私とラビィ君は同い年。正確には、私の方が１ヶ月だけお姉さん。ラビィ君と初めて会った時、私は生後３ヶ月、ラビィ君は２ヶ月。その時はまだ私の方がちょっとだけ体が大きく、お姉さんの（1ヶ月だけだけど）体面を保っていました。が、それもつかの間…2週間後、ラビィ君は私よりもはるかに大きくなっていました。うちと違って食事が良いのかしら？

その後もラビィ君はどんどん大きくなっていき、今では体重３５キロ。私の４倍。ラビィ君は、散歩の途中で私に会うと無邪気に“遊ぼう！”って誘ってくれるんだけど、私は大きい犬がとにかく苦手。私の頭のはるか上から、体重３５キロが私に飛びつこうとすると、ちょっと恐いものがあるでしょ。

ある時、ラビィ君が私のからだの上に前足を乗せようとしたの。私は、サッと後ろに飛びのいて、「ウーッ、ワンッ！（何するの！）」って怒ったの。そしたら、ラビィ君、大きな体を小さくして、「キューン（ごめんなさい）」って泣いてしまいました。

ラビィ君ってとっても気が優しいのです。怒ったりして、ゴメンネ。

柵越しならとっても仲良し。散歩の行き帰りには、ラビィ君へのあいさつを忘れません。

プー助君は人気者。プー助君の家の前を通る人を、“誰かボクの相手をしてくれないかな”って顔していつもこうして見ているの。たいていの人は、プー助君の素朴な表情につい足を止めて鼻面を撫でたりしていくの。ぷー助君はとっても嬉しそうにしっぽを振りながら柵の下からもっと顔を突き出してくるんだけど、あんまり顔を出しすぎて戻る時に後頭部を柵でゴツンとぶつけてる。

本人は少しも痛そうじゃないのが不思議よね。

映画マスクマンで大活躍する犬マイロを皆さんご存知でしょうか。とっても賢くて可愛い犬です。この映画がとても面白いのは、マイロの素晴らしい演技力のおかげ…やっぱり、私たち犬はエライのだ！

おっと、話がそれてしまいました。

ミクちゃんは耳が垂れていたらマイロそっくりな毛の色をしています。

太郎君は私のような偽ブランドと違って、純粋な柴ちゃん。

「この子は腕白だから困るわ。」って太郎君のお母さんは言ってるの。体は私よりちょっと大きいけれど、まだ１才になったばかりの元気な子。

私は自分のことを９８％柴犬みたいだと思っていたけど、太郎君に会ってから８０％に変更しました（？）。体の大きさや毛の色はほぼ同じだけど、よく見ると毛の長さが私より短いの。

静香ちゃんは名前の通り物静かな女の子。

公園に集まるハトたちとも仲良しなの。静香ちゃんのお母さんがハトにパンをやるのを、横でじっと座って見ているの。ハトの方も慣れたもので静香ちゃんの側に落ちているパンくずを平気でついばんでいる。私の側には決して来ないのに。

この写真は、静香ちゃんもパンをもらっているところです。お母さんが静香ちゃんにパンをあげようとすると、ペロッとなめるだけで食べないのです。お母さんは静香ちゃんに信用されてないみたい。私なら誰からでも食べちゃうのにね。