2000年1月7日(金)

そろそろ日が暮れなずんでくる頃、気に入った食器を買えたドゥニャンのショッピング欲が満たされ、すわ!観光!!

と、相成るが。

この時間どこへももう行けない。

お腹も空いてくるけど・・・。
「ママァ、ママのせいだよ。お腹が空いたよぉ」
とは、恐くって誰も言い出せない。

「何にも見てないよ。ママのショッピングのせいで。」
とは、言わせない!

よし!!これからこそが本番なのだ!
行くぞ!

トレヴィの泉へ。

よしんば今回ここローマで何も見られなくっても、トレヴィの泉にコインを投げ込んでおきさえすれば、必ずもう一度ここに来られることになっている。

暖かいジンクスは信じようではないか。

とにかくトレヴィだ。

ここで写真をとって、コインを投げて、
「大人になったら、また来られるからね。ローマへは!!ママを信じて!!」
と、力強い励ましを子ども達に与えながら、ものの5分も経たないうちに去る。
さて、今日はバチカンへも行っておかないと。

だって、今日はそのためにローマにいるんだもの。




ところが、残念。
すっかり暗がりになったローマの街で、しかもバチカンのサン・ピエトロ寺院はおしまい。
美術館は正午まで。
広場の前に佇んで、お土産物屋さんに行く。どれもこれも宗教色が強くって、なんか食あたりを起こしそう。
エンゼルたちを見ていても、「地獄の沙汰も金次第」ってことわざが口を突いて出てくる始末。


広場に立って、サン・ピエトロのキューポラを仰ぐ。
また、絶対に来るよ。必ず。


ごめんなさ〜い。今は素直に自分の行いを反省しています。
子ども達、なんといい子たちだったか。
なんの文句も言わないで、ママに好きなことをさせてくれて、その上冬のローマの街角に立ち尽くしていたとは・・・・。


お昼の御飯もなく、ジェラードだけで誤摩化された二人。
しかも夕食はそのへんにあるトラットリアでスパゲッティなどを食べてお終い。

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