ばんがいち 99年4月号


基本情報

発売日 1999年3月17日
表紙イラスト 天織龍樹
発行 コアマガジン
定価 340円(税込)
雑誌コード 18295-4


掲載作品

評価 作家名 作品タイトル ページ数  備考
A B C
    朔ユキ蔵 FOX in the TRAIN 18 巻頭カラー(カラー4p/2色カラー4p)
  出水守真名 3% 20
    上月まんまる GOGOヘヴン!! 24 連載(#6)
  後藤 晶 LADY SOUL 20
  太田虎一郎 宇宙の法則 世界の基本 4 連載
    秋葉凪樹 空のイノセント 20 連載(#22)
  きりやましんご 調教する女 18
   門田一世 夢だけ見てる 16
    島本かおる かの子ちゃんのゆううつ 16 連載(#2)
    才谷ウメタロウ スパイラル・オーヴァ 26 連載(#9)
  新条るる パン パレード 4 2色カラー(4p)/4コマ/連載

評価Aは心的印象度の指標で,良くも悪くも心動かされたかどうかを意味し,従来の評価印に準じます。
◎>○>▲>△>(無印)の順の5段階。
評価Bは単純に私の好みかどうかの指標で,キャラ,絵柄,ストーリー,雰囲気などを(この順に)考慮。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。
評価Cはエッチ度の指標だけど,多分に私の好みが介入します。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。−はエッチなしで評価対象外。
いずれの評価も巫音月雪の主観に基づくものであり,普遍的な価値観とは無縁です。


寸評

暫定的総評

 まずは最初に気になったこと。 巻末のカラーページがない。 天織先生のイラストがなくなると,4ページ全体がなくなるのか(笑)。 それから,尾崎未来先生の単行本「TO・KI・ME・KI」が4月5日発売という広告が。 これは注目。
 さて,今月は先月みたいにすぐに感想の公開とはなりませんでしたね。 まぁ,個人的な事情によるところが大なのですが・・・。 ・・・とかいう文章を下準備してから,さらにさらに時間が経過してしまいました,まったくすみません。 とかいいつつも,マイペースに進行してますが。 あぁ,こんなことしてる間に尾崎未来先生の単行本の発売日迫っちゃってますね。
 で,印つけたのもずいぶん前で・・・ま,このまま行っちゃいますか。
 今月の巻頭は朔ユキ蔵先生。 幼なじみのアイドルと電車の中で・・・といった感じの話。 この娘のファンたちの監視(?)の中で話が進むのが,いかにもこの先生なテイスト。 でもこの一本調子でない(?)二人の心理というか,多少居心地の悪さを私は感じたりするけど。 印は私の主観でつけてるからあれだけど,好みが合えばかなりエッチな作品かもしれないです。
 出水守真名先生のは,卒業旅行で二人で温泉旅館に・・・という話。 以前ナチュラル・ハイでも思ったことあるけど,こういう田舎の描写がなんだか上手くて,雰囲気出てます。 今読み返してみると,両親という束縛から解放されてひたすらエッチしてるだけかもしれない(笑)けど,なんかラヴラヴ・・・というよりは,もうちょっと大人かな。 このタイトルでもある3%なんてふつう計算しないだろうけど,なんかステキだなー,こういう話も。
 上月まんまる先生の連載,金閣,銀閣な妖怪登場。 うーん,ネタ的にはどこまでやるんだろうとか思っちゃう。 あ,それから新キャラも加わったのかな。 すると思ったよりも長編になるのかな,これ。
 後藤晶先生のは,小さい頃からいつも女の子と間違えられてきた男の初デート(?)な話。 ストーリーとしては面白いし,好みだけど,エッチが弱くなっちゃってるかなぁ。 ま,仕方ないか。 この女の子はけっこうかわいい。
 太田虎一郎先生の連載,祝隔月化?  それとこれとは何の関係もないけど,この前(といっても,もう・・・)「はな○るマーケット」の某コーナーで前田愛はじめて(←たぶん)見ました。 けっこうかわりものな,そういう意味では私好みのかわいい娘だったなぁ・・・。 以上,関係ない話でした(笑)。 それにしても,この「ひやし」には哀愁を感じるです。
 秋葉凪樹先生の連載,私はもう少し静観してます,すみません。
 きりやましんご先生,調教を請け負う女性が,依頼者の生徒に女教師を引き渡すとこから。 まぁ,この辺までの設定はわりとありがちな感じもするけど,この先生のこういう話ははじめて見るなぁ,とか。 オチはひじょうに正論で,私は好感を持つけど,甘いと感じる人もいましょうか。
 門田一世先生のは,男も女も互いのエッチな妄想を見てるという,そんなことあるわけないでしょ(笑),みたいな話。 でもなんかエロエロ,いい雰囲気出てるし。 個人的には好きだなぁ,と。
 島本かおる先生のは,たしか11月号の娘たち再登場。 しかしこの男の子は・・・。
 才谷ウメタロウ先生の連載,いよいよ大詰め。 最近こういう話読み慣れてないからか,けっこう慌ただしく話が進むように見えてしまうなぁ。 わりと未解決事項が残ってるような気がするものの,次回最終回,と。
 最後に新条るる先生の連載。 まぁ4コマに感想つけてる私もアレかもしれないけど,この動物ども(笑)って,子供を大人のライン上に違和感たっぷりに置いてるわけね・・・とか考察してしまう昨今。 いや,ここに何か書こうと考えなければ,お気楽に楽しいのだけど(笑)。 何かこんなこと考えながら読んでるのかと思われるのもやだなー,と。
 コアマガジンの雑誌は,読み物(コラム)にも力入れてる・・・というフォローをいつかやろうと思ってたけど,今月ちょっとだけ書こうかな。 といっても,私がきちんと読んでるのは「月刊まっとうスポーツ」と,「東京DEEP」だけかな。 前者はまじめに正論なスポーツコラム。 最近はスパイ事件とその後処理について3月ほど書いてますね。 私自身も,これくらいの考える目を持ってないとね,というか,見る専の人はこれくらいじゃないと面白くないでしょ。 多少は毒かもしれないけど。 後者は東京のいろんなとこレポート?  毎月読んでてもよくわかんない(笑)。 独特のあやしさを感じられる人には面白いかも。
 といったあたりで今月もおしまい。 はぁ,他のページの作業も進めないと・・・。

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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp

99.3.18
公開:99.4.3