フィリップ・ハワード著の「常識の死」、面白いわよ。

絶対一読をお勧めよ。

著者は「規制からの自由」をモットーとするアメリカ人行動派弁護士なんだって。

いるのね、アメリカ人の中にもまともな人が・・・初めて知ったわ。

いろいろ面白い内容が盛りだくさんなんだけど、それをここで取り上げることはしないので、皆さん、本を読んでね。

さて、どこのテレビ局だったか忘れたけど「秘境とニッポン交換生活」という番組見たことない?

第1弾からシリーズで続いていて、もう第5弾くらいまでいっているはずだけど・・・・

それくらい面白いというかいろいろ考えさせられる番組で、多分視聴率もそこそこ高いはずよ。

内容は、日本と発展途上国の家族がそれぞれ1週間くらいづつ、それぞれの国で生活体験をするというもので、

日本人家族は、電気もガスも水道も自転車も時計もなく、年中裸で靴も履かず、食料といえば虫とか木の実とか、

たまに蛋白源として肉も食べるんだけど、これがまた、内臓も食べ血をも飲まなくてはいけないという超スゴイ体験なのよ。

逆に発展途上国の家族は、生まれて初めて服を着、靴を履き、電気・水道・ガスに触れ、テレビを見、風呂に入り、

スキー・スケートをし、米のご飯を食べ、スーパーマーケットで買い物をし、布団に寝る・・・。

これはもう、当人にしてみるとカルチャーショックなんて生易しいもんじゃぁないわよ。

真紀子ね、この番組を見てもの凄く考えさせられたのは、体験が終了する頃に、持ち帰るお土産を用意する段階での話よ。

発展途上国の家族は、何を選ぶと考えます?

普通なら時計とか自転車とか望遠鏡とかガスライターとか切れ味の良い刃物とか丈夫なロープとかスコップとかよね。

ところがナント、彼等は、お守りにするんだと言って小さなキーホルダーのようなグッズを選んだのよ。

使い古しの大きな鍋を希望した家族もいたわ。

要するに欲がないのね。

近代文明(文化)に触れて「凄いな!」とは思っても「私も僕も・・・」とは思わないし、望まないのよ。

パトリオットミサイル?宇宙開発?何、それ?という感じね。

インターネットなんて全く無用だわよ。

だって、通信手段はたき火によるノロシだもんネ。

それで、十分間に合っているんだから。

そろそろこのテーマ、オチを付けて閉めなければいけないんだけどどうしようかな?

また、アメリカをターゲットにしたのではワンパターンだし、

えーい、この際、真紀子のインターネットメール友達を犠牲にしてやれ!

ねぇ、○○さん、メールで真紀子の住所は何処?なんて聞かないでよね!

そんなこと知らなくたって、貴方の日常生活には何も不便は感じないでしょう?

人間、「欲はほどほどに・・・・」よ!

 

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