Perfume

ディスコ!ディスコ!ディスコ!

2009年5月9日(土) 国立代々木競技場第1体育館



新型インフルエンザで大遅刻

 ちょうど1年前のGAMEツアー新潟LOTS公演は、ファンクラブに入っている友人がチケットを確保してくれたので、最前列で観るという強烈な経験をし、8月のサマソニでも将棋倒し寸前のライブを体験しましたが、その後、11月の武道館も今回の代々木も、ファンクラブ優先でも一般発売でもチケットを確保できませんでした。
 しかし、本番1週間に突然テンションが上がって(笑)、ヤフオクで2万円でチケットを購入。Perfume史上最大規模のこのライブ、観なかったら絶対後悔するなぁと。実際、武道館を観にいかなかったことを今さら後悔してる自分がいるし(笑)。
 5月9日(土)は、ガンで急死した忌野清志郎さんの一般ファン向け告別式も行われるし、いささか不謹慎ではありますが、清志郎さんを見送った後、夜はPerfumeのライブという上京日程を組みました。
 しかし・・・当日の朝、新型インフルエンザ患者が国内で初めて確認され、仕事にスクランブルがかかり、急遽出勤するはめになってしまいました。
 職場を脱出できたのは16時30分。翌日の日曜も仕事になったし、これから上京するべきか迷いましたが、なんとか新潟発17時15分の上越新幹線に飛び乗りました。

Perfume史上最大のステージ

  代々木到着は20時。18時の開演からすでに2時間が経っていますが、会場前にはかなりの数の人がいる。チケットを持っていない人達が会場から漏れてくる音を聴いているのでした。そんな中、ちゃんとチケットを持っている俺は勝ち誇った気分で入場口に向かいましたが、考えてみれば2時間遅れで到着した俺もほとんだ負け組なのだが・・・(笑)。
 スタンド1階に向かうと“パーフェクトスター・パーフェクトスタイル”が聞こえてくる。そして、1万3000人のファンに囲まれたPerfumeの3人の姿が! 一気に気分も盛り上がり、無理してでも来てよかったなぁとマジで実感しましたよ。
  ステージは、アイドルらしくアリーナ中央とステージ両サイドに長い花道があり、大会場なのに3人がすごく近く見える。そして、客層は女性が多いのに驚きました。あ〜ちゃんの「男の子、女の子、そうじゃない人!」のコール&レスポンスで、女性の声もしっかりと上がる。去年の新潟LOTSは男性率95%でしたが、今回の男女比は7対3くらいかな。ここまでくれば国民的アイドルと言っていいでしょう。
 そして、必殺の“チョコレイト・ディスコ”は、何度聴いても最高。この瞬間に間に合って本当に良かった・・・。結局、ライブを観れたのは最後の30分だけでした。でも満足じゃ。

(途中からのセットリスト)
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
ジェニーはご機嫌ななめ
チョコレイト・ディスコ
Puppy love
(アンコール)
パフューム
願い

 アンコールの最初のMCでは、7月のアルバム発売と8月からの全国11カ所17公演のツアーが発表されました。これは・・・行くしかねぇよ、ていうか、何カ所行けばいいんだ(笑)。
 最後の曲は、定番だった“wonder2”に代わって“願い”。これはすごくいい曲。中田ヤスタカの才能にホレボレしますよ。

 スタンディングではない会場でのPerfumeは初めての体験でしたが、ゆったりと観れるっていいですね(笑)。1年前はキャパ600人のライブハウスだったのだから、本当に彼女たちは大きな存在になりました。
 向上心を持ち続け、支えてくれる人達への感謝を忘れずに、夢に向かって努力を続ける彼女たちは本当に素晴らしい。日本の若者も捨てたもんじゃないなと思います。

 今回のライブの難点を言えば、ステージ3カ所の花道に3人が別々にいることが多かったので、3人揃ってのダンスがあまり見れなかったこと。ま、それは私が終盤の盛り上がりタイムしか見ていないからだと思いますが。
  もう一つは、代々木体育館の音響特性のせいですが、PAの音に迫力が無かったこと。Perfumeの口パクライブの場合、音圧が低いと、ただCDを流して、踊っているだけみたいに見えてしまうんだな。やはりクラブ仕様の重低音サウンドで聴いてこそ、Perfumeの強力な楽曲の魅力が伝わるというもの。

 ライブ終了後は、先に新潟から来ていた友人と合流し、高速道路1000円を利用して車で日帰り。新潟着は深夜1時30分。新型インフルエンザのせいで、予想外の強行軍になってしまいました。
 このリベンジは夏のツアーで(笑)。



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