宮武外骨解剖




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★昨年までのニュース★






<2018年のニュース>

●東大明治新聞雑誌文庫に所蔵の外骨資料がネットで閲覧できるようになりました。以下のURLから検索してください。興味深い自筆資料も見ることができます。

   https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/gaikotsu/page/home


●今年秋に予定していた第3回の「外骨を語る会」は、諸般の事情により来春以降に延期させていただきます。

●8月1日〜2日の東京大学のオープンキャンパスの日に明治新聞雑誌文庫を見学できます。外骨・漱石・子規の生誕150年と明治150年に合わせ、外骨の「世と同年生の人々」などが展示される予定です。普段入れない場所ですので、このチャンスをお見逃しなく!

●7月28日は外骨の祥月命日でした。昭和30年7月28日に満88歳で逝去。その後、解剖の会ができ、日をずらして外骨忌が行われるようになりました。今年で37回目になります。

●四国方面の方にお知らせ。香川県の県立ミュ−ジアムで開催中の県美術展に丸亀市在住の彫刻家大西康彦さんの作品「三人外骨」が展示されています。7月8日まで。昨年の9月に東京の新国立美術館で開催の新制作展に出品されたことは本欄の「昨年までのニュース」に写真入りで報告されていますので、ご参照ください。(7月4日)

●南伸坊さんの本「くろちゃんとツマと私」が発売中です。6月12日東京書籍。定価1,300円(税別)。「もうちょっとタメになったり、勉強になったり、トクになるヒントとか、病気がなおるとか」という本ではなく、「何でもない、普通の日々の」話が書かれたとても楽しい本です。これを読むと何か生きていることがとても楽しく、毎日の生活を楽しまなくっちゃ、という気にさせてくれます。(7月1日)

●2016年以来新規会員を募集してきましたが、現時点までに13名の方々が新しく入会されました。最近は特に20代の学生さんが何人か入会され、中にはアメリカの大学の博士課程で外骨をテーマに博士論文を書いた方もいます。地方や遠方でなかなか解剖の会の集まりに参加できない方も多いのですが、将来に向けて外骨を語り継いでいただけるものと期待しています。(6月1日)

●外骨に直接関係したニュースではありませんが、5月10日に、松田哲夫さんが編集した「鶴見俊輔全漫画論」(全2巻)がちくま学芸文庫からでました(1は定価1,700円+税、2は1600円+税)。この本を読むと漫画論を通じて日本の戦後という時代が見えてきます。外骨の「予は危険人物なり」や濃縮版の「滑稽新聞」が松田さんのアイディアで生まれたように、編集ものにこそ松田さんの真骨頂がうかがえます。(6月1日)

●4月7日に、外骨解剖の会の会員を対象に「外骨を語る会」を開催しました。今回は南伸坊さんにお話を伺いました。外骨との出会い、赤瀬川教室での講義の様子、外骨の表現における粋と色気の問題などを中心に約2時間にわたりかなり外骨の本質に迫るお話を伺えたのではないかと思います。次会は秋に開催の予定です。(4月8日)

●ギャラクシー奨励賞を受賞したMBS毎日放送制作の映像'17「宮武外骨と安倍政治」が2月29日午前2時25分より関西地方で再放送されました。

●大津の大井美夏子さんが現代の宮武外骨をめざしてウエブマガジン「ウオッチドッグ」を立ち上げました。外骨の滑稽新聞が紹介されていて、今後は、現代の日付の日滑稽新聞はどんな記事を書いていたか紹介していくということです。乞う注目。

吉川弘文館の歴史文化ライブラリーに入っていた「宮武外骨ー民権へのこだわりー」(吉野孝雄著)がオンデマンド版として復刊されました。
 電子化されたデータを注文に応じて製作するため注文から3週間ほどかかるそうです。定価2,300円+手数料230円(税・送料を含む)がかかります。注文・問い合わせは吉川弘文館営業部まで。TEL03−3813−9151。キャンセル・返品不可。
 河出文庫の「宮武外骨伝」は私事もふくめた全生涯を記述していますが、こちらは、外骨の出版活動を中心とした公的な側面を記述した内容になっています。


