prodigy

2002年2月6日 東京ベイNKホール


4年ぶりの来日

 プロディジーの来日は、98年のフジロック以来だから、約4年ぶり。いわゆるテクノ四天王(Pridigy,Underword,Chemical Brothers,Orbital)のうち、この4年間沈黙しているのはプロディジーのみ。昨年11月のELECTRAGLIDEの時に、プロディジー来日のフライヤーが配布されていたのですが、「ついに動き出したか!」と期待してこの日を待っていましたよ。
 会場は東京ベイNKホール。私は中学生以来ディズニーランドに行ったことがないので、舞浜駅周辺のディズニー一色の光景にまずはビビりました(笑)。
 駅からバスかモノレールに乗る必要があることを知らなかったので、NKホールに着いた時は開演時間を過ぎており、フロントアクトのThe Mad Capcel Markets の演奏が始まっていました。マッドのライブは初めて観ましたが、なかなかいいですねぇ。会場に入った瞬間、もうプロディジーが始まっているのかと勘違いしたくらい(笑)の大迫力サウンド。観客もかなり盛り上がってました。


新生プロディジー?

 セットチェンジの後、登場したプロディジーは、ダンサーのリロイが脱退したので、メンバー3人、サポートはドラムとギターで、4年前とほぼ同じ編成。そして、なんと曲も4年前とほぼ同じ(笑)。“The Fat Of The Land”の曲ばっかりでした。
 98年当時は、プロディジーの演奏というのは大変衝撃的で、「テクノのライブでここまでやれるのか!?」と感服したのですが、4年経っても変化なしというのは、全く期待外れ。アンダーワールドのライブでの驚異のリアルタイム・ミックスに比べると、CD通りのアレンジで進行するプロディジーのライブは、残念ながら見劣りする。聴いたことのない曲もあったので、新曲だったのだろうと思いますが、耳に残るような曲ではなかった。
 オーストラリア・ツアーの後で日本に来たようですが、新作アルバムリリース前の新曲お披露目ライブではなく、本当に営業目的で(笑)のライブだったようです。

 



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