発売日 | 1999年4月6日 |
表紙イラスト | 鷹久邦弘 |
編集 | コミックハウス |
発行 | メディアックス |
定価 | 360円(税込) |
雑誌コード | 03949-05 |
評価 | 作家名 | 作品タイトル | ページ数 | 備考 | ||
A | B | C | ||||
△ | △ | 来鈍 | HEDGE RUNNER | 24 | 巻頭カラー(カラー4p)/初登場 | |
△ | 発光大暴走 | 狂気を見つめる瞳 | 18 | 第5回ライズ新人賞入選 | ||
△ | 鬼ノ仁 | ブランチ | 20 | |||
田浦こうじ | ザーメンシンドローム | 20 | ||||
△ | 亜木祭 | 再会 | 20 | |||
− | すがわらくにゆき | おれさま! ギ☆ライズ!! | 4 | 連載 | ||
△ | さいとうつかさ | ネコミミメイドロイド RINN | 12 | 巻中カラー(カラー4p)/連載(#5) | ||
◎ | △ | 猫玄 | キモチ | 20 | ||
△ | 昇龍亭圓楽 | E エニグマ | 20 | 連載(#2) | ||
▲ | △ | 伊沢慎壱 | 天然バカップル | 18 | ||
矢吹 豪 | 一千万事件 | 16 |
評価Aは心的印象度の指標で,良くも悪くも心動かされたかどうかを意味し,従来の評価印に準じます。 ◎>○>▲>△>(無印)の順の5段階。 評価Bは単純に私の好みかどうかの指標で,キャラ,絵柄,ストーリー,雰囲気などを(この順に)考慮。 ○>▲>△>(無印)の順の4段階。 評価Cはエッチ度の指標だけど,多分に私の好みが介入します。 ○>▲>△>(無印)の順の4段階。−はエッチなしで評価対象外。 いずれの評価も巫音月雪の主観に基づくものであり,普遍的な価値観とは無縁です。 |
暫定的総評
(6日の)お昼前にライズを買いに出かけようとしたら,急に雷雨が(神戸はこの時間だった)。 しょうがないので夕方買ったのだけど,いつもの本屋に行ったらなぜか見当たらない。 あれあれ? と思ったら,平積みされてたのでかえって気がづかなかったです(笑)。 今月の表紙イラストはなかなか良いですねー。
さて,ようやくこのページも更新できそう。 朝までに一気にやってしまおう,と。
巻頭は初登場の来鈍先生,初見です。 うーん,さっぱりわかんないけど,近未来スポーツ? な設定。 お話は,選手な女性と,オーナーの男の子のもの。 まぁ何と言うか,無印にしようかと思ったけど,それでは惜しいので△2つつけときました。 話のつくりは手堅い印象だけど,個人的にはもう一段の魅力を,といった感じ。 とはいえ,話のつくりの上手すぎるのを無印評価してしまうのは私の傾向だけど。
発光大暴走先生のは,新人賞の入選作品。 さすがにこれも上手いのだけど,やっぱり無印にしようか悩みつつ,△を1つつけときました。 まぁ,こちらも初見だし。 個人的に,心的葛藤は見えない部分に多くウェイトをかけてあるほうが好印象なもので。 だから,もう少しわかんなくてもそれはそれでよかったのではないかと。 あくまで私の好みだけど。
鬼ノ仁先生のは,この話説明しづらいけど,昔関係のあった女性が突然来訪,といったところかな。 うーん,セックスに心の救いを必ずしも求めているのではないのだろうけど,こういう話好きだなぁ。 しかしこの話の評価Aが無印では,上2つの説明とつじつまが合わないなぁ(笑)。 まぁ,評価Cにもストーリーのウェイトはかけられているということで。 オチの部分にもうひとつほしかったかも。
田浦こうじ先生のは,精液に魅力(?)にとりつかれてしまった女の子の話。 まぁ,まじめな女の子が一気に墜ちていく話はよくありますか。 こういう異常さは,ちょっと好きになれないなぁ。
亜木祭先生のは,初めて行った風俗のお店で昔の同級生の女の子に再会,という話。 恋心や将来の夢といったものを適度に織り交ぜて,なかなかステキな作品になってるかも。
すがわらくにゆき先生の連載,今月はこの位置。 古いLP(声優やアニメのもの)がいろいろと,とゆーネタ。 昨今ブームでもあるLPだけど,こういうのはかなり貴重なのでは。
巻中はさいとうつかさ先生の連載。 主人公が合宿に行ってしまい,メイドロイド2人がお留守番。 さらに新キャラ登場か。
猫玄先生のは,2匹の猫のお話。 これは,かなり良くできてる話だと思うなぁ・・・やっぱり,▲から○に直しておこう。 ・・・あ,やっぱり◎にしておこ,めったにつけないし(このあたりの基準は気分だから(笑))。 展開自体が都合よく進むのは,まぁ,このページ数では仕方ないか。 けっこういろんな要素をぎゅっとまとめあげてあって,起伏と結末の温かさはなかなかのもの。 個人的には,猫であること自体がやや減点気味だったけど,でもそうでないとこんな話つくれないだろうしね。 この飼い主が話のアクセントになってるかも。
昇龍亭圓楽先生の連載2話目,前回は8月号ですね。 今回はまた別の住人に弄ばれる感じ。 もうちょっと続かないと,どういう連載なのかはわかんないです。
伊沢慎壱先生のは,風邪をひいてしまった彼女と,彼の話。 まぁ,予想通りというか,いつもの展開(笑)。 この娘は絵柄的にもけっこうかわいいなぁ。 しかし今回はこんなオチとは(笑)。
矢吹豪先生のは,彼からもらえるものだけもらって別れてしまおうという悪い(?)彼女の話。 男も女もキャラ強すぎかも(笑)。
このあと,今月表紙描いてる鷹久邦弘先生のイラストが2ページ載ってます。
来月からついにガンブックの連載再開だそうです。 単行本3冊出てるけど,まだ伏線だらけな感じだったからなぁ。 久々に読み返してみよっと。
巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp
99.4.7
公開:99.4.19