<2017年のニュース>

■2017年は外骨生誕150年、明治新聞雑誌文庫創設90年の年でした。

●8月28日に放送された大阪毎日放送(MBS)のドキュメンタリー番組「映像'17」の「宮武外骨と安倍政治〜権力の嗤い方」が、放送批評懇談会の第55回上期(2017.4.1〜9.30)ギャラクシー賞奨励賞を受賞しました。

●宮武外骨解剖の会の会員を対象に、生誕150年記念企画として「外骨を語る」会を10月28日(土)午後3時から開催しました。もと筑摩書房の編集者で書評家としても知られる松田哲夫さんに、赤瀬川原平さんと外骨を発見したいきさつ、その後の美学校での講義の様子、編集者として見た外骨の魅力などについてお話を伺いました。
来年以降も、原則として春夏の2回、会員を対象に同様の会をしばらく継続して行く計画です。会員の方々、ご期待ください。
会員とその友人以外の方は参加できませんので、参加希望の方は会員手続きを行ってからご参加ください。
紙の雑誌時代からの会員で参加を希望される方は、この下欄にある宛先へメールをいただければ案内を差し上げます。

●9月23日に高松市の歴史資料館で、外骨生誕150年を記念する講演会が開かれました。講師は地元の砂古口早苗さんでした。

●9月28日(木)午後8時より放送のNHKテレビ「日本人のおなまえっ!」に外骨が登場しました。おそろしい名前の人物として紹介されました。是本当也。「恐ろしい」という形容ははたして?「気味悪い」でもないし、「インパクトある」かなあ?

●9月20日〜10月2日にかけて六本木の国立新美術館で開催中の「新制作展」に香川県在住で外骨フアンの彫刻家大西康彦さんの作品「予は危険人物なり・三人外骨」が出品されています。10月2日(明日)まで。写真は砂古口早苗さん提供。



●8月27日深夜の大阪毎日放送(MBS)のドキュメンタリー番組「映像'17」で外骨をテーマとした番組「宮武外骨と安倍政治〜権力の嗤い方」が放送されました。

●8月2日、3日、東京大学のオープンキャンパスの一環で、明治新聞雑誌文庫が一般公開されました。下欄に来場者の外骨に寄せた感想文を掲載しました。

日時:2017年8月2日(水)10:00〜16:30     
   2017年8月3日(木)9:00〜16:00
会場:近代日本法政史料センター 明治新聞雑誌文庫
   (史料編纂所地階。ドライエリア階段下)

●ご覧になった方もいらっしゃったでしょうが、6月14日放送のNHKテレビ「探検バクモン」に外骨が登場しました。「防犯カメラ」がテーマで、防犯カメラのさまざまな利便性が紹介され、同時に人のプライバシーも暴かれかねない危険性も危惧される、といった内容の放送で、戦前の社会で、危険人物と目され入獄刑や罰金刑に処せられながら、表現の自由を追求し続け、民主主義の実現に向けて闘い続けた外骨の姿が短時間ではありましたが紹介されました。時あたかも国会では「共謀罪」が強行採決されようとしていたこの日、戦前の監視社会に逆戻りしかねない現今の日本の現状への警鐘という意味があったのでしょう。

●松田哲夫さんの対談をまとめた「鶴見俊輔さんの仕事B編集とはどういう行為か?」が出ます。5月20日刊。定価1,500円+税、編集グループSURE刊。一緒に仕事をした鶴見さんを編集者松田さんと室謙二さんの目を通して語った内容です。司会、黒川創氏。

●東大コミュニケーションセンター(UTCC)にて、インテリアうちわ(自立するうちわ)(¥2,700)、超撥水風呂敷(¥3,500)、蛇腹便箋レターセット(¥980)の 3種類が「明治文庫シリーズ」として発売されることになりました。場所は東大赤門を入って左手すぐ、目の前が明治新聞雑誌文庫です。いずれも「滑稽新聞」などのタイトルがデザインされた明治新聞雑誌文庫の所蔵資料をモチーフとしたオリジナル製品です。
4月7日より発売されています。順次、オンライン、IMTブティックでも取り扱う予定だそうです。
売り上げの一部は当文庫所蔵資料の保存・修復のために使われます。東大に行ったついでに立ち寄ってみよう。

