1999年3月28日(日)
キトリ:ジャンナ・アユーポヴァ、バジル:アンドリアン・ファデェーエフ、ドンキホーテ:ラマン・スクリプキン、サンチョパンサ:セルゲイ・コンスタンティノフ、ガマシュ:アレクセイ・セミョーノフ、エスパーダ:ニコライ・ゴドゥノフ
指揮:バリース・グルジン
演出:プティパ=ゴールスキー
4幕はまるでバレエコンクール。バレエとしては技術なんかはしっかりしているが、それ以上のオーラがない。ロシアのバレエ。あるいは日本のバレエ。
舞台装置や衣装もくすんでいて、みるからに安物のつくり。ドンキホーテが本物の白馬に、サンチョパンサがロバに乗って登場するも、全体につながってない。オーケストラはゲルギエフが鍛えているからか音量こそとても大きいけど、意外にもボリショイの方が繊細です。
全体的に南国スペインの雰囲気はほとんど感じられず、みていて寒くなりました。他の演目に期待したほうがよさそうです。
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