発売日 | 1998年7月6日 |
表紙イラスト | 鈴平ひろ |
編集 | コミックハウス |
発行 | メディアックス |
定価 | 360円(税込) |
雑誌コード | 03949-08 |
評価 | 作家名 | 作品タイトル | ページ数 | 備考 |
邪琅明 | なつきにけらし白妙の | 20 | 巻頭カラー(カラー4p) | |
△ | 米倉けんご | 私立星之端学園 恋愛!?専科 | 20 | 連載(#6) |
▲ | 矢吹豪 | タンポポ | 18 | 連載(前編) |
△ | うさみ優 | 運命の出会い | 16 | |
▲ | さいとうつかさ | ネコミミメイドロイド RINN | 20 | 初登場/新連載 |
○ | 冴樹高雄 | 風色のTomorrow | 16 | シリーズ |
鈴平ひろ | 墜ちゆく日常 | 4 | 巻中カラー(カラー4p) | |
△ | 伊沢慎壱 | マスター&マスター | 16 | 連載(#9) |
猫島礼 | 愛欲玩具 | 16 | 連載(最終回) | |
▲ | 昇龍亭圓楽 | E | 20 | 連載(#1) |
▲ | 天津冴 | たなぼた天使 | 20 | |
△ | 田浦こうじ | 鉄腕亜斗美ちゃん | 16 | |
△ | すがわらくにゆき | おれさま! ギ☆ライズ!! | 4 | 連載 |
評価は個人的なものなので,盲信しないように。 |
暫定的総評
先月号がなかなか良かったので引き続いて購入。 この寸評は9月号と同時アップなのでほとんど無意味なんだけど,この号はかなり「当り」の部類だと思いますよ。 あ,そういえばBBSのほうでちゃんとお勧めしたかな?
それでは評価印を元に,各作品をざっと見ていきましょうか。
んー,▲かなぁ・・・と思いつつも,やはり他の▲作品より一段上にみえた冴樹高雄先生の作品を○としました。 「今回の漫画は描いててすんごい幸せでした」という作者のお言葉がすべてを物語ってるような,読んでるこっちもなんとなく幸せな気分になれるというか,微笑ましい作品です。 私のような甘口の作品が好きな人はなんかほのぼの(ちょっと違うか),そうでない人は・・・どう思うのでしょうか。 しかしこれは連載の途中なのか,それともこれが1話目なのか,ちょっと判然としないです(ライズ買うのはこれが2冊目なんで)。 この二人は何者なんでしょうか,というか,なんで旅してるんでしょ。 ま,しばらく読んでればいずれわかることでしょう。
さいとうつかさ先生のはネコミミメイドロイドって,・・・なんてベタベタな設定なんでしょか(エッチしてユーザー登録なんてのも)。 ネコミミメイドといえば,ばんがいち(8月号)の読者ページ(のフリーイラストコーナー)がふっと頭に浮かんだりして。 しかしまぁ,困ったことにこのRINNちゃんすごく可愛いです。 アンドロイドなのに(って言葉を漫画に向かって投げかけても何の意味もないけど)とっても表情豊かで。 ただでさえメイドさん好きの私の評価はより甘々に・・・(なんか私,壊れてしまいそう)。 絵の動感がやや失われてるように(私にはなぜか)見えてしまうので,今回は▲にしてみたものの(結局は妥当な評価),ストーリー次第で(個人的)ブレイクは必至か。
・・・で,少し落ち着きを取り戻しながら,昇龍亭圓楽先生の作品へ。 んーと,これは1話目,だよね(どこにも新連載とか書いてないけど)。 なんか無難というか,このあとどう料理しても不都合の起きにくい展開です。 どんな話になるのか,絵柄・キャラ的には好みなので期待したいのですが。
続けて天津冴先生の作品。 話のノリと,嫉妬する音姉が素敵です。 この話を読切りで見せてしまったのは,なんだかもったいないような。
なんか結構な量になった気がするので,今月の寸評はこれでおしまいにします。 ほかにも色々書けるんですけどね,この号に関しては。
巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp