パピポ 00年4月号


基本情報

発売日 2000年2月29日
表紙イラスト かわむらやすひと
巻中イラストカレンダー
(4〜6月)
見田竜介
向 正義
黒荒馬双海
うげっぱ
編集 コミックハウス
発行 フランス書院
定価 330円(税込)
雑誌コード 03849-4


掲載作品

評価  作家名  作品タイトル ページ数  備考
A B C
   U−K Sweet DeviL 20 巻頭カラー(カラー4p)
  龍炎狼牙 アルケミラの雫 14 連載(#4)
    向 正義 真実の補完 20 連載(#1)
   あうら聖児 ママには内緒で 16
   綺々 きらめけ▽ 聖ヴァニセーヌ学園! 4 連載(#8)
   ものぐさうるふ 月虹 〜Forbidden Lovers〜 18 連載(#4)
    山文京伝 七彩のラミュロス 18 連載(#5)
  彩也 向こう側 16
   B.たろう 3度目の幸福 20
   逢魔刻壱 Trigger Inside 20 連載(後編)
   作:大張正己
作:青樹零夢
画:巫代凪遠
超神姫ダンガイザー3 16 連載(#4)
    巫代凪遠 うそダンガイザー3 8 連載(#4)
    後藤羽矢子 Sくんのコト。 4

作品タイトルのところの▽マークは,ハートマークの代用です。

評価Aは心的印象度の指標で,良くも悪くも心動かされたかどうかを意味し,従来の評価印に準じます。
◎>○>▲>△>(無印)の順の5段階。
評価Bは単純に私の好みかどうかの指標で,キャラ,絵柄,ストーリー,雰囲気などを(この順に)考慮。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。
評価Cはエッチ度の指標だけど,多分に私の好みが介入します。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。−はエッチなしで評価対象外。
いずれの評価も巫音月雪の主観に基づくものであり,普遍的な価値観とは無縁です。


寸評

暫定的総評

 なんとなく(笑)更新再開。 でも以前の感覚失っちゃってるので,今回はリハビリ程度に。 印のつけ方はかなーり忘れてるので,古いのとは比較不能です。 ちょっと厳しめですよねぇ・・・。 こっそり後日直すかも(笑)。
 最近のパピポはなかなかいいレベルを保ってますね。 こうやって上の目次情報を改めて見てみると,なんか連載多いかも。 マンガ家さんの陣容が固まってきた証でしょうか。 個人的には若くて才能のある作家さんも見たいんですけど(贅沢)。
 では巻頭のU−K先生のから。 スキー場で遭難しかけた男二人がたどり着いたペンションには3人姉妹がいて,雪女? て話。 7ページ目と8ページ目が入れ替わっちゃってるかな(編集ミス?)。 それはともかく,この先生のこれだけライトな作品はちょっと珍しいかも。 しかも乱交ものだし,いいなぁ(笑)。
 龍炎狼牙先生の連載。 錬金術師を目指すトリシュくん,師匠にホムンクルスのミントと心を入れ替えられてしまって・・・てのが連載の概略。 今回はトリシュとミントのエッチ。 自分の体相手にエッチするんだから,倒錯してるよなぁ。 どんどん深みにはまるトリシュくん見てると,私までおかしくなってしまいそうだ(笑)。
 向正義先生の新連載。 有能なキャリアウーマンである洋子が任せられた新入社員は,それまで「ご主人様」としてセックスのつきあいをしていた男だった,と。 セックスのときの関係を現実のつきあいにどう持ち込むかという,SM思想的(?)に興味深い連載になりそう。
 あうら聖児先生のは,両親の再婚で兄妹になった元家庭教師とその教え子の娘の朝の風景(笑)。 しかし,この娘はなんかしらないけどかわいいなぁ。 胸も(この先生にしては小さめとはいえ)大きいし。 黒の衣装(腕とか足とかなんかエッチに見えるんですけど)を着たままてのもグッド。 飲尿(?)プレイはかんべんしてほしいけど(笑)。
 綺々先生のショート連載。 なんかヴィヴィアンとピエラの描きわけが進んでるなぁ。 どっちが主役なんだか(笑)。
 ものぐさうるふ先生の連載。 幼奈の兄・真生は浪人生になってから情緒不安定で家庭内もぎくしゃくしはじめる,そんな中,真生の屈折した想いが幼奈に向けられる,ってあたりが概略。 今回は,真生が部屋に仕掛けていたカメラ(1話に出てた)に幼奈が気づき,確かめに兄の部屋に入ると・・・て話。 オナニーを隠し撮りしたビデオがいいなぁ(笑)。 幼奈の兄への想いも屈折気味なので,今後どの方向に話が向かうのでしょうか。
 山文京伝先生の連載。 魔族の生き残りが魔物ミミルを使い,7人の〈光の皇女〉に迫るってあたりが概略。 今回は戦士様ですね。 女戦士ってまず見た目がかっこいいから,いいですよねぇ。 今回新キャラ登場って感じで,ようやくストーリー的には展開でしょうか。
 彩也先生のは,互いに気になる二人が急接近(やや背徳気味?)な話。 彩也先生,パピポではかなり胸を強調して描いてるように思うけど,気のせいかな。 まぁ大きい胸は私好みなんで,ぜんぜんオッケー(笑)。 で,こういう触れ合ってもすれ違うみたいな(違うかな?)雰囲気を持った作品はなかなかに印象的。 あと,15ページ目の下のコマ(キスの直前),こういうのっていいですよね。
 B.たろう先生はひさびさ。 研究のため生み出されたクローンの少女との逃亡を決意する研究者の話。 扱うテーマがテーマだけに,なかなか奥深いお話です。 あえて決着をつけないオチも,決意とかが見えるぶん悲劇的な匂いがするし。
 逢魔刻壱先生の連載後編。 3話ものかと思ってたら,2話完結でしたね。 急転直下気味だけど,少女の心の中に入り事件を解決,と。 心の中の具象化はうまく描けてる感じですよね。 エロマンガとしてもちゃんと成立してるし。
 巫代凪遠先生の連載本編はパスして(笑),「うそ〜」のほう。 今回はアフレコリポートから唐突にエロへと(脈絡なし(笑))。 こういうぶっ飛んだノリのマンガは好きですけど,ね。 アシスタントはまだ募集されてるようです(たしか1月号からずっと・・・)。 未だ応募がないのでしょうか?(笑)
 後藤羽矢子先生,今月はショート,実録もの(?)。 私思いますに,ふつう男が女の人にこういう話するでしょうかねぇ。 まぁ,ふつうじゃないからネタにされてるんでしょうけど(笑)。
 てなところでどうにか終了。 さて,来月もちゃんと更新するでしょうか?(笑)


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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp

00.2.29
公開:00.3.5