Camp in 朝霧 Jam 08
-It's a beautiful day-

2008年10月5日(日)
(2日目)


2日目の朝は快晴

 起床は朝7時30分。今年も2日目の朝は素晴らしい快晴です。
 CARNIVAL STARでは大勢の人が寝そべっていて、何の儀式かと思いましたが(笑)、ヨガ体験のワークショップでした。


 今年も早朝からゴミ分別のボランティアの若者達がしっかりと働いていました。澄んだ青空と山々に囲まれたキャンプサイトの空気は、本当にすがすがしい気分にしてくれます。


朝メシは今年もサンマ

 朝メシは、今年も新潟から冷凍して持ってきたサンマの炭火焼き。もちろん大根おろし付き。さらに長野のサービスエリアで買ったトマトを丸かじり。普段よりも健康的な朝食だな(笑)。


最高の富士山の眺め

 キャンプエリアはもちろん、どこからでも富士山が見える眺めは最高です。遠い新潟から来た人間としては、富士山を見るだけで気分が盛り上がりますわ(笑)。


本門寺重須孝行太鼓 (RAINBOW STAGE 10:00)

 RAINBOW STAGEのトップバッターは、地元富士宮市の伝統太鼓集団。太鼓と言うと佐渡の鼓童のような男臭い芸能を想像してしまいますが、こちらはなんとほとんどのメンバーが若い女性で、子供も多い。特にステージの両端で旗を持って、睨みをきかせる子供が可愛らしい。
 曲間のMCは多分女子中学生で、まるで学芸会のような雰囲気ですが、太鼓の腕前は本格派。この大ステージでも全く臆することはなく、パフォーマンスは非常に堂々としたものでした。
 最後はノーマイクで全員で「富士山」を合唱(笑)しましたが、「富士は日本一の山」としみじみと歌われると、確かにその通りだと妙に納得です。


佐藤タイジ (RAINBOW STAGE 11:00)

 最初は一人で登場した佐藤タイジは、自らバスドラを4つ打ちで踏み鳴らしながら、ギターをかき鳴らす。ん?聞き覚えのあるこの曲は・・・ボビー・ブラウンの“Every Little Step”じゃん(笑)。どういう選曲ですか!?
 2曲目からはドラマーと元ミッシェル・ガン・エレファントのベースのウエノコウジが登場。「最近、ロックスターである自分を認識しました。職業はロックスターと書いてます」という意味不明(笑)の語りとともに、セッション風にバンド演奏スタート。SUN PAULOでの激烈ダンスビートもいいけれど、こういうシンプルなロックバンドの佐藤タイジもいいですね。

 やっぱり山の天気は変わりやすい。お昼には早くも富士山に雲がかかってきました。場内に張り出された天気予報を見ると、夜から雨じゃないですか。ショック。


cro-magnon (MOON SHINE STAGE 12:30)

 ドラム、ベース、キーボードの3人による日本人ジャズ・ファンク。しかし、シンセの音使いやリズムの組み立て方は、完全にクラブ仕様です。
 途中からSOIL & PIMP SESSIONSのサックスがゲスト参加していましたが、見た目でも音でもゲストの方が目立ってましたね(笑)。終盤ではさらにパーカッションが参加。


トマト煮丼

 昼飯です。MOON SHINEのエリアでトマト煮丼。ガーリックが効いた鶏肉が旨い。


マルコス・スザーノ/ 沼澤尚 / 勝井祐二 / 内田直之 (MOON SHINE STAGE 13:30)

 フジロック06で大爆発の演奏を繰り広げたこのメンバー。ドラムのサウンドチェックにマルコスのパンデイロが加わり、自然に即興演奏が始まっていく。今回は割と抑えめなセッションでした。
 途中から風が強くなってきて、タコのバルーンの足がだらりと屋根から垂れ下がってきました(笑)。すかさずタコを撤収する外人スタッフ達。グッジョブです。
 次のOKI DUB AINU BANDは沼澤タカと内田直之がメンバーなので、多分このメンバー全員がそのまま参加するんだろうと思い、pupaとどちらを観るべきか、非常に悩みました。が、やっぱり原田知世に決定し(笑)、RAINBOW STAGEに移動。


pupa (RAINBOW STAGE 15:00)

 8月のWORLD HAPPINESSでも観たんですが、あの時は遠くから眺めるだけだったので、今回は原田知世様の前にカブりつかせていただきました。
 インストで一曲演奏した後、知世ちゃんが登場すると、歓声が起こります。つーか、観客の年齢層が分かるな(笑)。間近で見る知世ちゃんは本当に美しい。脚線美も最高です。
 ちなみに、キーボードの堀江博久氏の機材には、ニンテンドーDSがセットされていていました。話題の「KORG DS-10」を使い、シンセ音源として使用したのでしょう。実際に演奏中に操作していました。


THE HEAVYMANNERS (MOON SHINE STAGE 16:10)

 元DRY&HEAVYのベーシスト秋本武士の新バンド。もちろん演奏はレゲエベースで、PAのダブミックスもかなり過激。ベースの重低音がバンドをリードしていきますが、他のメンバーの演奏レベルがまだまだ追いついていないのが弱点か。


THE CINEMATIC ORCHESTRA (RAINBOW STAGE 16:40)

 メンバーにはDJらしき人もいますが、基本はバンドの生演奏。サックスをフィーチャーした演奏は、バンド名の通り、映画音楽っぽい感じ。正直、あまり面白くはなかったな。


牛タン炭火焼き&ジャーク・チキン

 THE CINEMATIC ORCHESTRAの演奏を聴きながら、行列に並んで食べたのが、この2品。
 去年は牛タンカレーを食べたので、今年は基本の牛タン塩焼きを。さらに鉄板で焼く匂いにつられてジャーク・チキン。ビールも進みますわ。


Dachambo (RAINBOW STAGE 18:00)

 「昨日の朝6時に東京を出発して、場所取りした」というMCで始まったDachmboのライブ。いや、アンタら出演者でしょ?そんなに焦ってどうすんの(笑)。
 2007年のTAICOCLUBでのライブに比べると演奏も見た目もスケールアップしましたねぇ。朝霧Jamのトリを務めるのも納得の盛り上がりです。
 後半はTHE CINEMATIC ORCHESTRAのメンバー、cro-magnonのキーボード、SOIL & PIMP SESSIONSのサックス、佐藤タイジ等々のゲストが大挙して参加。しかし、サックスやキーボードのゲストはどんどんソロをとるのに、一番大物のはずの佐藤タイジのギターには一度もソロが振られることはなかった。見ている方が心配してしまいましたよ。あれでよかったんですか?




2日目の夜はステーキ

 朝霧の2日目はライブが終わるのが早いので、今日のバーベキューは20時開始。今宵は冷凍して持ってきたステーキ肉です。
 かなり風が強くなってきましたが、なんとか夜中までは雨に降られずにすみました。就寝23時。

 無事に2日目終了と思ったら、深夜にトラブル発生。テントの上に張っていたタープが強風で倒れてしまいました。このままではテントも危ないと思ったので、暗闇&雨の中テントから飛び出して、タープを撤収し、強風で飛ばないように荷物を固定。いやもう、気分は遭難寸前ですよ。映画ブレアウィッチ・プロジェクトのような体験でした・・・。


雨の中のテント撤収

 翌朝は6時に起床。皆さん普通にテントで寝ているようなので、遭難寸前だったのは俺達だけだったらしい(笑)。
 やっぱり雨の中のテント撤収はキツイ。荷物も雨に濡れるとズッシリと重くなるし。

 駐車場へ向かって歩いていると、だんだんと雨が本格的になってきました。RAINBOW STAGEのエリアはまさに「祭りの後」の寂しい雰囲気です。
 7時30分に駐車場に到着すると、「車のバッテリーが上がってしまった」という若者が助けを求めてきました。雪国新潟から来た我々の車にはブースターケーブルが積んであったので、兵庫ナンバーのRV車のバッテリーと接続すると、無事にエンジン起動。思わぬところで人助けをしてしまいました。




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