●過日、宮武外骨解剖の会主催で上野桜木町から明治新聞雑誌文庫にかけての外骨の跡地をめぐるミニ・ツアーを開催いたしました。また秋にも会としてなにか外骨関連のイベントを会員対象に開催する予定です。

平凡社の「別冊太陽」の一冊として「宮武外骨 頓智と反骨のジャーナリスト」が4月24日に発売されます。160ページ、定価2,400円+税。外骨に詳しい多彩な方々の寄稿と、豊富な図版で外骨の全貌が伝わってくる内容です。外骨の入門書としても最適です。ぜひご購読ください。写真はその表紙です。

●2月11日付で東京大学の明治新聞雑誌文庫が創刊した「ニューズレター」によると、書庫に保管されている外骨関係の出版物を収めた「外骨書函」と、来客の応接に使用したと思われる丸テーブルと椅子3脚を補修するため修理に出してあり、3月には修理が完了し戻ってくるということです。昭和初期の家具を修理できる職人が少なく、飛騨高山の家具メーカーが引き受けてくれたそうです。それまでして、現在の職員の方々が、外骨関連の物品を大切にしてくださっていることに感謝申し上げます。
なお、「ニューズレター」の発行日2月11日は明治新聞雑誌文庫の開設日、年2回の発行です。

●「東京人」3月号の「パロディと風刺」特集号(2月3日発売)に、「パロディは権力をわらう・宮武外骨の反骨」と題して寄稿しました。近頃良質の笑いやパロディは少なくなってきたと思いませんか。笑えなくなって、マジばかりになった社会の先にあるのは戦争の時代です。

●小沢信男さんの「俳句世がたり」が発売されました。岩波新書、定価820円+税。芭蕉や子規、古川柳、ホームレス川柳などを引用し、小沢さんの体験談や世相話が語られる。それにしても、小沢さんの文章は飄々としていて、まるで、俳諧の連句のような味わいです。

<2016年のニュース>

●いずれ、来年の外骨生誕150年に関係する耳寄りな情報をお届けする事ができそうですぞ。刮目して待て!(これは「滑稽新聞」での外骨の得意のセリフからの借用です、刮目は目をこすってよく注意する、の意味です。念のため)

●鳥取の汽水空港でのトークイベントに行ってきました。本屋の手狭な店内での開催でしたが、店一杯の参加者であふれ、熱気に包まれた会となりました。見受けたところ、30代40代の方が中心で、それよりも若い方、ご年配の方もちらほら。女性が半分近くを占めていたように思います。
僕のほうは「心あまりて言葉足らず」といった状態で、話があっちに行ったりこっちにきたり、まあ、熱意だけはくみ取っていただけたでしょうか。我ながら、まったく、こまったもんだ。

●南伸坊さんの「ねこはいに」が青林工藝舎から発売されました。定価1000円+税。以前にでた「ねこはい」の2冊目、という意味です。可愛くてやんちゃな猫の絵に、南さんが猫の気持ちになって詠んだ俳句が添えられています。楽しい本ですよ。ほんわかと幸せな気分になれます。猫好き以外の方もぜひ。

●南伸坊さんの「本人遺産」が発売されました。ちょっと紹介が遅くなりました。ゴメン。文藝春秋刊、定価1000円+税。伸坊さんがいろいろな有名人の本人になりきった写真とコメントのコラボがおもしろい。今回は、撮り下ろしのサイン入りブロマイドが19人ついていて、秀逸です。とくに、巻頭の石原裕次郎にはびっくりです。寺山修司もいい。どうしたらこうなるのかなあ?

