零式 Vol.3


基本情報

発売日 1998年4月上旬?
表紙イラスト 中村博文
カラーピンナップ 片松天籟
発行 リイド社
定価 350円(税込)
雑誌コード 01472-5
備考 アクトレス5月号増刊


掲載作品

評価  作家名  作品タイトル ページ数  備考
すえひろがり CIRCLE  19 巻頭カラー(カラー3p)/連載(#3)
尾崎未来 FLOWER and CHILDREN  20 初登場
鈴木柾道(上連雀三平) 宇宙のよめ  18 初登場
目黒三吉 びわこでチュッ!  18
たいらはじめ CHANGE!  22 連載(#3)
E子 しゃぼん  16
みほとこうじ FOUR COLOR AND LOVE   4 巻中カラー(カラーイラスト4p)
きお誠児 LEATHERMAN  20 連載(#3)
雅舞罹−L キミの涙 私のこころ  18 初登場
御形屋はるか いばらの冠  18
舞登志郎 精魂こめて  16
二階堂みつき 純情乙女恋愛前線  20
結城心一 ももえサイズ   8 連載

評価は個人的なものなので,盲信しないように。
下の寸評も参照のこと。
評価印は◎>○>▲>△の順。



寸評

暫定的総評

 尾崎未来先生のが載ってるみたいだったので,それ「だけ」で購入。 最近読んだ中では全体に高いレベルを保っているけど,決め手にかけるきらいがあり,次も買うかどうかは思案中。
 一番良いと感じたのは,すえひろがり先生の作品。 連載ものなので,あらすじくらいつけてほしいと思うのだけど(この雑誌にはそういう配慮がないらしい・・・隔月刊なのに),不思議な世界観と,次が見たくなるような構成は高い評価に値すると思う。 しかし高校で(秘密の)SM同好会というのは,すごいなぁ・・・。
 で,尾崎未来先生のもほぼ期待通り(?)の出来。 相変わらずの「愛」(田中ユタカ先生のとはまた違う)を描いてますなぁ・・・と。
 二階堂みつき先生のも,ひょっとしたらコンセプトは近いのか?  初見なので判断しにくいのが,初めて買った雑誌のつらいところ。 とりあえず,個人的には注目。
 御形屋はるか先生の作品では,全体の構成の仕方が興味深かった。 まぁそれが成功してるかどうかは私には何とも言えないけど,良い出来であるには変わりない。 一度読んでみたい先生の作品だったので,とりあえず満足。
 きお誠児先生もいずれは見てみたかった先生の一人。 たしか,あのエヴァ関係の人だよね・・・。 「大事な部分」を描かないのが他の人と何か違うけど,まぁ,別に私もそこだけを評価してるわけではないし・・・で▲の評価。 連載で前の部分のストーリーがなんにもわからないのは,大変きついです,この作品は。
 雅舞罹−L先生は▲に準ずる△の評価。 相対的に少し損な評価を受けたかも。 もう少し絵にふっくらした感じがあると良かったと思う。 たとえば,相沢早苗先生みたいな・・・とかいって,今比べてみたら差は少ないかな。 とすると,やはり相対評価か。
 舞登志郎先生の作品は,妹フェチ? なのだろうか。 ちょっとこわいなぁ・・・。 まぁ,エッチしてしまうのとどちらがより問題かといえば,うーん・・・てな作品です。

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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp