吉田美奈子

Club Circuit Tour 〜BEWITCH〜

1997年12月4日 新潟フェイズ


日本を代表する豪華ミュージシャン

 一度は観てみたかった吉田美奈子。初の新潟公演です。
吉田美奈子(Vo)
岡沢章(B)
土方隆行(G)
難波弘之(Key)
沼澤尚(Dr)
渕野繁雄(Sax)
という豪華メンバー(Saxの人は知らないけど)。もっともタカ以外は全員「今さら?」の人だけどね。著名ミュージシャンばかりですが、意外にも私は全員初めて生で見る人ばかりでした。さすがに演奏は嘘みたいに上手でした。こんなにシンプルに演奏だけを聴かせるライブは久しぶり。途中休憩をはさんで、3時間以上の演奏でした。


角松ファン多し

 会場からタカに「アガルタ7号!」と声が飛んだ時の会話が面白かった。
美奈子「アガルタって番号制なの? 角松は?」
タカ 「1号」
美奈子「それは偉い順なの?」
タカ 「俺が7号なんだから、そんなはずはない!
(注)アガルタとは角松敏生が匿名でやっているバンド(沼澤尚も参加)。長野五輪のテーマ曲「WAになっておどろう」は実は角松の曲だったのですよ。角松も吉田美奈子の大ファン。


若者も聴きましょう

 ノンリバーブで完璧なボーカルを聴かせる吉田美奈子は、本当にすさまじかったです。マジで日本一の女性ボーカリストでしょう。難波弘之も名前を聞くと「プログレ?(笑)」という感じですが、シャープな良い演奏でした。山下達郎が長年彼を起用しているのもうなずけます。
 当然ながら客は年齢層が高く、オリジナル・ラブの影響で見に来ているような若い客はあまりいなかったですね。実にもったいないです。



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