真紀子の妹はミーハーです。毎日が楽しくてならないという年代。
当然、日常使う言葉もミーハー言葉。
皆さんは、ミーハー言葉の何たるかについて十分ご承知よね。
あれって使う人によっては可愛いと感じる場合もあるけど、
おかしな人がおかしな場で使うと「何だこいつは!」と腹が立ってくるわよね。
いや「ゆるせねぇ!」と爆発したくなり場合によってはキレてしまうわ。
特にそれを感じるのは、いい年をした中年がテレビで、尻上がりイントネーション言葉や「・・・・みたいな」を連発している姿よ。
真紀子が、ミーハーちゃんのミーハー言葉を許す理由は、彼(彼女)等が
ミーハー年代を過ぎれば正しい日本語を話すようになると信じているからなの。
つまり、彼女がミニスカートをはいたりルーズソックスをはいたり
彼氏がゲジゲジ髪型にするのは一過性のはず・・・・そう思いたい・信じたいのよ。
であればこそ、それらは若さの象徴としてほほえましかったり可愛かったり・・・・若さ故の自己主張として笑って看過できるのよ。
真紀子もそうだったもの。
けど、今は、いい娘よ。ホント!
最も恐ろしいのは、中年おじさんやオバタリアン達の中に
「ミーハー言葉を使用することが若さなのだ」と勘違いしている御仁がいることよ。
想像してもみよ。ルーズソックスをはいた50歳代の女性の姿を。
ぞっとして、キーボードを打つ手さえ震えるわ。
それと同じように、尻上がりイントネーション等のミーハー言葉の使用はミーハーちゃん限定に徹してーっ!
言葉は文化よ。大切な大切な国文化なの。
これを壮年・中年以降の年代層の人々で後生に守り伝えなくて、誰の役割だというの?
大人は大人の役割をきちんと認識して、ミーハーちゃん達のやることに寛容になろうじゃぁない?
如何?
というわけで、真紀子は、ミーハーちゃん達によるミーハー言葉の使用を推奨はしないが否定もしないわ。
分からなければ「何だそれ?」と聞いてごらんなさい。
親切・丁寧に、そして得意げに教えてくれるわよ。
いいじゃん、それで。
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