●9月6日発売の「kotoba」25号(集英社)に、「雑誌表現者としての宮武外骨」と題して書きました。おもに「滑稽新聞」を中心に外骨の雑誌表現の特徴について解説しています。

●こんど鳥取県湯梨浜町にある「汽水空港」という妙な名前の本屋でトークイベントをやります。テーマは外骨をめぐるもろもろ。9月24日(土)午後7時より。山陰線松崎駅下車徒歩3分ほど。鳥取から電車で1時間ほどの場所です。来場可能な方はお出かけください。店主の森哲也君は編集者のかつての教え子です。知らずに「外骨戦中日記」を仕入れ、その著者がまさかの僕だということがわかり、この話へと発展したのです。こんな奇跡的な縁はなかなかありませんよね。

●東京大学本郷キャンパスのオープンキャンパスの一環で明治新聞雑誌文庫が公開されました。テーマは「明治・大正期資料と日本の選挙」。外骨関係の資料も若干展示されました。8月3日(水)10:30〜16:30,4日(木)10:00〜16:00まで。

●「外骨戦中日記」は、これまでに確認しただけでも「東京人」、「北海道新聞」、「毎日新聞」、「西日本新聞」、「週刊新潮」、「サンデー毎日」、「信濃毎日新聞」、「日刊ゲンダイ」、「千葉日報」、「週刊読書人」、「東洋経済新報」、「週刊文春」、「サライ」の書評やブックレビューで紹介されました。友人たちからも「おもしろかったよ」という声がいくつも寄せられました。友人の間でこれだけ反響があったのは、今回が初めてです。


●「外骨戦中日記」に記述間違いがありました。お詫びし訂正します。

 P、51 8行目     「くさま」を「さゝま」に訂正。
 P、62 後から3行目 「二〇三高」を「・・・高」に訂正。
 P、220 7行目    「正月十八日」のあとに「(旧暦)」を追加。
     同         「満で七十歳」を「満で七十歳」に訂正。

●太平洋戦争末期から戦後にかけて記された外骨の「日記」を読解した「外骨戦中日記」(吉野孝雄著)が河出書房新社より刊行されました。約5年をかけて取り組んできたもので、編集者にとって久々の外骨関係の著作となります。定価2,000円+税。装幀は南伸坊さん、5月中旬の発売です。お読みいただけると幸いです。
 戦争の時代とはどんな時代だったのか。言論人、ジャーナリズムの戦争との関わり方はどうあるべきか。戦争の時代に外骨は何をなし、なさなかったのか。新資料をまじえて考察しています。



●以前NHKの「歴史秘話ヒストリア」で外骨が採り上げられましたが、それが子供向けの本になり、金の星社から発売されました(定価3,000円+税)。古代から現代まで、全5巻の第五巻目、「明治時代〜昭和編」にグラバー、クラーク、大山捨松、太宰治などとともに収められています。おもに、図書館向けの本として刊行された模様です。子供が読んでもわかりやすく、しっかりした内容の読み物になっています。

●本HPで、新会員の募集を開始したところ、新しく7名の若い方が外骨解剖の会に加入されました。これで、当分は外骨解剖の会の存続は安泰でしょう。次回には他にまた新しいニュースをお伝えできそうです。刮目して待て!

●赤瀬川原平さんの「ライカもいいけど時計がほしい」が刊行されました。C's-Factory刊、定価1,800円+税。赤瀬川節が懐かしい。赤瀬川さんが亡くなったからはや1年以上が経過した。あの声、あの語り口を今でもはっきりと思い出すことができるが、この本を読むと、そんな赤瀬川さんのことが懐かしく思い起こされます。

●昨年12月21日の「朝日新聞」文化欄、「今こそ」のコーナーで外骨が紹介されました。「その知恵は現代にも生きる」という見出しがついていて、その、頓智やユーモアを駆使した手法のジャーナリストとして紹介されています。

●伊丹市立美術館で販売されているレターセットの中に外骨のデザインを取り入れたものが入っています。なかなか洒落たものですので、趣味のある方はお求めになるのもいいかと思います。

来年(2017年)は外骨生誕150年の年になります。(慶応3年、1867年1月生まれ)

<2015年のニュース>

●久しぶりに「参考文献」のページを更新しました。いままで比較的入手しやすい単行本のみの紹介だったものに、重要と思われる雑誌掲載文などを加えました。どうぞご利用ください。(12月1日)

