ばんがいち 99年3月号


基本情報

発売日 1999年2月17日
表紙イラスト にしき義統
巻末カラーイラスト 天織龍樹
発行 コアマガジン
定価 340円(税込)
雑誌コード 18295-3


掲載作品

評価 作家名 作品タイトル ページ数  備考
A B C
きりやましんご 娘々奇談3 18 巻頭カラー(カラー4p/2色カラー4p)
  後藤 晶 Secret Trouble 22
  押也 史奈 GIRLS▽TOUCH 16 初登場
    上月まんまる GOGOヘヴン!! 20 連載(#5)
   出水守真名 お姫様の言うとおり▽ 16
   山田可南 Delicious? Delicious! 6 シリーズ
    秋葉凪樹 空のイノセント 18 + 1 連載(#21)/あらすじ(+1p)つき
   にゅーAB ジャンボジェットでGo!! 16
    才谷ウメタロウ スパイラル・オーヴァ 24 連載(#8)
   新堂なおと 月夜見 16 第6回ばんがいち漫画大賞特別奨励賞
  新条るる パン パレード 4 2色カラー(4p)/4コマ/連載
  のぞみ侑海 ふゆのひ 3 カラー(3p)

作品タイトルのところの▽マークは,ハートマークの代用です。

評価Aは心的印象度の指標で,良くも悪くも心動かされたかどうかを意味し,従来の評価印に準じます。
◎>○>▲>△>(無印)の順の5段階。
評価Bは単純に私の好みかどうかの指標で,キャラ,絵柄,ストーリー,雰囲気などを(この順に)考慮。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。
評価Cはエッチ度の指標だけど,多分に私の好みが介入します。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。−はエッチなしで評価対象外。
いずれの評価も巫音月雪の主観に基づくものであり,普遍的な価値観とは無縁です。


寸評

暫定的総評

 ばんがいちは,なぜか早く感想出ちゃうんだよね。 それだけさらっと読めるということでしょうか。
 印の方は,人気有りそうなところに入ってないような・・・。 まぁ,私の趣味だからしょうがない。 しょうがない。
 巻頭はきりやましんご先生。 おお,このシリーズを引っ張ってきましたか。 とりあえず瑞蘭のいろんな表情に高評価を。 しかし前回出た妖怪を「フキダシ野郎」とか,面白いなぁ。 この先生はノリのよさに加えてストーリーものせられるから上手いなぁ,と思うです。 今月はホットミルクの方にも描いてたみたいなんで,こっちも買おうかどうか迷ったけど(けっきょく買ってない)。 そろそろ単行本でないかなー。
 後藤晶先生のは,ネタはまぁ伏しておきますか。 あ,でも扉がこういうことになってたのね。 これは私が鈍かっただけかな。 あ,先の制約のおかげでこれ以上書けない(笑)。
 押也史奈先生は初見ですね。 美少女漫画家になった女子高生が,ネタにするため友達を巻き込むという話。 まぁ,きみおたまこ先生の桜&桃の話みたいなもんか。 ともかく,この無邪気に迫る姿が魅力。 お友達の方も美少女漫画がいかなるものかを知らないようなのがまた。 しかし,試験管はいかんですよ。 ガラスは割れるので危険です(わかってるみたいだからいいけど)。
 上月まんまる先生の連載。 今月は中休みみたいな感じかな。 キノコあやしすぎ。
 出水守真名先生のは,とある受験生カップルの姿。 彼女と同じ大学に進むためがんばる彼が,1月ぶりのデートで,て話。 しかし,女の子の名前がはじめて出てくるのが8ページ目ですか。 エッチに割かれてるページもちょっと少なめ。 でもまぁ,キャラの魅力は上手く引き出されてるんですけどね。
 山田可南先生のは今回も例の二人。 ポイントおさえられてるんで,この先生の描くショートは上手いのかも。 もはやばんがいちの定番か,これ。 ともかく,そろそろ長いのも見たいです・・・て,何回も書いてるよね・・・。
 秋葉凪樹先生,ばんがいちでもようやく復活。 原稿自体は2月前から上がってたらしいのだけど。 しかしまぁ,すでに単行本2冊出てますからね,いきなりじゃぜんぜんわかんないです(笑)。 たぶん私はこの先生のマンガを高く評価する人たちとは違う人種ですんで,最初から読んでても,せいぜい△程度の評価しか下さないでしょう。 こういう重い話はダメなんですよー,私。
 にゅーAB先生のは,スチュワーデスさんのエッチなサービスの話,そんだけ。 それ以上書くことは・・・ないかも(笑)。 わざわざ分析しなくてもいいでしょ,たぶん。
 才谷ウメタロウ先生の連載。 やっぱりタダでは終わりませんね。 でもキャラが揃いはじめておしまいも近そうだけど。 単行本1冊分・・・という邪悪な読みもできるが(笑)。 過去の評価印見返してみたけど,月ごとに私の評価基準のブレが確認できて興味深かったり。
 新堂なおと先生,これで特別奨励賞ですか。 うーん,まぁ,妥当なとこかもしれない。 扉ページがもうひとつに見えてしまうのがこの作品最大の弱点か。 隣のページのイメェジがかわいくて,こっちに目が行っちゃう。 でも総じて雰囲気出てるし,悪くないですね。
 新条るる先生の連載。 今月のはどれもおもしろいなぁ。 個人的には「ボイルドエッグ」がなかなか。 レオがしゅんとしてるのが珍しい(笑)。
 最後にのぞみ侑海先生。 幼なじみというのは・・・ですね。 まぁ,あんまりコメントしませんが。 冒頭の言葉がちょっと面白い・・・というか,気になるです。 肝心の3ページ目がそれほどでもないようで,実は1・2ページ目を引き立ててるような感じもするかな。
 といったところでおしまいです。

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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp

99.2.18
公開:99.2.18