電話078-221-0211 住所：神戸市中央区山本通2-2-13シルクハイツII B1F
昼：11:30〜14:00、夜：17:30〜21:30(ラストオーダー)　月2回休み

最寄りの駅は三ノ宮。駅より北野方面へ。北野坂をあがり、西村珈琲店を越えた次の角を左折。2分くらい歩き、左手にある「シルクハイツ」の地下。三宮駅から徒歩12分。
タクシーの場合「北野坂横、三星堂の前まで」といえばよい。三宮からワンメーター。
ハンター坂から行く場合は松竹タクシー本社を越えたところにある「フォリア」の角を右(北野坂方向)へ曲がり、カレー専門店「シャミアナ」をこえたところ。三星堂の斜め前の「シルクハイツ」の地下1階。

2010年9月

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食べたもの

アミューズ1◎フォアグラサンド＆ベーコンのキッシュ

アミューズ2◎フォアグラのブリュレ仕立て

前菜1◎アスパラのムースと泡　

前菜2◎アニョー・ドゥ・レのパテ

前菜3◎ハモとクスクス

前菜4◎伊勢エビのミキュイ

前菜5◎毛ガニのタルタル

魚料理◎マナガツオのポワレ

肉料理◎豪産穀物肥育カレ・ダニョーのロティ　クスクス添え　ジュ・ダニョー

デザート1◎パッションフルーツのジュレ　ライチのシャーベット

デザート2◎黒いちじくのサバラン　ライムのパルフェと共に

小菓子◎レモンのマカロン、パイナップルのパート・ドゥ・フリュイ、ショコラ、ギモーヴ

• ディナーは価格改定があり、メインのみ選択肢のある6825円、シェフお任せの8925円、10500円、13600円と4つのコースがある。これに5%のサーヴィス料がかかる。

  今回は一番安いものを選択。アミューズ2品、前菜、魚料理、肉料理、デザート2品、小菓子、お茶という構成。
  メニューについて詳しくはお店のHP(シェフのブログもあります)を見てください。

• 久々のルセット。前半はおいしく楽しくいただけたが、後半は失速気味。

  よかったのはアミューズ2品目とデザート1皿目。前者はフォアグラのとろける感じとブリュレのざらざらと焦がした香りがうまく融合していた。後者は夏料理で料理のあと口の中をさっぱりさせるという狙いがあるのだろうけれど、しっかりと酸味が効いていて攻めの料理になっていた。

  ただ全般的に、今回のコースを食べた限りでは、シェフの個性が後退していたのが残念。最近流行の小皿料理とオーソドックスなクラシック、素材を生かすシンプルな料理とソースを強調する濃厚な料理の間で揺れているような印象を受けた。

  厨房スタッフは4人で少数精鋭になったとのこと。だけど魚、肉とも火の入れ方がゆるく、精密な「決め」に欠けていて焦点がぼやけ気味。

  デザートのサヴァランは生地が荒め。ラム酒は十分に染み込んでいるのに、パサパサした感じ。

• サーヴィスはマダムの醸し出すゆっくり落ち着いた親しみを感じさせる雰囲気がいつもながらいい。常連さんだけではなく、どのテーブルにもできるだけ時間をとってお話する機会をもっているよう。

  ただそのためにお願いしたいことがあっても振り向いてもらえないということがあり、他のスタッフがフォローするということもなかった。

• 会計は2人で14332円。内訳はコース(6825円×2)＋サーヴィス料5%(682円)

• オーナーシェフ：依田英敏

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