ル・ミロワール
- 2000円(前菜、メイン、デザート)
- 3800円(前菜、スープ、メイン、デザート)
- 5000円(前菜、魚料理、肉料理、デザート、お茶)
上記の値段に税金およびサーヴィス料5%が加わる。
今回はメイン1品のコースを選択
詳しくはお店のHPを参照。
着席して随分たってから運ばれた1皿目はパテで「豪華なアミューズ!」と喜んだら前菜だったし、メインの鴨料理にはホワイトアスパラとアスペルジュ・ソヴァージュが入っている一方で、鴨肉は小さなものが4切れ。運ばれて来た時には前菜かと思った。アスパラはフランス産とのことだが、香りは抜けており、食感も緩く、ほとんどマスタードの味がするのみ。スープは帆立がタップリと入っており、贅沢感を味わえた。
デザートは定石とおりといえばその通りだが、フロマージュ・ブラン、苺、フランボワーズのクーリ、ピスタチオを合わせただけで、きわめてシンプル。
都会と変わらない値段だが、アミューズも小菓子もないのは寂しいし、前菜は小ぶりで、メインの鴨肉はごくわずか。その意味で、地方都市だからこそ存在意義があるお店。
シェフの腕は確かで、クラシックでしっかりとしたフランス料理を人口45万人の地方都市で食べられるという意味でありがたいレストラン。ただしそれ以上ではない。
