暫定的総評

　先月までと比べると，低調，に見えますね。
　とはいっても山田秋太郎先生の作品はなかなかで，もうちょっとファンタジーというか非現実性が感じられるとより素晴らしいのだけど（まぁ，現実にこんなことはそうないんだろうけど・・・）。 逆に現実を描くならある種のリアリティを描いて欲しいと思うわけですが，私的には。
　で，ここからが問題で，佐野タカシ先生としかげなぎ先生の▲で，すでにおまけで加点したような感が・・・。 先月号のやや厳しめな評価と比して，ちょっと無理してるかもしれないですね。
　△とした新人の武藤鉄先生は，それなりには期待できそう。
　いるまかみり先生は先月とは違った作風をアピール。 でも成功してるとは言い難いかも・・・。 個人的には好きなんだけど。
　後藤羽矢子先生はせっかくの巻頭カラーなんだから・・・，と思わず私は言いたくなってしまうのだけど。 毎月がんばってるのにね・・・。 でも，単行本読んでみたら，こういう月もあるかって気もしてしまって，ちょっと悲しいのでした。

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