ちょっと前の話だけど・・・アフガニスタンの首都カブールで、 

殺人罪で死刑判決を受けた男2人を被害者の肉親が処刑する「仇討ち」が公開されたというニュース・・・

ビックリ、びっくりの驚きよね。

イスラム原理主義勢力カリバンは、 市民に綱紀粛正を徹底させるため、

なんと2ヶ月前から 毎週この公開処刑を行っているんだって!

綱紀粛正を徹底させるためというところが凄い。

処刑場である市内のスポーツ競技場には、数千人の市民が集まり、

被害者の父親と息子が両手両足を縛られた犯人二人を刺殺した・・・そう、刺殺という殺人をやったのよ。

きっと、ナイフかなにかでブスーッとやったんだと思うけど

さすがの真紀子も、座り込んでしまいたくなるほどショッキングなトピックで思わずオシッコを漏らしてしまい、

買ったばかりのパンツなのに、♀♀♀♀の部分が黄色くなってしまったわ。

真紀子もHPの中で「ぶっ殺したろか!」とか 「死ね!」などと、かなり過激な言い方をしているれど

これは、マンガや低俗テレビ等からのコピーワードにすぎず、批判メールが多いけど単なるお遊び言葉よ。

真紀子という人間は極めて温厚で気弱な性格なの。

だから、大量虐殺とか多人数の死亡事故などのニュースを見たり聞いたりすると、

貧血気味になって顔から血の気が無くなるのよ。オシッコ漏らしなんて日常茶飯事・・・これ、ホントよ。

ま、それはともかく、時評トークHPの主宰者としては、心を鬼にしてコメントを書かなくてはならないわよね。

で、ひとつの見方を。

真紀子は、HPの随所に書いてあるとおり死刑制度認知論者 なんだけど、

これに対して「人が人を裁く権利があるのか?」という反論メールがとても多いの!

それはそうだけど、殺された人の親とか恋人とか兄姉とかの 怒りはどうするの?

というところが極めて不明朗。

死刑制度廃止論者の主張は「ま、それは被害者にガマンしてもらうしかないだろうよ」

ということなのでしょうけどイマイチしっくりこないわよね。

死刑は「国家がやることだからいいんだ」という理屈は「戦争の人殺しは、国家の命令によるものだからいいんだ」

というのと同じであり、これが何ともへんてこりんな理屈だということは、真紀子にも十分わかっているわ。

スイッチを入れるのは、刑務所の職員という人間なのでしょうし銃の引き金を引くのはこれまた兵隊という人間なのですからね。

もうひとつ、大事なことがあるわ。

それは、冤罪による死刑の執行よね。

裁判が間違っていたら誰がどう責任をとるんだ?という主張。

これに対しても、真紀子、バキッと答えられないわ。

そういうことのないように努力するという国会議員の答弁のような言い方しかできないわ。

更にもうひとつ、しっかり反省・後悔し、余生を被害者や世のため他人のために尽くすことによって

償いたいと更正しているにもかかわらず処刑するのか?という意見。

これもギリギリ詰められるとツライところね。

橋本龍太郎首相が佐藤孝行を国務大臣に任命した時に

「一度、罪を犯してしまうと、ヒトは生涯それを 背負わなければならないのか?」と言っていたけど、

その馬鹿な発想と通じるものがあるようで恐いわ。

死刑台にあがる瞬間まで「人を殺して何悪い?」と反省もせずにわめきちらす殺人犯って少ないはずよ。

死刑執行は「報い」や「類似犯の再発防止」を目的とするのでしょうから、

凶悪犯が無くならない限り選択肢のひとつになることは、ある程度やむを得ないと真紀子は考えてしまうのよ。

でもね、だからといって、このアフガニスタンのように、直接の利害関係者同士で決着をつけちゃえ!

ということにすれば、今度は、殺された犯人の関係者が逆仇討ちの正当性を主張して際限のない話となり、

いわゆる「殺人連鎖」が起こるわよね。

だから、これは、やっぱり認めるわけにはいかないわよ。

ただし、対アメリカは、特別よ、これは、絶対許されるから安心して!

何故って? それはね、ヤンキーの考えることややることは、常識はずれで度が過ぎているからよ。

と、分かったような分からないような話になったけど真紀子流に考えた末の結論は、次のふたつね。

第1、裁判をキチッとすること。

第2、裁判の結果、凶悪犯とされたものについては死刑もやむなし。

で、その裁判が問題になるんだけど、これは、必ず誰かが、

あくまで人間が人間の手でやらなければ 社会生活というものは絶対に成立しないわ。

これは、どこの国のいかなる歴史を見ても厳然と存在していたし、絶対必要な制度。

ヒトがそれをやるのは、他に方法がないからよ。

ということで、とりあえずは 日本の今のやり方で「ほぼ良い」という考え方よ。

何故、「ほぼ」なのかというと、覚醒剤をやったり酒で泥酔しての犯行は

心神喪失とかの理由から罰を減じるという今のやり方には絶対反対だからなの。

これ、逆よ、絶対間違っている。

父から聞いた話なんだけど、 昔は、交通事故を起こしても酒を飲んで運転していたのなら、

シラフで運転していたのより罪が軽くなったんだって!

信じられないような話だけど、事実なんだってよ!

今は、全く逆でしょう? これ、逆で正しいのかしら?

冗談じゃあないわよね。

覚醒剤でラリッていたり、酩酊でメロメロになっての犯罪は罪が軽くなるというんなら、

真紀子、毎日、思いっきり酒を飲んで泥酔しバタフライナイフを持って暴れに暴れてやるわ。

真紀子は、簡単に泥酔できるんだから・・・・。

で、「ごめん、酔っぱらっていたモンだから」でいいんでしょう? 

ねえ? そうなんでしょう? 違うの裁判官殿。

被害者の気持ちを分かっちょるのカーッ!

チマチマチマチマしていると、そのうち、真紀子がクロネコヤマトでお主をアフガニスタンに送り、公開処刑にしちゃうわよ。

ったく、もう。許せないわ!

 

いかがでしたか? 貴方のご意見・ご感想をお寄せ下さい。