●香川県綾川町で開かれていた外骨展は、8月30日をもって盛況のうちに終了いたしました。

●東京大学オープンキャンパスで明治新聞雑誌文庫が公開されました。外骨関係のミニ展示があり、出勤簿などが展示されました。見学してきましたが、「頓智協会雑誌」の創刊号など、復刻本では知ることのできない鮮やかな色彩や特殊な紙質まで、間近に見ることができる展示になっていました。若い高校生などが興味深げに見学していました。1日だけではかなりもったいない。見学し損ねた方々はだいぶ損をしましたぞ!
8月6日(木)10:30〜16:00分まで。
アクセスは、東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅より徒歩10分、南北線東大前駅より徒歩10分、JR御茶ノ水駅より東大構内行きバスで10分。東京大学赤門を入ってすぐ。
この欄の中ほどに明治新聞雑誌文庫へのリンクあり。

●駒込染井霊園にある外骨の墓の名刺受けの側面に南伸坊さん画の外骨が描かれました。向かって右に小沢信男さんの句、左側に南さんの絵が彫刻されています。



●綾川町の講演会が無事終了いたしました。予定時間を超過してのトークイベントという会でしたが、100人以上の方々が熱心に聴講してくださいました。綾川町と香川の皆さんありがとうございました。

●南伸坊さんの近著「おじいさんになったね」をおすすめします。海竜社刊、¥1,400円+税。老人になった自覚のない著者が、現実を受け入れ、「そういうことならゴキゲンなおじいさんになりたい」と思って書いた本です。編集者(吉野)と飲んだときの話や外骨忌のことも出てきます。それにしても、伸坊さん、文章がいい!ちょっと紹介が遅くなりました。ゴメン。

●綾川町のHPに外骨展覧会関係の詳細がアップされました。下の<綾川町ホ−ムページ>をクリックしてアクセスしてください。

外骨没後60年を記念して郷里の香川県綾川町で開催される企画展の詳細が決まりました
 会期は7月23日(木)〜8月30日(日)まで(8月10日に展示資料入れ替え)。毎週月曜日は休館。時間は9時〜5時。場所は役場に隣接した生涯学習センター(琴電・綾川町下車徒歩3分)。

 7月25日午後2時より、綾南農村環境改善センターにて、南伸坊さん、砂古口早苗さん吉野孝雄による鼎談の会がありました。外骨の魅力、不敬罪筆禍事件と滑稽新聞などにふれながら、それぞれの外骨との出会いなどを語りました。
 展示内容は、外骨が保存していた自伝執筆用の資料など、吉野孝雄が綾川町に寄贈した資料を中心に、綾川町が独自に蒐集した外骨著作物・滑稽新聞、主要雑誌・著作、関連する新聞記事や外骨保存資料、遺品、小林一三、尾佐竹猛、竹久夢二など関連人物の外骨宛書簡など、未公開資料を含む約170点になります。
 いままで各地で開かれた展覧会に匹敵する内容で、しかも展覧会、鼎談の会とも入場料は無料です。夏休みでもあり、観光旅行をかねてぜひお出かけください。綾川町は高松から金比羅さんの琴平に向かう琴電の沿線にあたります。

 詳細については綾川町のホームページで、アクセス方法などとあわせてご確認ください。教育委員会の生涯教育課が担当部署です。

明治新聞雑誌文庫の資料がWEB検索可能となりました。もちろん、外骨著作についてもすべての出版物について検索可能です。下記のURLからアクセスできます。ご活用ください。直接出向き申し込めば、一般の方も閲覧可能です。閲覧手続きについては上記「明治新聞雑誌文庫」をクリックの上、確認してください。


●今月(2月)中・下旬以降、テレビ朝日「お願いモーニング」(AM4:00〜)で外骨の墓が紹介される模様で、その旨撮影許可の連絡がありました。都内に眠る偉人の墓を喪服美人が訪ね、偉業や功績を紹介しながらお墓の掃除をし、香華を手向ける、という企画だそうです。朝早く起きられる方のみ、必見。放送日時は未定。紹介は1分程度。
 美人の墓参りなら、外骨もきっと喜ぶだろうと、許可!どんな美人なのか気になりますね。

