Grand Vefour グラン・ヴェフール 電話：01-42-96-56-27 住所：17 rue de Beaujolais , Paris, France パリ第1区
地下鉄パレ・ロワイヤル駅下車。パレ・ロワイヤルの北側の一角。
2005年10月3日(ランチ)
フランス革命前の1784年、パレ・ロワイヤルにできたカフェ・ドゥ・シャルトルの建物内に現在のグランヴェフールがある。
食べたもの (三人分)
アミューズ ◎海老のムースと海老の天ぷら
前菜 ◎鴨のフォアグラ、ブレス産若鶏の腿肉と肝臓のパテ、甘酸っぱいハツカダイコン
魚料理 ◎ローストした海草と野菜の詰め物をした鯛、生と火を通したフェンネル、コリアンダーのジュ
肉料理 ◎仔羊の肩肉、そら豆とトマトのコンフィ、花キャベツとブロッコリー入りのクスクス、セイヨウヤマハッカのジュ
チーズ ◎ワゴンのチーズ
デザート1 ◎パイナップルのカラメリゼ、コリアンダーのグラニテ、ロシェのミルクがけ、緑茶のエミュルション
デザート2 ◎チョコレートづくし、ゲランドの塩添え
デザート3 ◎アイスとソルベ、フルーツ添え
ミニャルディーズ ◎小菓子
サヴォアのケーキ ◎シフォンケーキ
飲んだもの
Taittanger Brut Reserve/Champagne
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メモ
2000年からミシュラン三ツ星4本フォーク(赤)。
フランス革命前の建物だからか箱は小さい目。椅子やテーブルは大きくなく少し窮屈。だけど他に類を見ないほど内装は豪華。まるで昔の貴族の建物を転用した美術館。鏡と鏡の間の壁の装飾や天井画は見もの。
ランチのコースは前菜、メイン、デザートそれぞれ１品にアミューズ、チーズワゴン、ミニャルディーズがついて75ユーロ(約10500円)。共に3〜4種類から1つずつ選択でき、ランチとはいえとても魅力的メニュー。
アラカルトは前菜6種類(68〜86E)、魚料理5種類(74〜86E)、肉料理5種類(70〜78E)、デザート5種類(28E)。前菜、メイン、デザート1品ずつとるとして23240円から28000円。
ワインは多種類を揃えているというがリストは割と簡潔。他にソムリエお薦めとして安旨ワインが別建てでリストされ、白はシャブリ02など4種類(58〜65E)、赤はシャトー・プジョー99など5種類(55〜85E)。オーナーであるテタンジェのシャンパーニュはボトル95ユーロ。
二ツ星時代の1999年のランチは345フラン＝52,5ユーロ。2000年版ミシュランには360フランとあるが、三ツ星になったからかその直後(3月)にお店でメニューをみたら390フラン＝59,5フラン。2〜３年前は70ユーロで現在75ユーロ。ということで、このお店だけのことじゃないけれど、どんどん値上げをしている。
料理はどれもとても凝ったもの。主菜と副菜、そしてソースの組み合わせが絶妙。前菜のパテはさすがにフォアグラ以外の分量が多かったけれど、それでも十分に満足できる1品。チーズのワゴン はお見事。特にコンテがおいしかった。つい食べ過ぎて、最後にサヴォワのシフォンケーキが苦しかった。
狭いからか給士人の多さが目立つとともに、ワインを勧めるソムリエのせいで後ろをお客が通れないという三ツ星らしからぬ場面があった。サーヴィスはまぁ普通だけど、シャンパーニュやお茶を少しこぼしたりすることがあったりとこのクラスとしては少し落ちる。席を離れている間に運ばれたアイスは一度さげて冷やされ、戻って来るとまた出し直すというところはさすが。
月曜の昼ということもあってか、ネクタイもせずジーンズ姿で普段のランチの延長のように食べにきているやや年輩のフランス人3人グループがいた。また、隣の2人席はなんと最後まで空席。
会計は三人で408ユーロ(約57120円)。内訳は75E(コース)×3＋20E(グラスシャンパーニュ)＋140E(ワイン)＋6,5E(ミネラルウォーター1P)＋5,5E(お茶)×3。税・サ込み。
アヴィラントの皿、Europ Felixのカトラリー、ワイングラスはバカラ。
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7月下旬に予約をしようとファックスすると、10月の受け付けは8月からとの返事がe-mail来た。前日までに予約の再確認が必要。
シェフ&支配人：ギィ・マルタン(Guy Martin)
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Grand Vefour グラン・ヴェフール （ランチ）
