ばんがいち　99年２月号

基本情報

掲載作品

寸評

暫定的総評

　んー，まぁ，今月はこんな感じかな（印の方）。 でも今のやり方，「おもしろい」と思った場合にどこで評価すべきかが問題なんだなぁ。
　さて，巻頭は出水守真名先生。 近未来ファンタジー？　 なんか世界に一人しかいないと思われる女の娘が（みんな両性？），少女から女に変わるストーリー。 うー，説明しづらい。 ま，それはともかく，今月のはけっこう反響あるんじゃないかな。 この先生は上手いですね，やっぱり。
　のぞみ侑海先生は初見。 「目が覚める度に見知らぬ女と見知らぬ女がいて」（引用）てな話。 こーゆーのは嫌いじゃないけど，コメントはしづらいですね。
　九龍城砦先生も初見。 機械な女の子が病気のご主人様のために，という話。 良い雰囲気は出てますね。
　後藤晶先生のは，ノーマルなエッチじゃ満足できなくなった彼女が彼に内緒で，て話。 んー，ネタバレなしでいくと書くことないかも（笑）。 けっこう好きなオチなんだけど，うん，ふつう気づかないか？　とか思ったりするわけです。
　ユナイト双児先生，ひさびさに見たような気もするけど，そうでもないかな？　 獣人？な男の子と女の子が駆け落ちして，いろんなめにあっちゃう話。 うーん，今月のはちょっと，個人的には。
　上月まんまる先生の連載，炎の砦編の最終話。 とりあえず先月のにオチ？があってよかった（笑）。
　きりやましんご先生のが，今月号の中では良い感じかな。 わがままな彼女にふりまわされる話。 そうそう，かわいらしさってのは発見してこその恋ですよ。 この先生，こういうのも描けるんだ（特に最後のページ右上コマは良いなぁ），もともと好きな作家さんだったけどこれは発見（笑）かも。
　太田虎一郎先生の，うん，やっぱりこーゆーのにはコメントつけにくいなぁ。 今月のネタにはなっとくするものあり，とか。
　朔ユキ蔵先生は，兄妹もの。 なんかよくわかんない家庭環境が設定されてる。 この先生，こういう雰囲気を持ったの描かせると上手いですよ。 最後のページはどう読みましょうか。
　才谷ウメタロウ先生の連載，ようやく終わりそうな気配ですね。 いや，先月の内容からするともう一波乱あるのかな。 今月はあえて私から言うことは特になし，って毎月こんなこと書いてるような。
　新条るる先生のはバレンタイン ネタ。 そういやバレンタインにものをもらったことなど，ここ○年ほどないなぁ（かろうじて１ケタ（笑））。 この時期，男の私はチョコ買いにくくて（笑）。
　島本かおる先生のは，時事ネタというか，一発ギャグというか。 個人的にはけっこう笑えたけど。
　ところで編集後記に，例の児童ポルノ法案が（絵までを規制対象として）成立しそうという報道が一部でされてる，とあるけど，本当でしょうか。 この件に関しては，コミックやゲームの業界が運動してくれないと，われわれ個人ではちょっと苦しいものがあると常々思ってます（業界が動いてくれれば，われわれは最小の負担で支援できると思うのですけどね）。 が，そういう目立った運動はあまり見えてこないんですよね，特にゲーム業界。 うーん，いったいどうなっちゃうんでしょ。 このまま法律になってしまうとかなりやっかいです。 こればかりは笑ってられないのですが。

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