●謹賀新年。今年もよろしくお願いします。今年の夏は、外骨没後60年(昭和30年・1955年7月28日没)、戦後70年の年になります。

●外骨没後60年を記念する企画として、今年1月10日より伊丹市立美術館で「シャレにして、オツなり」と題して外骨の「絵葉書世界」を中心とした展覧会が開催されました。1/10日〜2/11日,2/14日,3/1日まで。月曜日、1/12日,13日は休館。一般300円。伊丹市立美術館所蔵資料の展示です。
 富士フイルム・フォトコレクションによる「日本の写真誌を飾った写真家の『私の1枚』」展との同時開催されました。

●鈴木眞紀子さんが文藝春秋社のHPの「web本の話」(12/23日,24日)に赤瀬川原平さんを追悼する文章を書きました。鈴木さんは赤瀬川さんの「新解さんの謎」の担当編集者で、その時の思い出などをまじえて、赤瀬川さんに対する心のこもった畏敬の念を綴っています。

●オーストラリアのパースに最近オープンしたEDOSEIという日本食のレストランは、解剖の会の会員の方が関係するお店です。パースにお出かけの節はぜひご贔屓を! 場所は 64 BARRACK ST PERTH. ランチは土日、ディナーは日曜休みです。このHPを見たと言ってもなんの特典もありません。会員の方が店にいるわけではないので。

<2014年のニュース>

●会員の我田大さんが「うまいが野菜」という本を出版しました。水声社から定価¥1,200+税です。以前に「野菜がうまい」という本がありましたが、それとは別の本です。
 カボチャやキャベツ、ニンジン、ゴボウ、葱といった普通の野菜から、チコリ、カグラナンバンなどといった聞き慣れない野菜まで、栽培方法からうまい食べ方まで写真入りで紹介しています。
 新潟の六日町で季節料理「大」を経営する料理人として、すべて自分で栽培し、調理した体験をもとに書かれた本なので、南伸坊さんも「ワガタが言うなら、問答無用に何でも食べたい。」と絶賛しているように、説得力が違います。なにはともあれ、おなじ外骨フアン同士として買わないわけにはいかないでしょう。それが、浮き世の義理というものですぞ!

●南伸坊さんが生徒になって漢方医の丁宋鐵さんにいろいろと現代医学について質問する「丁先生、漢方って、おもしろいです。」という本が、朝日新聞出版から刊行されました。定価1,400円+税。読み始めると面白くてどんどん読み進めてしまいます。常日頃疑問に思っているような医学常識について、目から鱗がバラバラはがれ落ち、解消間違いなしです。

●松田哲夫さんが池内紀、川本三郎さんと編集した新潮文庫の「日本文学100年の名作」が面白いです。全10巻。定価750円+税。僕などはあまり読んだことがない近代作家の短編が時代を追って収録されていす。読後、思わぬ拾いものをしたような心地よさが味わえます。

以上、会員の方々の近著です。今までは、会員の著作についてこの欄で紹介したことがありませんが、今後はお知らせいただければ紹介して行きたいと思っています。

●11月25日午後11時より、NHK.Eテレ「知恵泉」で、10月7日放送の外骨の「発信力を磨け」がアンコール放送されました。12月2日午前5時30分にもその再放送がありました。

●追悼、赤瀬川原平さん。冥界でのご活躍をお祈りします、と言いたいところだが、好きな絵でも描きながらどうかゆっくりお休みください。

●10月28日〜12月23日まで「千葉市美術館」で赤瀬川原平さんの展覧会が開かれました。11月4日、12月1日は休館。一般1000円、大学生700円、その他は無料。Tel.043-221-2311

●10月18日〜12月21日まで、「町田市民文学館ことばらんど」で、赤瀬川原平さんの展覧会が開かれました。毎週月曜日(11月3日、24日は開館)・第2木曜日休館。入場料400円。65歳以上・大学生200円、高校生以下無料。Tel. 042-739-3420 .

