BRONZEプリ・ドール

電話086-234-7000(代) 住所:岡山市駅元1-5(ホテル・グランヴィア内)


  1997年2月24日

 

アルカンシェール(岡山国際ホテル)で前回フレンチを食べてガックリきた私たち。

ホテルは駄目なのかなあ。いやあ、そんなはずは…とブチブチぶつぶつ言いながら、ちょっとお試し。

ランチのコース。4000円と6000円。たっぷり食べたいと二人揃って6000円(アミューズ、前菜、メインが2品+口直しの冷菓、ワゴンケーキ、紅茶)のコース。4000円だとメインが一品、口直しの冷菓なし。


◎アミューズはオックステールのゼリー寄せ。

オックステールの煮込みが少し入ったゼリーの中に薫り高いセロリのほろ苦さが全体の味を締めていて、美味。生クリームが一さじ分だけかけてあって、それが妙にマッチしていた。逸品。
 

◎メゴチと帆立貝の蒸し物、サーモンのホグシ身入りマヨネーズソース和え。

セルクルに詰めた件のマヨネーズソースに帆立貝とメゴチの白ワイン蒸しが口の中で爽やかに広がります。蒸し具合もちょうど良くマヨネーズのトロリ感と魚介のスルリ感で口が楽しみます。そこにエストラゴンとピンクペッパーを添えて、色目の楽しさも味わいました。
 

◎ジャガイモのポタージュ
いつものあの味。この一品。変に凝りすぎてないところがランチ。でもなかなかおいしい。何度食べても(飲んでも?)大好きなポタージュ。

◎黒鯛のソテー、ポロねぎとプチトマトのソテー添え、オリーブオイルとバルサミコのソース。

黒鯛のソテーが本当においしい。繊維が細かくお魚がとっても新鮮なのが良くわかります。その上にカリっとしたポロねぎの千切りフライがフワーと乗せられています。それに気取らないプチトマトのあっつーいソテー。お料理の色がどちらかというと地味なので、プチトマトの小さな赤がとってもいいアクセントになっています。イタリアン・パセリも添えられ、ランチとしてはオシャレな一品になっていました。
 

◎カシスのシャーベット

小さなワイングラスの中にガーネット色よりちょっと暗めのシャーベット。グラスの下に敷かれたカットワークのレースが見事!お口直しにさらりとした一品でした。
 

◎牛フィレのステーキ、季節の温野菜添え

あまり大きくはないけれども、しっかり厚みをもった牛フィレステーキの焼き具合はミディアム・レア。肉汁がまったく逃げずにおいしい。丸く切られた肉の上には椎茸のソテーが乗っかっています。マイタケのソテーを添えて、長芋とポテトのボイルしたものを上手く卵を絡めいため。まったり甘いボルドーソースとぴったりの息。
 

◎最後にワゴンのケーキ。

ケーキ自体は標準的なものだけど、好きなだけ選べ、十分な厚さに切ってくれること(ケチ岡山ではこのサービスがないんだなぁ)、メートルがお皿に盛りつけてからチョコレートクリームで線を描いて飾り付けてくれたことが嬉しかった。
 


メモ


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