電話&Fax: 06-6251-4006
住所:〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-19-15
心斎橋駅からDiorとChanelの間の小道へ。2つめの角右手のビルの3F。
11:30〜14:00(ランチは水、木、土、日のみ)、17:30〜21:00(L.O.) 定休日:月曜日
2010年8月
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この回の点数評価は<6、3.5、3=12.5点>
コート・ドール仕込みの「水のソース」を味わえるけれど・・・
食べたもの
前菜1◎3種類のフォアグラと3種類の桃 ブリオッシュ風味のピューレ添え
前菜2◎国産鮑と車海老の温製料理 胡瓜のスープと共に
魚料理◎金目鯛のポワレと夏の”竹の子” 熊本産緑竹とご一緒に
肉料理◎フランス産エトフェピジョンとそのジュ 腿肉と胸肉
デザート◎爽やかな葡萄 ラム風味のグラス添え
小菓子
後者二つの肉料理は選択できる。値段は税込み。ランチタイムにサーヴィス料はとらない。
今回は「季節の特別ランチコース」(6825円)を選択。 詳しくはお店のHPを見てください。
その経歴がよくわかる料理群。フォアグラや肉汁のソースを中心にした濃厚な料理と、野菜や果物を中心にした料理を交互に楽しめる。底に流れているのは素材の味を可能な限り手をかけずそのままに提供しようという姿勢で、目指すのはカロリー控えめなヘルシーなフランス料理。
シェフの特徴が一番あらわれていたのは前菜。フォアグラと桃が対等の関係でシンメトリックに組合せられ、やや重めのコースになるのかなと思っていると、次に出されたのはフランス料理では濃厚系のソースに合わせることが多い鮑や車えびを胡瓜のソースで仕上げた超あっさり料理。
続くメインも魚料理は余計なソースを加えずに、素材をポワレした(だけの)ようなもので、鳩料理もなぜか濃厚になりすぎない。
というわけで、全体的にベルナール・ロワゾーの影が濃厚。慣れていない私にはもっと美木シェフの派手さが欲しかった。
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