フォークを外すついでにフォークオイルも交換。オイルシールは痛んでいなかったのでそのまま使います。あと、フォークの上にあるはずのキャップが脱落してなくなっていたので、取り寄せて付けました。なくても困らないんですが、フォーク内に水が入ってくることがあるそうなので念のため。フロントホイールベアリングも割れかかっていたので交換します。安い部品だけど2つあるから面倒。 そしてようやくハンドルと格闘しなくてもスーッと曲がるバイクに(笑) いや正直、濡れたタイトコーナーが怖かったんです。寝かさないと曲がらなかったんで。 これでバッチリです。 ■欠損部品補充 細かい折損部品を補充しました。3本あるはずのマフラーガードのネジが1本飛んでいたので買い足し。他の2本にあるはずの耐熱パッキンもなかったので買い足して組み付けます。 あとはタイヤが減りまくっているのでそろそろ換えないと。OEM品に似たダンロップよりも外国産のほうが持ちがいいらしいので、ミシュランあたりはどうだろう。スプロケットやドライブチェーンはまだ持ちそうなので放置。ホイールのスポークもちゃんと張ったし、念のためにリアのホイールベアリングでも交換してやれば、ひとまずOKかな〜? ■プラグコード加工 ![]() 走っている最中に失火、そのままエンジンがかからなくなってしまいました。自分で調べてみたらどうやらプラグから火が飛んでないみたいです。テスターを使ってコイルの通電も調べてみたけれど原因がわからない…。仕方が無いのでバイク屋に電話して取りに来てもらいました。原因は電装系。セローにはコイルと一体になったプラグコードがついているのですが、接続部分のシールがひび割れて腐っていたそうです(笑) 腐っている部分を切り落として繋ぎ直してもらいました。 これでもう大丈夫。 ■タイヤ交換 ついにタイヤを交換。ダート経験がほとんどないオフ童貞な自分のためを思い、ダンロップのD-603を履きました。かなりオフに強いタイヤだそうです♪ ついでにリアホイールのベアリングを交換しようと思っていたので、ホイールを外してもらったところ…あれ?ベアリングが新品だ。リアホイールのガタツキは、実はベアリングではなくハブ側の磨耗に問題があったんです。ドラムブレーキの中も磨耗しまくって段つきになってますね…。 応急措置ですが、ハブにポンチを打ち込んでベアリングをカシメてもらいました(笑) 次にタイヤを替える頃には、ホイールが終わっているかも。 ■初オフ! これでオフロードも大丈夫!と思い、相模川の昭和橋下へ行ってきました。 うーん、面白い! これだけ走れればボクには充分です。でもスピードを上げるとハンドルがギャップに取られるのが気になります。こんなものなの?ちょっとフロントが突っ張ってるとか?イニシャルや減衰を調整する部分はなさそうなので、オイルレベルを下げる…いや、それも面倒だなぁ。 とにかくコケても大丈夫なように装備を整えよう…何しろ完全にオンロードの装備で走ってますから。ブーツと膝当ては必須だとバイク屋で言われました。ふーん、アルパインスターかガエルネがいいって?どれどれとNAP'Sへ行ってみると…高い。 今はちょっと手が出ないっす… ■初林道! [2003.04.14] 調子に乗って林道ツーリングに行ってきました。 愛鷹山周辺の林道です。愛鷹(あしたか)の名前の由来は、足高(健脚の意、らしい)から来ているとか。でもボクはヲタクなので「もののけ姫」のアシタカをすぐ連想しました。芦ノ湖にたたら場があったとして、その周辺に村が出来たとすれば、アシタカはその一山向こうに住んだということなのでしょう。そして名前がそのまま地名に…? なるほどニクイね♪ オフロードは難しいです。 真直ぐな道でもハンドルが左右に振られるのは当たり前なんですね。 …怖かったです。でも、面白かったです。 すごい坂になってる廃道とかも走りましたが、そういうステージではセローの有難さが身に染みます。これだけ長年支持されている理由をようやく理解した感じです。ヤマハにはこれからもずっと生産を続けて欲しいですね。 ブーツも手に入れたし。 膝当ても買ったし。 本格的になってきましたよ? 上半身は相変わらずオンロード仕様ですが… 今はリアのブレーキランプスイッチテンショナー(て呼び方でいいのか?)が、伸び切ってゆるゆるなのが気になってます。Nチビ小猿に指摘された、エンジンのガサつきも。 ■タペット調整 ![]() 明らかなタペット音は消えたものの、まだ回転数によっては異音が…これはエンジンを開けないと解決しそうもない、ということでしばし放置です。 うーん、どうしようかな。プロに頼もうかな。 ■部品買い足し ![]() これがまたミラクルフィット。内径12mmのものがぴったりです。 いつのまにか無くした方にオススメ。 ■エンコ [2003.06.07] 高速道路でエンジンが逝ってしまいました… なんだか焼き付きっぽくもあり、電気系っぽくもあり…よくわかりません。バイク屋さんに回収してもらうように手配してあるので、しばし入院です。 ■あぼーん [2003.06.14] ![]() うーん、廃車になる可能性が高いです。 残念。 でもR1のローンが終わったら今度はもう少し新しい年式のセローを買いたいですね(個人的希望)。オフの入り口を覗いたあたりで終わりじゃ欲求不満になっちまいますから! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
"Cindy's room" since Oct 02, 1998 / blog Jan 15, 2008
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