パピポ 98年12月号


基本情報

発売日 1998年10月29日
表紙イラスト 秋川康一
編集 コミックハウス
発行 フランス書院
定価 330円(税込)
雑誌コード 03849-12


掲載作品

評価  作家名  作品タイトル ページ数  備考
A B C
    黒荒馬双海 天国への階段  18 連載(前編)/巻頭カラー(カラー4p)
  龍炎狼牙 魔討綺譚ZANKAN!  20 連載(最終回)
  いるまかみり ずっと雨がふっていて  18
  後藤羽矢子 紙とダイヤモンド  20 連載(前編)/シリーズ(ラヴ タンバリン)
   あさぎ龍 彼女の思い出  20
    人参・参 Secret of my teacher  16
  武藤 鉄 Let It Rain  24 巻中カラー(カラー4p)
向 正義 賛えられる女  18
  きみおたまこ かべごしのジェラシー   6 シリーズ(大人の動物園で行こう▽ #3)
さき うらら その先を教えて  22
三宅 光 cerise  16

作品タイトルのところの▽マークは,ハートマークの代用です。

評価Aは心的印象度の指標で,良くも悪くも心動かされたかどうかを意味し,従来の評価印に準じます。
◎>○>▲>△>(無印)の順の5段階。
評価Bは単純に私の好みかどうかの指標で,キャラ,絵柄,ストーリー,雰囲気などを(この順に)考慮。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。
評価Cはエッチ度の指標だけど,多分に私の好みが介入します。
○>▲>△>(無印)の順の4段階。−はエッチなしで評価対象外。
いずれの評価も巫音月雪の主観に基づくものであり,普遍的な価値観とは無縁です。



寸評

暫定的総評

 予定よりずいぶん遅れての公開になりました。 主たる原因はバイトですが,せっかくですので,従来の一元的な評価から多面的な評価に切り替えてみました。 が,結局すべての項目に「同じ主観」が介入しているので,たくさん印がつくか,ぜんぜんつかないか,と二極化してしまいますね・・・。 なんだか競馬新聞みたい(笑)でそれはそれでかっこいいけど,ま,しばらくこの方式で様子を見てみましょうか。 速報版の印と違うような気がしても気にしないでね。 というか,このように時間が変わると気分も変わって,印象も変わってしまうのです。
 といったあたりで,今月は秋川康一先生の表紙のパピポを見ていきましょうか。
 今月の一押しとしては,さきうらら先生ですか。 教育実習先の女子校で,昔可愛がってた娘と再開するというお話。 どことは言い難いけど,過不足なく描けてる感じ。
 今月はのこりを前のほうからざっと見ることにします。
 いるまかみり先生のは,タイトルの付けかたが(デザインも)私好み。 この先生にしてはシンプルで静かなお話しだけど,「ハンバーグと,たまごやきと・・・」と繰り返して,えへへと笑うさなえちゃんがかわいいです。
 後藤羽矢子先生の不定期シリーズは,今回,物語のスタート地点,ベスとリラの出会いが描かれてます。
 あさぎ龍先生はちょっとエッチでの描きかたが淡白で(というか妙に白い),美少女漫画としてはやや弱いかも。 祭の様子や,浴衣姿なんかはよく描けてるけど。
 武藤鉄先生のは幻想的な雰囲気がよくでてます。 でもその分,ストーリーはちょっと捉え所がないかな。
 きみおたまこ先生のこのシリーズはどこに向かっていくのでしょう・・・。
 三宅光先生のは,ちょっとボケボケな女の子がかわいいなー。 しかし冷静に読んでみると,この男は何やってんだ?(笑)
 といったあたりで,本来主たる存在であるべき寸評がおざなりなまま,今月はおしまいにしますです。

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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp

98.11.11