発売日 | 1999年3月29日 |
表紙イラスト | いるまかみり |
編集 | コミックハウス |
発行 | フランス書院 |
定価 | 330円(税込) |
雑誌コード | 03849-5 |
評価 | 作家名 | 作品タイトル | ページ数 | 備考 | ||
A | B | C | ||||
△ | △ | U−K | 雪桜 やすらい花 | 20 | 巻頭カラー(カラー4p) | |
△ | しかげ なぎ | ETERNAL SHACKLE | 16 | |||
△ | あじす・あべば | DNA・17 | 16 | 連載(#3) | ||
後藤羽矢子 | 春 | 22 | ||||
▲ | △ | ▲ | ものぐさうるふ | IMITATION CRIME | 18 | 連載(後編) |
△ | △ | 土師キューブ | Happy Sad | 16 | ||
△ | 三宅 光 | Don't leave me | 20 | 巻中カラー(カラー4p)/シリーズ | ||
うげっぱ | indulge | 12 | ||||
▲ | △ | 李 KPA | ぷれぜんと4U | 16 | ||
人参・参 | MOON WALK +1.01 | 4 | ||||
△ | さき うらら | 物語がはじまる | 18 |
評価Aは心的印象度の指標で,良くも悪くも心動かされたかどうかを意味し,従来の評価印に準じます。 ◎>○>▲>△>(無印)の順の5段階。 評価Bは単純に私の好みかどうかの指標で,キャラ,絵柄,ストーリー,雰囲気などを(この順に)考慮。 ○>▲>△>(無印)の順の4段階。 評価Cはエッチ度の指標だけど,多分に私の好みが介入します。 ○>▲>△>(無印)の順の4段階。−はエッチなしで評価対象外。 いずれの評価も巫音月雪の主観に基づくものであり,普遍的な価値観とは無縁です。 |
暫定的総評
ようやく更新作業に取りかかれました。 ま,あと数月はこんなに遅れることはないでしょう。
で,仮設置のときにも触れたけど,今月号はなんか印刷水準が上がってるかな? という気が。 あ,でも,先月号とかと比べてみるとそれほどでもないか。 とすると,他誌より綺麗なのかなぁ。
さて,今月の巻頭は当ホームページのBBSにも登場でびっくりのU−K先生。 かわいいくの一さんが出てくるお話ですが,このRPGぽい設定はちょいとわかりにくいかも。 ま,この話ではわかんなくても大丈夫だけど。 この先生は,こういう和風なのは今までなかったかな。 けっこう良い感じになってます。 キャラも魅力的だし。
しかげなぎ先生のは,姉弟もの。 いっしょに美少女ゲームしちゃうこの二人の関係はなんというか。 姉弟という関係と男女としての意識の微妙なバランスが心に残る感じ。
あじす・あべば先生の連載。 前回の続きから,トゥエイとワセブの出会いの場面をはさんで。 ワセブの純真さのせいか,毎回けっこう印象的な話になってますね。 絵柄的な雰囲気も出てるし。
後藤羽矢子先生のは,春の妖しい空気に誘われて,てな感じの作品かな。 ちょっと背徳,とまでは言わないけど,何ともいえない(後ろ向きな)ムードが。 あとひとつ,どこかにアクセントがあれば,といった気も。
ものぐさうるふ先生のは先月の残りというか続き。 姪の援助交際の現場を見つけつい,といった感じの話。 しかしエッチに入ったあたりでみょーにラヴラヴになっちゃって,こんな話だったっけ? と思わず前半部分を読み返してしまったり(笑)。 このオチは,個人的にはびみょーすぎる(←これは好意的に)。
土師キューブ先生のは,関係を絶ったはずの兄が突然帰国して,という兄妹もの。 体と心の相反する思いの葛藤。 断ち切る心の心理は複雑そうで,いろいろ考えさせられるかも。
三宅光先生のは2月号の続編。 また別の淫魔に襲われちゃうティナ。 話に重きを置いたためか,エッチはやや中途半端かも。 この話,今後も続くのかな?
うげっぱ先生ひさびさに登場。 片思いの彼女の泣いている姿を見て・・・という話。 これは結局,失恋の交錯というか連鎖なのかな? とはいえ,この男の子は強いねぇ。 私自身もこうありたいと,心のどこかに思ってたり。
李KPA先生のは,お兄ちゃんにプレゼントをしたいと言い出した妹,という兄妹もの。 今月は近親ネタ多いなぁ。 しかし,この娘はかわいいですなぁ,ひたむきというか。 オチはややありがちか。
人参・参先生,今月はショート。 この妖精さんは何者? よくわかんないけど,エンドレスな話。
最後はさきうらら先生。 さすがにこの話は説明しにくいなぁ,最初から最後まで。 心に傷を抱えた二人は,それでも前向きな結末を迎えられたのかな。
今月は全般に作品のレベル高かったですね。 印は全体にきびしく付いたかもしれないかも。
来月は,ついに(?)嶋尾和先生がゲスト登場の予定で期待。
巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp
99.3.29
公開:99.4.19