デパート等の展示品を引っかき回すのは、やめて！

できることなら「特に、衣類」と限定的に話をしたかったけど、

考えてみるとオバタリアンというのは、何もかも片っ端から引っかき回す動物なのよね。

それは、食品も電化製品も日用品もおもちゃも薬も本も靴もカバンも化粧品もレコードも

カセットテープも・・・・数え上げればきりがない・・・・まるでアライグマだわ。

真紀子だって、もとのようにキチンと並べておけとは言わないわよ。

だけど、泥棒に入られたタンスのようにグジャグジャにして、「はい、さよなら」はないでしょう。

オバタリアンというのは、好きなだけ商品を引っかき回して、結果的に買うのはせいぜい２％か３％よね。

客なら何をしても許されると思っているんじゃあないの？

冗談じゃぁないわよ。はた迷惑よ。

一度、そういう職場でパートか何かで働いてみたら？

たった一日経験しただけで「商品を引っかき回すお客には本当に頭に来るわ」とわめき散らすはずよね。

それと、貴金属類・・・・全然買う気もないくせに見栄か妬みか何か知らないけど、手に取り、光にかざし、ジーッと睨み付ける。

最後は、決まって溜息をつき「また来ます」とか「もう少しよく考えてみる」などと言って引き上げる。もう２度と来なくてもいいわよ。

いくら考えてみても金のなる木があるじゃあなし、買えないものは買えないのよ。

ケチというのは、そう簡単に直らないのっ！

まず、整形手術が先なんだよね、整形手術が。

しょせん「猫に小判」なんだから。目覚めなさいよ。

真紀子もちょっと言い過ぎがあるけど、オバタリアンも、もう少し可愛くやってくれれば

自然に味方ができるというものなのよ。

努力が足りないのよ努力が！

勝手すぎるのよ、やることなすことが！

真紀子は、絶対オバタリアンにはならいわ。

決ーめた。ホホイノホイ。

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