GO-GO CD,VIDEO & BOOKカタログ

VARIOUS ARTISTS


 GO-GOのコンピレーション作品です。アーティスト単独でのCDリリースが少ないGO-GO界では結構重要なジャンルです。


MEET ME AT THE GO GO (SANCTUARY RECORDS 2003)

 イギリスのDJ兼パーカショニストSNOWBOY監修によるコンピレーションCD。地元ワシントンDC以外でゴーゴーのCDがリリースされるのは、かなり久しぶりなはず。
 T.T.E.D.音源中心なので、他のCDでも聴ける曲が多いのですが、SNOWBOYのお薦めということで、ゴーゴーに興味を持ってくれる人が増えればいいのですけどね。
 なお、2002年3月に来日したSNOWBOYと東京のGO-GO DJ陣は秘密会談(?)を行っており、このCDのライナーノーツのスペシャル・サンクスには、「Frasco in Tokyo (Abi,Miryo,K.S.K. and Bop Gun)」と記されています!

 

The Beat Go-Go's Fusion of Funk and Hip Hop
(Book : BILLBOARD BOOKS)
(CD : Liaison Records 2001)

 左は史上初(多分)のGO-GO界の歴史をまとめた本です。USのペーパーバックなので、当然全て英語(笑)。私はまだ読破していませんが、写真も沢山使われているので、パラパラめくっているだけでも十分楽しめます。
 下は本とタイアップした2枚組コンピCD。チャック・ブラウンの“Bustin' Loose”に始まり、トラブル・ファンク、EUはもちろん、Huck-A-Bucks、911 Entertainment などの若手のバンドまで網羅した選曲は、GO-GOの歴史と現状を知るのに最適です。
 輸入盤として国内に入荷してはいないと思いますが、私は日本のamazon.co.jpで本とCDを一緒にネット通販しました。入手は意外と簡単です。

Go Go Live at the Capital Centre (Charly Records 1991)

 これもレアなライブビデオ&CD。87年10月9日に行われた“Tribute To Go-Go Day”というコンサートを収録したもの。Chuck Brown , E.U. , Little Benny , Rare Essence など豪華な顔ぶれです。
 CDは91年に仙台HMVで入手。今にして思うと奇跡に近いですな。
 ビデオはDJ KSKさんから譲って頂きました。大感謝です。

GOOD TO GO GO (JIMCO JAPAN 1992)

 90年代初頭のジムコによる怒濤の(いや無謀な?)GO-GOリリース・ラッシュの中で発売された日本盤コンピレーションCD。
 収録曲はHARD TO BEATのVol.1と2とほぼ同じ。発売当時は購入は見送ったのですが、D.U.B.の相方・伊藤さんが買っていたので、今さらながら譲ってもらいました。
 改めて吉岡正晴氏のライナーノーツを読んでみると、当時私が思っていたとおり、HARD TO BEATのVol.1と2を再編集したコンピとのこと。
 ただし、Chuck Brownの“WOODY 'S MOOD”という曲だけは、日本盤のみに収録されています。この曲はタイトル通り“MOODY 'S MOOD”と“WOODY WOODPECKER”をまとめてスタジオ録音したような感じの曲です。

 

HARD TO BEAT GO-GO VOLUME 1&2  (Style Records 1989)

 入門編として最適なオムニバスですが、現在では入手困難でしょう(ま、GO-GOのCDはどれもそうですが)。Chuck Brown , E.U.はもちろん、SLUG-GO ,TILT ,AM/FMなど多彩な顔ぶれで楽しめますが、1枚目と2枚目でダブっている収録曲があったりして、結構雑な編集です。

 


(CD2枚組)


(CD1枚版)

WASHINGTON GO GO SOUND ATTACK (BCM Records)

 ドイツの復刻専門レーベル(多分)がコンパイルしたシリーズ。GO-GO全盛期の代表曲を完全網羅という感じで、非常に充実した内容です。
 また、ライナーノーツのデザインもGO-GOテイスト爆発で、愛が伝わってきます。
 このシリーズはCD2枚組バージョンと曲数を圧縮した1枚バージョンの2パターンがあります。2枚組は2004年5月、1枚版は2005年5月にヤフオクで入手。


(CD2枚組)


(CD1枚版)

WASHINGTON GO GO SOUND ATTACK VOL.2 (BCM Records)

 こちらのVol.2はライナーがシンプルですが、Chuck Brown や E.U. に混じってかなりマイナーなアーティストも収録。曲調もバラエティに富んでおり、Vol.1に負けていません。Chuck Brown とTrouble Funk の共演もあり。
 Vol.2もCD2枚組と1枚組の2バージョンあり。1枚版は1993年頃、今は無き渋谷クワトロのWAVEで購入。2枚組は2005年5月にGEMMで通販しました。

Let's Go Go Christmas (Liaison Records 1991)

 クリスマス・ソングの数々をGO-GOでカバーするという冗談みたいな企画ですが、内容はいい。やはりChuck Brownのジャジーな味わいが格別です。

 

GO GO CHRISTMAS (Century Records 1992)

 上記のクリスマス・アルバムの日本盤(!)。発売元のCentury Recordsという会社は正体不明です。ジャケットを見れば分かる通り、「GO-GO」ではなく、「クリスマス」にスポットを当てた企画として発売したようですが、ちょっと無理があるような(笑)。
 2004年6月にヤフオクで入手。

CHRISTMAS A GO-GO (JIMCO JAPAN 1994)

 こちらも同じ内容の日本盤。GO-GO日本盤の本家(?)ジムコからのリリースで、日本語解説付き。
 帯のキャッチ・コピーによると「ハッピーでファンキーなゴーゴー盤クリスマス・ソング集」とのこと。
 2005年5月にヤフオクで奇跡的に新品を入手。

THE INNER CITY GROOVE (Liaison Records 1993)

 チャック・ブラウン、トラブル・ファンク、レア・エッセンスと豪華な顔ぶれですが、93年リリースの割には古い曲が多く、どうもパッとしません。

 

THE GO GO POSSE  (I Hear Ya! Records 1988)

 ワシントンDCのインディー・レーベルのコンピ。GO-GOの主要なアーティストが勢揃いしているので、DCでは重要なレーベルだったと思われます。

 



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