グリーグ:ピアノ協奏曲


概説

(準備中)
 シューマンの同曲にそっくり,というか真似(笑)。 でもグリーグらしい音楽の深みがあるし,なによりピアノが活躍できる名曲。 まぁ,グリーグの曲は,室内楽曲・声楽曲でもほとんどピアノの一人舞台。 自身がピアニストだったから,自己主張を精一杯してるのかも。


CD聴き比べ

評価  演奏者 録音年 レーベル  番号 価格
アンスネス(p)/キタエンコ/ベルゲン・フィル  90 Virgin TOCE-8629 2800
ウーセ(p)/マリナー/ロンドン響  84 EMI TOCE-4068 1200
ギレリス(p)/ヨッフム/コンセルトヘボウ管  79L TAHRA TAH 241(輸)  F
ルプー(p)/プレヴィン/ロンドン響  73 DECCA POCL-6028
POCL-9842(限)
2000
1000
コヴァセヴィチ(p)/C.デイヴィス/BBC響 71初出 PHILIPS 446 192-2(輸)  M
アラウ(p)/ドホナーニ/コンセルトヘボウ管  63 PHILIPS 426 079-2(輸)  B
フライシャー(p)/セル/クリーヴランド管  60 SONY SRCR-1838 1020
カーゾン(p)/フィエルスタート/ロンドン響  59 DECCA KICC-8481 1500
ベッケルン(p)/
グリュネル=ヘッゲ/オスロ・フィル
 59 RCA 74321-21295-2(輸)  B

評価は主観に基づくものです。
下の寸評も参照のこと。
評価印は◎>○>▲>△>(無印)の順。 未は未評価。

CD番号はわかる範囲で最新かつ廉価のものを国内盤優先であげています。
ただし,購入時には販売店などで必ずご確認ください。
輸入盤の価格はF(フル)>M(ミッド)>B(バジェット)の3区分(目安)です。

寸評

(準備中)
 これは9種も(笑)。
 ギレリスの盤がこの中では最強。グリーグの音楽性の高みがよく出てると思います。 ウーセの盤はコストパフォーマンスに優れ,マリナーの伴奏も上品で満足のいくもの(グリーグの曲は本来,シベリウスのように金管を強奏させるものではないと考えています)。 ベッケルンやアンスネスのノルウェー勢の盤は独特のアクセントを持ち,本来はこういう曲なのか,と思えるものがあります。 (このアクセントの取り方は,ステーン=ノックレベルグのグリーグ:ピアノ曲全集(NAXOS 8.514001J)に通ずるものがあります。) 


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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp

99.12.6