WIRE03

2003年8月30日 さいたまスーパーアリーナ


祝・5周年

 去年から、会場が横浜アリーナからさいたまスーパーアリーナに変わったWIIRE。ついに5周年です。
 18時過ぎにさいたま新都心の会場前に到着しましたが、開場が遅れているらしく、ゲート前は長蛇の列。ちょうどこの日は「水かけまつり」という地元の祭が行われていたようで、アリーナ前には屋台が並んでおりました。というわけで、入場の混雑が落ち着くまで、ビール屋台の餃子&ビーフンを堪能。入場前にすっかり満足してしまいました(笑)。

 さいたまに移ってからは2フロア制になりましたが、今年はセカンドフロアの奥にもう一つフロアが増えており、そこは楽器メーカーによるDJ機材のデモと蕎麦とか和食系の屋台スペースとなっていました。そのおかげか、飲食関係の混雑はかなり緩和されたようです。最初の頃は「腹減ったけど、行列がひどくて食べ物が買えない」なんてこともあり、運営面ではイマイチだったWIREも、5年目ともなるとかなり快適になってきました。

 場内が快適になるにつれて、安心して寝れるようになってしまい(笑)、年々スタンドのイス席で寝ている時間が増えている私ですが、今年も10時半から朝4時まで寝てしまいました(笑)。夕方6時から翌朝6時までの12時間イベントのうち、ほぼ半分を寝てしまったというのは笑い事ではないでのですが、キック4つ打ちを聞きながらうたた寝するのも心地よいものです(笑)。
 ELECTRAGLIDEでは朝まで起きていられるのに、どうしてWIREだと寝てしまうのだろう?
 やっぱり俺はDJプレイよりもライブの方が好きなんだろうなぁ。


ピエール瀧ももちろん登場

 そんなわけで、ちゃんとフロアで観たのは、BEROSHIMADAFのライブ、DJではWESTBAMと最後のJEFF MILLSくらいなので、音楽面ではあまりレポートすることはなかったりして(笑)。実際、DJ陣もライブ陣も毎年の常連ばっかりだし。

 DAFは「スペシャルゲスト」という扱いだったので、その筋の人にとってはかなりの大物なのだろうか? 俺は名前しか知らなかったけど。
 DAFのライブはボーカル打ち込み担当ドラムという3人編成。多分、生ドラムを使ったアクトはWIRE史上初だと思う。エレクトロなサウンドをバックに、ドイツ人のオッサンシャツをはだけて叫びまくる(笑)という、下手するとイロモノになりかねないステージでしたが、WIREの中ではいいアクセントになっていましたね。曲が終わると「ダンケシェーン!」だからね、最高ですよ(笑)。ステージ袖ではピエール瀧が踊りまくっており、観客もなかなかの盛り上がりでした。

 ちなみに、瀧は石野卓球のDJの時はステージに登場し、観客を煽ってましたが、私はロビーのプレイステーション・コーナーで、「みんなのゴルフ」で遊んでいる瀧も目撃(笑)。彼の立場は一応「出演者」なのだろうか? あれでギャラ貰えたらいいよな(笑)。
 WESTBAMは、DJ中にステージから降りて、なんとダンスフロアに突入。場内は一瞬騒然となりました。盛り上げるためなら、あの人なんでもするなぁ。
 メインフロアの最後、朝4時から6時までプレイしたJEFF MILLSは相変わらずの宇宙人ぶり。最後はレコードじゃなくて、TR-909だけでプレイしていたようです。4時まで寝て体力を温存していたので、私も思いっきり踊らされてしまいました。
 終了後、スクリーンには「SEE YOU NEXT YEAR WIRE04」とメッセージが表示され、来年の開催も決定している模様。

 私の希望としては、せっかく2フロアが使えるのだから、セカンドの方はメインと違う方向性にするとか、ライブDJでフロアを分けるとかしたらいいのでは、と思います。ま、それはフジロック的な感覚であって、クラブの感覚ではないのかもしれませんが、もっと2フロアを行き来する楽しみを感じられたら、私が6時間も寝てしまうこともなくなるかも(笑)。

 



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