電話 03(5216)8585 住所：東京都千代田区二番町14-1
麹町駅6番出口。出たところの建物のブロックのちょうど真後ろ。地下鉄半蔵門駅からだと徒歩5分。

昼：11:30〜14:00(L.O.)、夜：18:00〜21:00(L.O.)　
定休日：火曜

2012年9月

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総合力に優れたレストラン

食べたもの

アミューズ◎サーモンマリネとリエット

前菜◎フォアグラのポワレ　バニュルス

魚料理◎タラバ蟹と三種の野菜　クリーミーなソース

グラニテ◎シャンパーニュのグラニテ

肉料理◎骨付仔羊背肉のロティと各種野菜のグラッセ

チーズ◎エポワス、コンテ、ブリア・サヴァラン、ブリー

デザート1◎紅茶のブランマンジェ

デザート２◎マロンのカネロニと青リンゴのソース　ラムレーズンのアイスクリーム

小菓子

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• 夜のメニューはコース2種類(10500円と15750円)。これにサーヴィス料10%が加わる。アラカルトもある。

  今回は10500円のコースをいただいた。アミューズ、前菜、魚料理、グラニテ、肉料理、デザート2品という構成。前菜は4種類、魚料理は2種類、肉料理は5種類、デザートは5種類から選択できる。
  チーズと小菓子がシャリオで出されるのでこのコースで重量級の量となる。15750円のコースだと、さらにスープが付く。
  詳しくはお店のHPを参照のこと。

• 料理は基本に忠実に作られた穏やかなクラシック。正確さという面ではかなりレヴェルが高く、料理については1年半前に訪問した時の感想と変わらない。ただ「基本」の規範はフランスなので塩がきつい料理も結構ある。

  もちろん二つ星をとるだけあって(二つ星をとるレヴェルか？という声もある)どの料理もおいしいし、十二分に満足できる。ヴァリエーションは豊富で、食べたい料理が必ずみつかるメニュー構成になっている。コース料理を堪能した〆には18種類もの小菓子がシャリオで供され、好きにならないでこのレストランを後にするのは難しい。

• ただ流行の先端を走ったり、尖った挑戦をすることを避け、敢えていえば料理は脇役に徹することを目指しているみたい。料理を食べることを主目的にするのではなく、会食者の親睦を深めたり、商談を成立させたりという、何か他の目的のために場所と時間を提供する場所としてこのうえなく心地のよいレストラン。それほどたくさんのサーヴィススタッフがいて、必要があればすぐにきて笑顔で願いを叶えてくれる。こういう個性のレストランは貴重だと思う。

• ワインリストも料理と同じくヴァラエティーに富み、飲みたいものにたどり着ける構成となっている。しかも値段は抑えめ。

• 会計は2人で36613円。内訳はコース料金(10500円×2)＋ハーフシャンパーニュ(5880円)＋赤ワイン(7980円)＋シャテルドン(1575円)＋サーヴィス料10%(3328円)―カード会社特典の割引15%(3150円)。

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