●NHK・Eテレ(2チャンネル)「知恵泉」(ちえいず)で外骨の「発信力」をテーマにした番組が放送されました。10月7日(火)午後11:00より。編集者も取材に協力し、出演いたしました。

●本HPで「外骨解剖の会」の新規会員を募集したところ新たに男女3名の方が加入されました。いずれも20代〜40代の若い方ばかりです。ためらっている方も多いと思いますが、遠慮なくどうぞ。このページ下欄より申し込めます。肉体的には老人でも、精神的に若ければ可です。精神的にも老人は不可。

●日比谷図書文化館の日比谷カレッジ「古書で紐解く近現代史セミナー第8回」で「宮武外骨が伝える関東大震災〜『震災画報』にみる震災時の人々」が開催されました。8月28日(木)19時から。

●8月7日11:30〜16:30分まで、東京大学オープンキャンパスの一環で明治新聞雑誌文庫が公開され、資料の一部が展示されました。

●小沢信男さんの新著「捨身なひと」(2013年12月・晶文社刊)中に「宮武外骨『アメリカ様』と『五勺の酒』」と題して1章が割かれ、外骨と中野重治の関連性に言及しています。河出書房の「外骨著作集」解説の再録ですが、まだ未見の方は必読です。「アメリカ様」の解説としてすばらしい内容です。

2月にちくま学芸文庫から「アメリカ様」「筆禍史」が合冊で刊行されました。「アメリカ様」は全文、「筆禍史」は明治期以降の部分の抄録になります。

来年(2015年)は、外骨の没後60年目をむかえます。
  (昭和30年・1955年没)

<2013年のニュース>

●ちくま学芸文庫の「震災画報」が好評です。「東京新聞」、「毎日新聞」そして「朝日新聞」の書評欄、「天声人語」でも取り上げられ、販売も好調なようでさっそく増刷されたということです。現在は3刷が発売中ということです。

●宮城県大崎市古川福富にある吉野作造記念館で、2013年の5月26日から7月28日まで、吉野作造、尾佐竹猛、外骨に関する企画展が開催されました。

●3月20日付「東京新聞」の「TOKYO発」欄で、外骨の「震災画報」が紹介されました。編集者も取材に協力しました。



香川県綾川町生涯学習センター展示室。入口を入ってすぐ左側の展示室に、郷土ゆかりの菅原道真,、彫刻家の池田勇八などと一緒に外骨の展示コーナーが設けられており、綾川町が所蔵する「滑稽新聞」、「スコブル」、「此花」、「震災画報」など約8点が展示されています。

     ー 琴電の滝宮駅下車徒歩3分、町役場隣 ー
   ー 入場無料、月曜日、第4木曜日休館。駐車場あり ー


<2012年のニュース>

2012年7月22日から8月3日まで、綾川町生涯学習センターの企画展として「宮武外骨展」が開催されました。また、7月21日には「外骨の魅力ー思い出をまじえて」と題して編集者による講演会が開催されました。

●綾川町の施設の完成を機に、編集者が所蔵する外骨の自伝編纂用の保存資料、遺品類などを綾川町に寄贈しました。今後は節目の年などに企画展として展示されると思います。その際はこの欄で随時お知らせします。資料は非公開。展覧会での展示のみ。
また同時に、外骨が保存していた新聞関係の資料約10点を明治新聞雑誌文庫へ、明治維新の歴史資料1点を東京大学史料編纂所へ、雑誌類2点を伊丹市立美術館にそれぞれ寄贈しました。
これで、ほぼすべての資料類がしかるべき場所に収められたことになります。


●長い間絶版状態だった編集者の「宮武外骨」が「宮武外骨伝」とタイトルをかえて、2012年3月に河出文庫より刊行されました。書店店頭または注文で購入できます。



●河出文庫には、ほかに外骨著「滑稽漫画館」、「面白半分」、「明治奇聞」、「猥褻風俗辞典」の4冊が収められており、書店の店頭で購入できます。店頭にない場合はご面倒ですが注文で取り寄せてもらってください。
「面白半分」、「明治奇聞」は随筆的文章、明治の歴史関係の文章をそれぞれ編集したもので、外骨の同タイトルのオリジナルではありません。「滑稽漫画館」は「滑稽新聞」からの抜粋、「猥褻風俗辞典」は「売春婦異名集」と「猥褻廃語辞彙」のオリジナルを合冊したものです。

●ちくま学芸文庫には、「震災画報」と「アメリカ様」が収められています。