零式 Vol.6


基本情報

発売日 1998年10月9日??
表紙イラスト 中村博文
カラーピンナップ 米村孝一郎
発行 リイド社
定価 350円(税込)
雑誌コード 01472-11
備考 アクトレス11月号増刊


掲載作品

評価  作家名  作品タイトル ページ数  備考
尾崎未来 Flower and Children  24 巻頭カラー(カラー4p)/連載(#2)
すえひろがり CIRCLE  20 連載(#6)
きお誠児 LEATHERMAN  16 連載(#6)
二階堂みつき 月下夜想奇譚  16
平野耕太 イカす総統(ヒューラー)天国  18 初登場
たいらはじめ CHANGE!  20 連載(#6)
SHあRP NMP(NIPPON MAEBARI PROMOTION)   4 巻中カラー(カラー4p)/初登場
みほとこうじ Girl's Next Door  16
上連雀三平 淫肉交姦日記  18 連載(#1)
寄道周世 メイドと坊ちゃん  16 初登場
湯河原あたみ 自爆超人ビザールマン  18 連載(#3)
舞登志郎 あないもうと  18
目黒三吉 巨乳の町   4
結城心一 ももえサイズ   8 連載

評価は私(巫音月雪)個人の心的印象度を段階化したもので,作品固有の価値とは無関係です。
個々の詳細については下の寸評も参照のこと。
評価印は◎>○>▲>△>(無印)の順。
ちなみに,無印が「普通」,▲が「なかなかよい」・・・となっています。



寸評

暫定的総評

 隔月なのに毎回いろんな作家さんをならべちゃうこの雑誌,月刊化とか考えないんでしょうか(不満点は前回書いた,よね)。 そこまでできないのが不景気な世の中なんですかねぇ。
 さて,巻頭カラーは尾崎未来先生です。 そもそもこの先生につられて買いはじめたんだよね,この雑誌。 それで,ストーリーは前回の続き。 家庭教師のチカが,受験シーズンを前に慌ただしくなる中,彼氏(前回の彼)とは疎遠になりがちで・・・といったあたりに,揺れる受験生の心も活写したりする,それなりに大作。 そのせいか,エッチマンガとしては弱くなっちゃったかも。 ストーリーだけなら○は間違いないところです(こういうの好きだし,私)。
 すえひろがり先生のは,ストーリー進んでるとみて良いのかな?  最近このSM同好会に感付く人間が増えてるよーな。 あ,でも,こうしないと人間増えてこないのか。 巽くんのセリフにあるSM観にはちょっと同感。 Sの人はMの人が満足できるようにいじめて(かなり語弊あり)あげるんよね(まぁ,上手く言えぬので詳述はさけるけど)。 どこでこんな思想が私に植わったのかは謎です(笑)。
 きお誠児先生のは急展開で私には意味不明に陥りました。 過去,の話に(突然)なったらしいのだけど。 うーん,シスターさんてのはちょっと良いかも(笑)。
 基本的には注目株の二階堂みつき先生。 今回は和風幻想調のお話。 しっとりした感じに好感。 もうちょっと淫らだったりするとうれしかったかも(笑)。
 平野耕太先生は初見。 うーん,私には評しにくい作品。 こういうノリが受け入れられれば楽しめるんでしょうけど。
 たいらはじめ先生の進みそうで進まない連載。 今回出てきたショートヘアーの女の子はちょっと可愛かったかも。
 SHあRP先生もたしか初見。 なんか,「まえばり」を世に広めるための作品らしいです。
 みほとこうじ先生のは,転校してきた女の子に一目惚れしちゃった女子高生のお話。 でもこの女の子(転校してきた方)がオタクだったりするのがミソなんだろうけど。 コギャルもあれで純情なんだよね,と思わせるだけの一途なところがけっこう細かく描写されてるのが微笑ましいというか。
 今回はこれが一番良かったかも・・・とか思ってしまったのは上連雀三平先生の。 学校の階段でエッチの最中下に落ちたはずみで男の子と女の子の精神が入れ替わってしまったという,ありがちぽいけどそうでもないかもしれないお話。 この人はおちんちんを立派に描くところがすごい(笑)。 絵柄やノリが基本的には好きだからどうしようもなし。 しかし今回は,なーんか印の付け方違うかも。
 寄道周世先生はたぶん初見。 私,基本的にこういう表情の崩し方好みでなかったりはするんだけど,メイドさんだからまぁいいか(笑)。
 湯河原あたみ先生も,はや3話目。 ビザールマンはもう「脇」なんでしょか。 女の子はかわいいと思うし,エッチもハードでそういう点では好きなんだけど。
 舞登志郎先生のは,今回は(も?)妹もの。 やっぱり,なんかフェティッシュ。 コミック一覧のところにも「こっそり」コメント書いたけど(ブラウザではそのまま読めません),実際に妹のいる身には,んー,なんかねー。 こだわりはわかるんだけど・・・,もちょっとソフトというかピンぼけにできないもんでしょうか。
 目黒三吉先生は,今回は非エッチ・ショートのギャグ。 今回もまた絵柄が違う,と思う。 芸風(?)の広さはすごいと思えど,これはちょっと認め難し,か。
 最後はいつもの結城心一先生。 笑いのツボがよく押さえられてると思うです。 しかし,ついにブラックホールまで切ってしまいましたか(笑)。

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巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp