ZIP 98年6月号




基本情報

発売日 1998年5月9日?
表紙イラスト 蘭宮 涼
編集 コミックハウス
発行 フランス書院
定価 330円(税込)
雑誌コード 03713-6
備考 No.40



掲載作品

評価  作家名  作品タイトル ページ数  備考
あるぴーぬ PHOTOGPAPH  20 巻頭カラー(カラー4p)
BLUE BLOOD Curse  16 連載(前編)
黒河 澪 春にしてキミを想う  16
梨加夫 COSMO DETECTIVE LE SABRE  16 連載(3rd ACTION)
See.O やる。  16 再録(No.30より)
島本かおる すき  16
田中浩人
祗髄アンネ
悪瑞派武羅雨
We Love Beautiful Girl   7 カラーイラスト
(1p/1p/2p)
上連雀三平 ANAL JUSTICE  12 連載(#16)/途中切
あるまじろう ナミダ君さよなら  16
楠見かずま カイラクノトビラ  16
ななみ静 In The Hard Rain  16
ZERRY 藤尾 必ず殺すマン  16
高雄右京 休日   4 カラー(4p)

評価は個人的なものなので,盲信しないように。
下の寸評も参照のこと。
評価印は◎>○>▲>△の順。



寸評

暫定的総評
 あるぴーぬ先生と黒河澪先生のが読んでみたかったので購入。
 しかし今月は運が悪かったのか,See.O先生と上連雀三平先生ともに急病で,それぞれ再掲と途中切れというすごい状態になってます。 表紙の訂正には間に合わなかったらしいです。
 で,本全体のバタバタぶりのみが気になって,まともな評価できませんが,今月のパピポ同様,全体のパワーが低いような気はします。 したがって,この評価はみな甘いです。
 その甘い評価の中で○印を得たのはななみ静先生の作品。 個人的には,これで救われるような結末になればより良いと思うのだけど。 もちろん,そうなれば理不尽さが現れるわけだけど,そこをお話として奇麗に処理するのが好ましいのでないのかな。 だって,この作品では「当然のこと」を言っているだけにすぎないのだから。 ただこんなこと言うのも,最近読んだU−K先生の作品集の影響が・・・。
 See.O先生のは最後まで・・・いや,最後がなんだか良くわかんなかったけど,個人的にはこういうのは好きかな。 再掲だけど,まぁ私にとっては初見だったので,評価に影響はなし。
 楠見かずま先生のもなんか良くわかんないけど,ダークな雰囲気はただよってて良いかな。 ただ,原稿も終始暗い感じがして,ちょっと読みにくいかな・・・と個人的には思うのですが。
 高雄右京先生の作品は,この種の雑誌のショートとしては変わってると思う。 普通は軽いギャグ作品だから。 こういうなんかシリアスな作品も,印象に残って良いなぁ・・・と思う。 カラー作品であるのも,効果的に利用してると思う。 そういうわけで,異例の▲評。



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